イギリス英語のリスニングを聞き始めよう
本書は、イギリス英語学習者のための参考書です。アメリカ英語とイギリス英語の細かい差まで紹介されています。日常生活でのイギリス英語の発音やリスニングが学習できます。イラストが挿入されていたり単語がひとつひとつ解説されているため、わかりやすい内容になっています。
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はじめに
イギリス英語に慣れていなくても3000語レベルの英文ならやさしく、楽しく、聞き取れる!
『究極のイギリス英語リスニングStandard(スタンダド)』は、アルクの「標準語彙水準12000」(Standard Vocabulary List、SVL12000)をベスにしたリスニング教材、「究極のリスニング」シリズの姉妹編です。本書は「イギリス英語を聞き取れるようになりたいけれど、何から始めていいのかわからない」という方のために編集されています。
本書の英文は、SVLのレベル1~3(初級レベル)の英単語を中心に構成されています。難しすぎる単語がないので、イギリス英語になじみのない方でも、気楽にリスニングに取り組んでいただくことができます。
英文の内容は、日常生活、ビジネス、観光、歴史、文化など、バラエティに富んでおり、かの国独特のユモア感覚にあふれています。プロのイギリス人ナレタによる美しい発音でライブ感たっぷりの会話や、イギリス情報満載のモノログをお楽しみください。リスニングカだけでなく会話力もアップしイギリスに関する知識も増えること請け合いです。
目次
はじめに
目次
本書の特徴
本書の使い方
第1章イギリス人の日常を聞いてみよう
1忘れ物をしちゃったみたい
2天気予報をチェック
3ノ制服デ、何を着ていく?
4ブロッコリも食べなくちゃだめ!
5楽しいショッピング
6ここでニュスです。
7赤ちゃんの落とし物
8昨日の夜、あなたの家に
9郵便局にて
10何時に、どこに集合?
11メラニはいますか?
第2章イギリスのビジネスシンを疑似体験
12すみません、渋滞していて
13ウォカ・ホテルズのご案内
14シムズ部長のご予定は
15彼女のプレゼン、光ってたね
16新しい機器を導入したいんです
17注文と違うものが届きました。
18ファクス機の使い方
191週間の支店研修、
20書類の山に埋もれていたもの
21会議を終えるにあたって
第3章イギリスの見どころ・食べどころ
22運転手さん、景気はどう?
23彼氏と彼女とストンヘンジ
24イギリスの名物が食べたい!
25ロンドン塔へようこそ
26こんなすてきなお天気の日に
27ビルの本場で何を飲む?図
28フィッシュ・アンド・チップス
29ワズワスのふるさとへ
30ハワス・ブロンテ博物館
31演劇、それともミュジカル?
第4章長文リスニングでイギリスを知る!
32ビッグベンの鐘の音
33イギリス人と友達になる方法
34ロンドンアイ
35スヌカのルル
36ポル・ポッツの半生
37ティは紅茶にあらず?!
38違う言葉、同じ意味
39サッカの楽しみ
40ブリティッシュ・インベジョン
第5章本場イギリスのパロディを楽しもう
41女王と首相
42到着が遅れております電車は….
43スランプに落ちたシェクスピア
44サンドイッチの誕生
45招かれざる客
本書の特徴
1初級3000語さえ押さえていればいいイギリス英語も聞き取れる!
標準語彙水準12000(SVL12000)1は、日本人英語学習者にとって有用な英単語1万2000語を12段階にレベル分けした語彙リストです。本書で扱っている英文は、SVL12000の初級レベルに相当するLEVEL1~3の単語3000語を中心としています。この3000語は日常生活で頻繁に使われている単語ばかりなので、なじみのないイギリス英語のアクセントで聞いたとしても、英文の内容を理解しやすいはず。その分、聞き取りにじっくり集中できます。
また、よりリアルなイギリス英語に触れていただくために、イギリス英語特有の単語、イギリスの生活・文化に深く根ざした表現なども使用しています。何度も聞いて、ぜひご自分でも使えるようになってください。
*1SVL収録単語については、既刊「究極の英単語」シリーズ、あるいは「標準語集語一覧」(http://www.alc.co.jp/vocgram/article/svt/)をご参照ください。
*2SVL1~3外で使われている語:①イギリス英語・文化特有の語、②人名や地名などの固有名詞、③複合語(old-fashioned、long-distanceなど。ただし、複合語を構成する語がSVL3以下のもの)略語(DVD、CDなど)
2生活、文化、歴史も学べるバリエーション豊かな英文を収録!
本書に収録されている英文は全部で45本です。「日常生活」「ビジネス」「観光」「長文ナレーション」「パロディー」という5つのジャンルがあり、内容も構成もさまざまですから、飽きずに取り組んでいただけます。また、速さと長さにより3段階の難易度に分けられているので、ご自身の実力に合った英文から取り組むのもいいでしょう。
3 3つのmodeでキッチリ聞き取り!
本書では1つの英文に対し、以下の3つのmodeを用意しています。
mode1ヒントなしで英文を聞きます。何も見ずに英文を聞いて、ヒントなし内容が把握できるか確認しましょう。
mode2語彙ヒントを見て、語象ヒントわからない語句を確認してから英文に取り組みます。
mode3日本語訳を見て、「和訳ヒント内容を理解してから英文を聞きます。
一度で聞き取れなくても、あきらめずに繰り返し聞くことで、英語に耳が慣れ、少しずつ聞き取れる部分が増えてきます。最初は難易度が低い英文から取り組み、少しずつレベルを上げることで、英文の聞き取り能力をアップしてください。
4イギリス発音のスタンダード、容認発音(Received Pronunciation)になじめる!
本書の付属CDに収録されている英文は、主に容認発音(Received Pronunciaton、RP)と、ロンドン周辺のアクセントで読まれています。それぞれの英文には、イギリス英語の音声研究の第一人者である聖徳大学教授・小川直樹先生による解説が付属(イギリス英語の「音」レッスン)。イギリス英語の発音の特徴をしっかり学ぶことができます。この解説を読んでCDを聞き、音読やシャドーイングに取り組めば、あなたの発音もUK仕様に近づきます。
本書の使い方
CDのトラック番号
CDの何番目のトラックに英文が収録されているかを示します。
語数
取り上げる英文の総語数です。
難易度
取り上げる英文の難易度です。3段階に分かれています。
★☆☆:易。130WPM(1分間に130語)未満のスピードで読まれている、200語未満の英文です。
★★☆:普通。130WPM以上、165WPM未満のスピードで読まれている、300語未満の英文です(130WPM未満でも、200語~300語の英文はここに分類されます)。
★★★:難。165WPM以上のスピードで読まれている英文です(165WPM未満でも、300語以上の英文は、ここに分類されます)。
状況
取り上げる英文の状況や背景を説明します。
mode1ヒントなし
何も見ずに英文を聞くmodeです。続いて、会話の内容に基づくクイズに挑戦してみましょう。答えはなるべく英語で書いてください(つづりがわからなければカタカナでもOK)。自信を持って解答できない場合は、次のmode2に進みます。
mode確認ボックス
どのmodeで答えがわかったのか、印を付けておきましょう。
mode2語彙ヒント
聞き取りにくい単語や、背景知識がなければ理解しにくい表現、定型表現などを紹介しています。mode1で理解の妨げとなった語句を確認してから、もう一度英文を聞き、再びmode1のクイズに挑戦しましょう。
イギリス英語の「音」レッスン
イギリス英語の音やリズムの特徴
者の話し方のくせなどを解説したコラムです。
mode3和訳ヒント
mode1と2では内容が理解できなった場合は、和訳を読んで英文の内容を理解します。その後もう一度英文を聞き、答えを導ける部分が聞き取れたら、mode1のクイズの答えを書き込みましょう。
話されていた英文はコレだ!
CDに収録されている英文のトランスクリプション(音声を文字で書き起こしたもの)です。各単語がどのように発音されていたのか、文字を見ながらCDを聞いて、確認しましょう。下線部はmode1のクイズの答えを導ける部分です。
解答例
mode1のクイズの解答例と訳です。
※CD取り扱いのご注意※
●弊社制作の音声CDは、CDプレーヤーでの再生を保証する規格品です。
●パソコンでご使用になる場合、CD-ROMドライブとの相性により、ディスクを再生できない場合がございます。ご了承ください。
●パンコンでタイトル・トラック情報を表示させたい場合は、iTunesをご利用ください。Tunesでは弊社がCDのタイトル・トラック情報を意味しているGracenoteのCDDB(データベース)からインターネットを介してトラック情報を取得することができます。
●CDとして正常に音声が再生できるディスクからパソコンやmp3プレーヤー等への取り込み時にトラブルが生じた際は、まず、そのアプリケーション(ソフト)、プレーヤーの製作元へご相談ください。