【最新】おすすめ英語前置詞の本 – イメージを掴むのに最適な書籍をリストアップ!

まとめて一度、前置詞のイメージをつかもう!

前置詞は、これまでの学校教育でも最初から学ぶ機会はあるのですが、なかなか全体的には学ぶ機会がありません。今回は前置詞だけの学習に狙いを定めた書籍をご紹介します。どれらもそれぞれのスタイルで書かれていますが、どの書籍もイメージでの前置詞を意識させる書き方になっています。まずは一冊自身にあった用途によって決めてみましょう。

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出典:出版社HP

ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方

ネイティブ目線の前置詞

ネイティブが普段どのように前置詞を使っているのか、またどのように前置詞を使い分けているのか、ネイティブ講師が分かりやすい言葉で書かれています;

デイビッド・セイン (著), 古正 佳緒里 (著)
出版社: 研究社 (2014/7/11)、出典:出版社HP

目次

はじめに/本書の内容
■第1章 前置詞の使い方
to
at
in
on
about
of
by
for
from
into
up
down
after
with
within
without
over
across
around [round] before
below
under

■第2章 前置詞の問題

※本書では、43個の前置詞を取り上げました。第1章でその中から22個の前置詞を詳しく説明しました。
※英文を比較するにあたって、その容認度を、
◎=「最適」
○=「英語として通じるが、最適ではない」
△=「英語として通じるが、違和感がある」
×=「間違った表現」

のように示しました。

デイビッド・セイン (著), 古正 佳緒里 (著)
出版社: 研究社 (2014/7/11)、出典:出版社HP

はじめに/本書の内容

前置詞とは、簡単に言ってしまえば、名詞もしくは動名詞の前に置く語のことです。at や to など数文字のものが多く(長くても、alongside, throughout, notwithstanding くらいでしょうか)、 ほかの語と結びつくことで機能します。

ネイティブは特に意識せずに使っていますが、日本人の英語学習者のみなさんが前置詞の使い方をマスターするのは大変なことでしょう。なぜなら、それぞれの状況に応じた用法を覚え なければなりませんし、ほかの前置詞との使い分けも考えないといけないからです。

本書では、日常生活でよく用いられる前置詞22語を選び、ネイティブの視点からその意味 と使い方をなるべく詳しく説明しました。例文の作成には特に注意し、みなさんに特に覚えて いただきたいものになるように心掛けました。

また、先ほど申し上げたように、前置詞をマスターするには、ほかの前置詞との使い分けも 考えなければなりません。

たとえば、次の4つの例文を、前置詞の違いを考えて日本語にすると、どうなるでしょう
か? それぞれが示す位置関係、距離感はどうでしょうか?

1. I sat next to him.
2. I sat near him.
3. I sat by him.
4. I sat with him.

どれも似たような意味ですが、その「近さ」が微妙に異なります。前置詞を使い分けること
で、この違いを表わすことができます(詳しくは、<「対向関係」を表わす to と near, by, with の違い>をご覧ください)。
また、「彼らはニューヨークのチェルシー・ホテルに滞在した」というと、普通は、

They stayed at the Chelsea Hotel in NY.

ですが、実はネイティブは次のようにも言います。

They stayed in the Chelsea Hotel in NY.

一般的には「広い場所には in を、狭い場所には at を」と習ったと思いますが、ホテルの ような場所に対しても in を使う場合があります(詳しくは、<「場所」を表わす at と in の違いとをご覧ください)。

このように、本書では、ほかの前置詞との違いについても詳細かつ具体的な情報をスペース が許す限り盛り込みました。

また、「今現在の英語」のリアルな使用状況をお伝えしようと思い、各検索エンジンを駆使 して(特に Google, Bing, Yahoo! などを活用しました)、「そのフレーズがインターネット上で使われている数」も調査しました。

たとえば、先ほどの stayed at a hotel と stayed in a hotel の使用例をインターネット検索 すると、次のようになりました。

stayed at a hotel 11,600,000
stayed in a hotel 5,460,000

検索エンジンでのヒット数ですから、その時点での話題語や流行語も含まれますが、それで も一応の目安にはなると思います。前置詞の使い分けを説明しつつ、こうした情報も必要に応じて盛り込みました。

また、読者のみなさんに楽しく考えながら読んでいただけるように、「以下の下線部には、 どの前置詞が入るでしょう?」「…と言う時、どの前置詞を使うのが適切でしょうか?」「以 下の例文を前置詞に注意して日本語にすると、どうなるでしょう?」といった質問を交えて説明を進めるようにしました。

本書の企画から編集まで、研究社の金子さんには、いつも以上にお世話になりました。本 書執筆にあたって、前置詞の選定から、説明の仕方、そして例文の作成まで、金子さんからい くつも貴重な意見を賜りました。英語に関する豊富な知識と、その優れた運用能力をお持ちである上に、日々努力を重ねる金子さんとお仕事ができるのは、私にとって最大の喜びです。すでに私は120冊以上の著作がありますが、金子さんとともに作り上げて研究社から出版された刊行物1冊1冊に対しては、特別な思いがあります。本書をお読みいただいたみなさんには、ぜひ「ネイティブが教える」シリーズの既刊本もお読みいただきたいと思います。

また、編集部の高見沢紀子さんにも、今回もお世話になりました。高見沢さんのたくさんの 貴重なご指摘のおかげで、ネイティブが普段意識しないようなことに何度も気がつきました。 お2人に深く感謝申し上げます。

前置詞は地味な品詞ですが、英語による会話や文書作成において、実に重要な役割をはたし
ます。本書を執筆しながら、何度もそう実感しました。

本書を通じて、ネイティブが普段どのように前置詞を使っているのか、またどのように前置 詞を使い分けているのか、みなさんに理解していただけたら、著者としてこれほどうれしいことはありません。

2014年5月 デイビッド・セイン

デイビッド・セイン (著), 古正 佳緒里 (著)
出版社: 研究社 (2014/7/11)、出典:出版社HP

 

イメージで比べてわかる 前置詞使い分けBOOK

前置詞のイメージをつかめる!

本書では前置詞のイメージをイラストで表したり、他の前置詞と比べたり、たくさんの例文を紹介したり、語源に注目したりと前置詞への理解を促す工夫がされています。それぞれの前置詞が運ぶイメージの概略を知り、その上でたくさんの英語に触れていきましょう。

すずきひろし (著), ミツイ直子 (著), 清水建二 (監修)
出版社: ベレ出版 (2018/4/26)、出典:出版社HP

はじめに

「英語の前置詞は、日本語で言えば助詞のような働き」という説明がされることがあります。確かに、名詞とくっついて場所や方向や起点や到達点を表すという意味では前置詞は日本語の助詞の働きと似ています。ところが、そのような働きをする助詞を挙げてみると「を」「に」「へ」「から」「より」「で」「まで」のように数としては限られる一方、英語の前置詞を挙げるとその何倍もの数が頭に浮かびます。ということは、助詞に置き換えることでは前置詞は理解しきれないということです。例えば次のような場合を考えます。
箱にりんごがある。…箱の中にある。(in)
テーブルにりんごがある。…テーブルの上にある(on)
彼は部屋にいる…部屋の中にいる(in)
彼は入り口にいる…入り口のところにいる(at)

このように日本語では同じ「に」であるのに、それぞれに異なる前置詞が相当することがわかります。「に」はto、「にとって」はforなどと、日本語から英語へそのまま置き換えられるという単純ルールは存在しません。ですから、英語から日本語に変換するときには何とかなっても、日本語から英語に変換しようとすると、「さてどの前置詞を使おうか」とわからなくなってしまうのです。

前置詞を理解し修得するためのプロセスは次のようなことだと思います:
(1)それぞれの前置詞が運ぶイメージの概略を知る。
(2)その上でたくさんの英語に触れる。前置詞に問題意識を置いて、前置詞が運ぶイメージを感じながら英文を読んだり聴いたりする。
(3)英文を書いたり話したりするときに、自分の伝えたいイメージに合った前置詞を意識して選択していく。
(4)そうするうちに次第に語感が磨かれ、適切な前置詞を瞬時に選択することができるようになる。

そのプロセスの中でこの本は、(1)の部分の手助けになるように作りました。

そのために、この本では、前置詞のイメージをイラストで表したり、他の前置詞と比べたり、たくさんの例文を紹介したり、語源に注目したり、時には周囲の名詞や動詞にも意識を払ったりして多方面からの前置詞理解に役立つよう、努めています。

例えば、offという語を見てみましょう。

私たちが一般的に考える日本語の「オフ」はまさしく「静的な状態」の意味を持っています。「今日はオフです(休みをとる)」や「オフにする(電源が切れている状態にする)」という文からは動きが感じられません。英語でも同じように静的な状態のoffが使われます。例えばoff lineは接続が切れている状態、つまりoffは「離れている状態」の意味を持つのです。

ところがoffは「静的な状態」を表すだけではありません。例えば、go offのoffは「くっついている状態から離れている状態への動的な変化/移動」を表しますし、サッカーのkick offも「口火を切る」といったような「変化/移動」を表す動的なoffです。ロケットの発射の際のlift off(発射/離陸)や飛行機の離陸のtake offのoffも動的なoffです。

goは「行く」の意味である印象が強いですが、goの「行く」の意味はtoなどの移動先を表す前置詞と組み合わせることで成り立つもので、そもそものgoの原義は「その場から離れる」です。そのgoの原義とoffの感覚を組み合わせて考えれば、go offが、「オフになる(電灯などが消える)」という意味だけでなく、「(弾丸などが)発射される」「(警報が)鳴りはじめる」という意味をも表すということが理解できます。

そんなoffを考えると、come offは「はがれる(くっついている状態から離れている状態への動的な変化/移動のイメージ)」となるのもわかります。

また、goやcomeなどの「動き」を表す動詞ではなく、holdやkeepのように「保持」を表す動詞を伴えば、holdoff「近寄らせない」、keep off「離れている」「近づかない」というように静的なoffの意味となります。

こういう感覚(語感)が理解できると「実際のことばの意味」が見えてきます。訳語で言う「上」とか「中」という文字面での理解ではなくて、ネイティブスピーカーが無意識に、でも確実に感じている感覚です。そういう感覚を身につけるにはイメージで捉えることがいちばん。イラストと説明を手がかりに、ぜひご自身でそれぞれの前置詞をイメージし、身振り手振りを交えて、前置詞を理解してみてください。

この本で、上で示したプロセスの(1)のヒントを得た後は、(2)から(4)の中で、実際に英文に触れてご自身が考えるイメージを確立していけるように心がけてみてください。

すずきひろし (著), ミツイ直子 (著), 清水建二 (監修)
出版社: ベレ出版 (2018/4/26)、出典:出版社HP

目次

はじめに
この本の使い方と最初の理解

第1章 位置・時間を表す最重要前置詞
1 at 全体を見渡して「今、ここ!」と指さすイメージ
2 on 圧力を感じるような感触
3 in 立体的な物に入っているような感じ
使い方のヒント1 at、on、inの比較

第2章 主要前置詞(アルファベット順)
使い方のヒント2 前置詞と副詞の感じ方のコツ
4 about 周辺
5 above 基準点があって、それより「上の方」
6 across 平面を横切る
7 after 何かの後ろ
8 against 対象物の「対」
9 along 何かに沿って
10 among 雑多な多数のグループ
11 around ぐるりと一周する動き
12 as 2つのものを天秤にかけるイメージ
13 before 何かの「前」
14 behind 何かと比べた時の「後ろ」
15 below 基準点があって、それより「下の方」
16 beneath 隠すような感じで、すぐ下に
17 beside 2つの物が、側に/隣り合って
18 besides 1つの物に「他に」
19 between 2つの物の間
20 beyond 境界線を越えた、向こう側
21 but 反転・除外
22 by ちょっとした隔たりのある「そば」
23 concerning 向き合う気持ち
24 despite 後に続く物を振り落とす
25 down 下の方へ
26 during 特定の期間内
27 except 外され感
28 for 意識の向いている方向や指さし方向
29 from 矢印の起点
30 inside 境界線の内側
31 into 立体的な物の中に入り込む
32 like 並べて明確に
33 near「近い」と思える距離感
34 of 分離、帰属
35 off 非接触
36 onto 着点に接触
37 out 外へ、表に出てハッキリ
38 outside 境界線の外側
39 over アーチ状の覆い
40 past 基準点を過ぎ去る
41 regarding 視点を置く
42 since 和訳のままの「~から」のイメージ
43 through トンネルのような空間を通り抜けるイメージ
44 throughout 空間を通過し終えるイメージ
45 to 到達点まで一直線に向かう矢印(→)
46 toward 到達点に向かっている感じ
47 under 広がりのある物の「下」
48 underneath 接着感のある「すぐ下」
49 unlike 同じグループだけど違う「スペシャル感」
50 until 「変化の一点」を目指す感
51 up上の方へ
52 upon ジャンプして、ピョンと接触
53 with 空間共有。双方向性
54 within 境界線の内側
55 without 「ない」「してない」状態
使い方のヒント3 感情表現に使う前置詞

第3章 前置詞図解一覽

この本の使い方と最初の理解

この本では、California State University, East Bayのウェブサイトで“the most common [prepositions]”と表記されているもの(54語)を取り上げています。それに加えて、副詞としての意味を理解する必要があると考えられるoutについても記載しています。

1.「前置詞」について
便宜上、どれも「前置詞」とは呼んでいますが、まず、「前置詞」としての呼び方について少し断っておく必要があります。
offやonやinは前置詞だと思い込んでいる方もいるかも知れませんが、前置詞としても副詞としても働く語はたくさんあります。ここで少し説明をしておきます。
“He is in his room.”(彼は部屋にいます)のinは名詞(his room)の前についていることからわかるように前置詞です。一方、“Please come in.”(どうぞ入ってください)のinは動きや状態を表す働きの副詞として使われていて、さらに“This color is in at the moment.”(この色が今の流行です)では形容詞として使われていますよね。
“The children played outside the room.”(子どもたちは部屋の外で遊んだ)のoutsideは名詞(the room)の前について前置詞として使われていますが、名詞のthe roomが外れてThe children played outside.という文になると、outsideは副詞としての機能になります。また、“He consulted an outside company.”(彼は外の会社に相談した)のように使えば形容詞ですね。同様に、“He walked around the town.”(彼は町を歩き回った)のaroundは前置詞で、“He walked around.”(彼は歩き回った)は副詞としての使い方です。

この本の中では、前置詞として使われる上記54+1語について、副詞や名詞や形容詞の働きをしている例も含めて記載しています。品詞は異なっても、その語の意味するイメージは共通しているのでそれらを合わせて理解することが可能だからです。

ところが文法による理屈の助けを借りて理解をしようとするときには、意識をした方が良い場合もありますので、注意を要するところについては品詞の区別を記載しています。(特に注意を必要とする場合以外はその記載はしていません。)

2.「句動詞」について
学習者にとって、句動詞の意味はなかなか理解しにくいものです。この本ではその句動詞の意味を理解できるようにするとともに、逆にそれを利用した前置詞の理解方法も試みています。
ここでも少し説明が必要です。

(1)他動詞+副詞
動詞と副詞がまとまってある意味を表す動詞群を「句動詞(phrasal verb)」と呼びます。例えば、turn+offは「スイッチを切る」の意味で使われ、このときのturnは他動詞でoffは副詞です。ですからturn the radio offというふうに動詞の直後に目的語を置くことができ、また、これの順序を変えてturn off the radioということもできます。

(2)自動詞+前置詞
(1)とは別に、look at~のように「自動詞+前置詞」でまとまってひとつの他動詞のような役割を果たす、「前置詞付句動詞」(prepositional verb)というのがあります。この場合には順序は変わらず、× look the blackboard atとすることはできません。

これまで句動詞は「丸暗記」が必要だと捉えられてきて、例えばcall forは「要求する」という訳語を丸暗記してきた方も多いと思います。ところが、動詞の意味が理解できていて、前置詞/副詞の意味もイメージできれば、句動詞を理解することはそれほどたいへんではありません。それに、逆に句動詞の意味を捉えられれば前置詞/副詞のイメージがより鮮明になることもあります。この本の中では「句動詞がわかる、句動詞でわかる」という項目を使ってイメージを定着することに役立てて欲しいと思います。

なお、その中では、上記(1)(2)の区別はしていません。(1)の場合にはturn A offともturn off Aとも使われますが、turn offとして代表して記載しています。

また、「句動詞」とは言えないような単なる使用例やイディオムも、同じ目
的でいくつかこの中に入れていることもご承知ください。

3.語源について
前置詞に限らず、語をイメージでとらえようとするとき、語源に遡って考えてみるとわかりやすいことがあります。この本の中では「語源でもっとわかる」という項目を作りました。前置詞の語源を説明しています。この中で、インド・ヨーロッパ祖語(PIE)という記述が出てきますが、これは簡単に言うと何千年も前に遡って想定されている欧州語の祖先の語をさします。これらの説明も、その前置詞の意味を理解する際の理解の助けになるかも知れません。

すずきひろし (著), ミツイ直子 (著), 清水建二 (監修)
出版社: ベレ出版 (2018/4/26)、出典:出版社HP

前置詞の意味と使い分けがわかるマスターブック

自然な英語の前置詞を学ぼう!

本書は、前置詞のコアの意味をできるだけ簡潔、かつ、わかりやすく解説し、イラストも用 いてイメージしやすく書かれています。さまざまな場面における豊富な例文もあり、ケースバイケースで前置詞を学んでいけます。

大島さくら子 (著)
出版社: ベレ出版 (2014/5/14)、出典:出版社HP

はじめに

前置詞は名詞などの前に置き、それらと連結して前置詞句を作り、形容詞や副詞の働きをし ます。前置詞の数は100以上あり、1つの前置詞で多いものは20以上の意味を持ちます。

それぞれの前置詞の意味は頭に入っていたとしても、実際に使うとなると、最も適当なのは inなのかatなのか、fromなのかofなのかと迷い、辞書などで調べてもよくわからないことも多いかと思います。そして、「たぶん大丈夫だろう」とモヤモヤしたまま使う、ということを繰り返しているのではないでしょうか。

Native speakersは、深く考えることなく前置詞を使っていますが、ときには彼らでさえ間 違えることもありますし、アメリカ英語かイギリス英語、あるいは地域によって用いる前置詞が異なることもあります。ですので、Native speakersではない私たちが、前置詞を正確に使いこなすことは決して容易なことではありません。

一方、前置詞にはそれぞれコアの意味があります。コアの意味をベースに、さまざまに派生 をして意味が広がっています。ですから、まずはコアの意味をしっかりと「頭で理解」し、そしてそれを基にイメージ化します。続いて派生的な意味を覚え、何度も繰り返し使うことにより、理屈抜きの「身体で習得したもの」に進化させれば、Native speakersに近いレベルに達することができるはずです。

本書は、前置詞のコアの意味をできるだけ簡潔、かつ、わかりやすく解説し、イラストも用 いてイメージしやすくしました。さらに、さまざまな場面における豊富な例文を載せ、皆さんが「これだ!」と思えるケースに出会えることを目指しました。

最適な前置詞が自然に口をついて出るようになれば、前置詞がとても便利で使い勝手の良い、英文にはなくてはならないものであることがわかると思います。本書が一人でも多くの方のモヤモヤ感を払しょくし、自然な英語を使えるようになる一助になれば幸いです。

大島さくら子

大島さくら子 (著)
出版社: ベレ出版 (2014/5/14)、出典:出版社HP

目次

序章:前置詞とは?
1前置詞とは?
2前置詞の役割は?
3前置詞と副詞・接続詞の違いは?
4句動詞とは?
5群前置詞とは?
6前置詞の省略とは?

Chapter 1 基本前置詞の意味と使い分け

at atのコアの意味場所、または時間の「一点」
1場所 2時間
at のその他の意味
1従事 2状態 3方向・目標 4所属 5原因・反応 6順位・頻度・程度 7価格・速度・割合 8能力・性質の対象 9意志などに基づく/応じる 10極限
・atの慣用表現

by byのコアの意味 場所、または時間の「近接」
1場所 2時間
byのその他の意味
1手段・方法 2動作の主 3判断基準 4対象 5差異 6単位 7計算(掛ける・割る)
・by の慣用表現

for forのコアの意味 方向、または期間
1方向 2期間
forのその他の意味
1利益・目的 2追求 3交換・代価・代用 4金額 5原因・理由 6支持・賛成 7対象8主語 9表示 10 感覚・資質
・forの慣用表現

in inのコアの意味 場所、または時間の「内部」
1場所 2時間
inのその他の意味。
1運動の方向 2着用 3状態・形態 4反応 5従事 6範囲・対象 7身体上の場所 8 天気・天候 9分割・割合・計測 10時の経過 11材料・手段・方法
・inの慣用表現

of ofのコアの意味 所属・所有、または分離
1所属・所有 2分離
ofのその他の意味
1部分 2原因・理由 3材料 4関連 5特徴・性質 6同格 7人の行動・態度 8容器の種類・分量 9不足・不在
・ofの慣用表現

on onのコアの意味 場所、または時間に「接触」
1場所 2時間
onのその他の意味
1近接 2動作の動機・対象 3依存 4主題 5手段・方法 6状態・進行 7同時 8負担 9所属 10 旅や訪問の種類
・onの慣用表現

to toのコアの意味 方向・到達点、または結合・付着
1方向・到達点2結合・付着
toのその他の意味
1結果・状態 2限界・範囲 3対象 4比較・比率 5所属 6一致・適合
・toの慣用表現

with withのコアの意味 同伴、または関係・関連
1同伴 2関係・関連
withのその他の意味
1対象 2原因 3所有・携帯 4道具・手段・材料 5様態・状態 6分離・完了 7対照・対立 8協調 9同時性 10所属 11随伴
・withの慣用表現

from fromのコアの意味 場所、または時間の「起点」
1場所 2時間
fromのその他の意味
1出身・起源 2分離 3原因・根拠 4区別 5原料
・fromの慣用表現

大島さくら子 (著)
出版社: ベレ出版 (2014/5/14)、出典:出版社HP

Chapter 2
その他の前置詞の意味と使い分け

about
1話題「~に関して」 2従事・関心の対象「~に関して/ついて」 3感情や状態「~について」 4「およそ」 5「あちこちに」 ・その他の決まった表現

above
1「~より上に/上へ、~の真上に/頭上に、~より高く」 2「~を超えて、~以上」 3「~より優先して」 4「~より高い/勝る」 5「~を超越して、この余地がない」 ・その他の決まった表現

across
1「~を横切って」 2「~の向こう側に」 3「~の至る所で」 ・その他の決まった表現

after
1「~の後に」 2「~より低く、~の後ろに」 3「~を追いかけて/求めて」 4「~にもかかわらず」 5「~の流儀で、~にならって」 6「連続して、繰り返して」 ・その他の決まった表現

against
1「~に寄りかかって/接触して」 2「~とぶつかって」 3「~に逆らって/逆行して」 4「~に反対して」 5「~と闘って/競争して」 6「~に不利に作用して」 7「~に備えて、~を防ぐ」 8「~を背景として」 9「~と比較して」 ・その他の決まった表現

along
1「~に沿って、一沿いに」 2「~の途中で間で」 3「~に従って」 ・その他の決まった表現

among
1場所「~に囲まれて」 2特定のグループ「~の間で/中で」 3「 (3つ以上の人・もの)の間で」 4「(3つ以上の人・もの)の中で相互に」 ・その他の決まった表現

around
1「~を囲んで」 2「~の周りを回って」 3「あちこちと(回って)」 4「曲がって」 5「~の辺りに、どこかその辺に」 6「およそ」 ・その他の決まった表現

as
1「~として」 2「~の頃/とき」 3「~の状態で、~として」 ・その他の決まった表現

before
1時間 「~より前に」 2位置「~の前に」 3「~に直面して、~を目の前にして」 4「~を優先してさせて」 ・その他の決まった表現

behind
1 位置「~の後ろに」 2「~より遅れをとって」 3時間「~より遅れて」 4「~を支援して」 5「~の背後にある」 6「過ぎ去って」 ・その他の決まった表現

below
1位置「~より下に」 2程度・地位など「~より低く/劣る、~以下で」 3「~に値しない」 ・その他の決まった表現

beneath
1「~の真下に/下に」 2「~の奥深くに、~に隠れて」 3「~の価値がない」 4「~にふさわしくない/似合わない」 ・その他の決まった表現

beside
1「~のそばに」 2「~と比べて」 3「~を外れて、~と関係なく」 ・その他の決まった表現

besides
1「~の他に、~以外に」 2「~に加えて、その上」

between
1 2つ/2人「~の間」 2「AとBの相互間の」 3「~の共有/協力による」 4「~のうちのどちらか」 5 2つ/2人以上「~の間、~のうちのどれか」 ・その他の決まった表現

beyond
1場所「~を越えて、~の向こうに」 2程度「~の範囲を超えて、~以上に」 その他の決まった表現

but
1「~を除いては、~の他」 ・その他の決まった表現

down
1「~の下へ、~を下って、下方に」 2「~の先/下に」 3破壊 ・その他の決まった表現

during
1「(ある一定の時間)~の間に」 2「(ある一定の時間)~を通してずっと)」 ・その他の決まった表現

inside
1「~の内側に」 2「~の内部へ/に」 3「~以内に」

into
1場所「~の中へ」 2衝突 3時「~まで、この中へ」 4変化「~になる」 5状態「~になる」 6「職業」 7分割 8「~に熱中して」 ・その他の決まった表現

like
1「~のような、~に似た」 2「~に似つかわしい、らしい」 3「~する気分で、~を望んで」 4「~のようだ」 5「(例えば)~のような」 ・その他の決まった表現

near
1「~の近くに」 2「もう少しで~して、~しかけて/しそうで」 ・その他の決まった表現

off
1「~から離れて/切り離されて/遠ざかって」 2「~から外れて、~に達しないで」 3「~を休む/控える/断つ」 4「~を切る/消す」 ・その他の決まった表現

out/out of
1「~から外へ、分離」 2「~から外れて、この範囲外で」 3「~が無くなって/足りなくて」 4動機「〜から」 5材料「~から」 6 部分、割合「~のうち」 ・その他の決まった表現

outside (of)
1「~の外に」 2「~の範囲を超えて」 3「~の他には」

over
1「~の上に/上方に/真上に」 2「上に覆いかぶさって」 3 all over~「全面に、至る所に」 4「~を越えて、この向こう側へ」 5「~を越えて、こよりまさって/多く」 6 「~に関して」 7「~をしながら、この中/間」 ・その他の決まった表現

past
1「時間が過ぎて」 2「(年齢などが)越して、~する年を過ぎて」 3「~を通り過ぎて、人とすれ違って」 4範囲・程度・能力などを「超えて、この及ばない」 ・その他の決まった表現

through
1「~を通り抜けて」 2手段「~によって」 3 理由「~によって」 4期間「~を通して」 5 all through「~を貫いて、至るところで」 ・その他の決まった表現

throughout
1時間「~を通して、~中」 2空間 「至るところで」 ・その他の決まった表現

toward/towards
1場所「~の方へ」 2時間「~に近く、~頃」 3関係・対象「~に対して」 4態度「~に対して」 5寄付、積立金「~のために」 ・その他の決まった表現

under
1「~の下に、この真下に、このふもとに」 2「~に満たない/劣る」 3 支配、管轄、管理 「~のもとで」 4条件・状態「~のもとに」 ・その他の決まった表現

until/till
1「~まで」 ・その他の決まった表現

up
1場所「~より上へ、上の方へ、上方に」 2「~より先へ/遠くへ、~に沿って」 3風や水の流れ「~に逆らって」 4分割・その他の決まった表現

within
1場所 「~の内部に」 2時間、距離「~以内に」 3限界、可能性、範囲「~を超えないで」 ・その他の決まった表現

without
1「~がいなくて」 2「~がなくて」 3「~しないで」 ・その他の決まった表現

Chapter3 機能別前置詞

時を表す前置詞
・at 「時の一点」
・in 「期間」
・on 「特定の日」
・in (未来の期間の終点)とafter (特定の期間の経過)「時間が経って」
・by (完了)とuntil/till (継続)「~まで」
・during (特定の期間)とfor (不特定の期間) 「~の間」
・from (開始時点)とsince (過去のある時点からの継続)「~から」
・その他の注意すべき表現
場所を表す前置詞
・at (地点、位置)「~に、~で」
・on 「~の上に、~に接して」
・in 「この中」
・その他の注意すべき表現
情報源を表すときに使う前置詞
・in 「書物によって」
・on 「電子手段によって」
所属を表すときに使う前置詞(1)
・work + for/in/at 「会社・団体・場所」
・work + for 「人、雇用主」
・work + in 「業界、部、課」
・be + with 「人、会社・団体」
所属を表すときに使う前置詞(2)
・in 「クラブ、家族、社会などの一員として所属」
・of 「特定の団体・文化・人種・年代・宗教・性別などに所属」
・on 「特定のグループに所属」
価格・交換を表すときに使う前置詞
・at/for 「価格」
・for 「交換」
・その他の注意すべき表現
材料を表すときに使う前置詞
・from 「原料・材料が形状を変えるもの/変質するもの」
・of/out of 「原料・材料が形状を変えないもの/変質しないもの」
状態を表すときに使う前置詞
・at ・in ・on ・out of ・under
分離を表す前置詞
・from ・of ・off ・out of ・with
受け手を表す前置詞
・動詞 + for ・名詞 + for ・形容詞 + for
・動詞 + to  ・名詞 + to ・形容詞 + to (効果)
・形容詞 + to (感情) ・動詞 + on
話題・主題を表す前置詞
・about ・at ・in ・of ・on ・over
態度を表すときに使う前置詞
・about ・at ・by ・for ・in ・of ・to ・with
行動・言動を表すときに使う前置詞
形容詞
・「of + 人」 ・「about + もの」 ・「with + 人/もの」 ・「to + 人」 ・「toward / towards + 人」 ・「on +人」
動詞
・at ・on ・to ・toward / towards ・with
名詞
・in ・with

大島さくら子 (著)
出版社: ベレ出版 (2014/5/14)、出典:出版社HP

絵で見てイメージ! 前置詞がスッキリわかる本

ビジュアルで理解→問題

それぞれの前置詞の最初に、「基本イメージ」が図で示されている第1章。前置詞の基本的な意味を、まずこのページで押さえられます。第2章では、英語を話したり書いたりするときにどちらを使ったらいいのか迷いやすい2つの前置詞について、正しく使い分けるためのポイントを解説し、ステップを踏んだ学習ができます。

WIT HOUSE (著)
出版社: 永岡書店 (2015/3/10)、出典:出版社HP

 

はじめに

前置詞を理解するうえで最も大切なことは、その前置詞の持つ「基本イメージ」をとらえることです。たとえば、「私はバス停にいます」は「I’m at the bus stop.」、「私は部屋にいます」は「I’m in the room.」と前置詞を使い分けます。英語のatは「一点」、inは囲まれた枠の「中」を表すといったような「基本イメージ」が理解できていれば、前置詞を使い分けることはカンタンです。

本書では、日本語に頼ることなく、前置詞を図やイラストなどのビジュアルで理解していきます。まずは、図で示された前置詞の「基本イメージ」をしっかりとつかみましょう。イメージをつかんだら、その前置詞を使ったさまざまな文を読みながら、使い方を身につけます。また、後半では、使い方を誤りやすい2つの前置詞についても理解を深めることができる内容になっています。

前置詞を正しく使うには、前置詞の「イメージ」をきちんとつかむことが大切です。さあ、前置詞のイメージのとびらを開けてみましょう。
WIT HOUSE

WIT HOUSE (著)
出版社: 永岡書店 (2015/3/10)、出典:出版社HP

もくじ

第1章 ビジュアルで理解!
at
in
on
from
to
for
of
by
with
about
after
before
during
along
across
through
around
toward
behind
into
out of
onto
off
over
under
above
below
beyond
against
within
without
between
among

コラム

第2章 使い分けを理解!
時を表す前置詞atとon
時を表す前置詞inとon
時を表す前置詞inとafter
時を表す前置詞inとwithin
時を表す前置詞toとthrough
期間を表す前置詞forとduring
期限・継続を表す前置詞byとuntil
起点を表す前置詞fromとsince
場所を表す前置詞atとon
場所を表す前置詞atとin
場所を表す前置詞inとon(1)
場所を表す前置詞inとon(2)
場所を表す前置詞byとbeside
場所(上)を表す前置詞onとonto
場所(上)を表す前置詞onとover
場所(上)を表す前置詞overとabove
場所(越えて)を表す前置詞overとbeyond
場所(中)を表す前置詞inとinto
場所(下)を表す前置詞belowとunder
場所を表す前置詞acrossとthrough
場所を表す前置詞onとalong
場所(間)を表す前置詞amongとbetween
場所(~から)を表す前置詞fromとout of
場所・所属を表す前置詞atとwith
順序・場所を表す前置詞beforeとin front of
順序・場所を表す前置詞afterとbehind
方向を表す前置詞atとto
方向を表す前置詞toとfor
方向を表す前置詞toとtoward
手段・場所を表す前置詞byとon
手段を表す前置詞byとwith
受動態で使われる前置詞byとwith
関連(~について)を表す前置詞aboutとon
原材料を表す前置詞fromとof

コラム
時を表すat/on/inの使い分け
勤務先を伝えるfor/at/inの違い

付録 動詞との組み合わせ
動詞+at
動詞+in
動詞+on
動詞+from
動詞+to
動詞+for
動詞+of
動詞+by
動詞+with
動詞+about
動詞+after
動詞+across
動詞+through
動詞+around
動詞+toward
動詞+into
動詞+out of
動詞+off
動詞+over
動詞+against
動詞+without
動詞+between
動詞+副詞+前置詞
動詞+名詞+前置詞

本書の使い方

第1章 ビジュアルで理解!
それぞれの前置詞の最初に、「基本イメージ」が図で示されています。前置詞の基本的な意味を、まずこのページで押さえましょう。

映画や歌のタイトル、ことわざや有名な人の言葉に使われている「前置詞」を紹介しています。

その前置詞が使われている英文と解説を読みましょう。前のページで理解した「基本イメージの図」を思い出しながら読むことをオススメします。

第2章 使い分けを理解!
第2章では、英語を話したり書いたりするときにどちらを使ったらいいのか迷いやすい2つの前置詞について、正しく使い分けるためのポイントを解説しています。

イラストと日本語の文を読んで、()に入れる正しい前置詞を選んでみましょう。

Qの答えを確認し、第1章で押さえた基本イメージの図と照らし合わせながら、解説を読みましょう。

その前置詞を使ったその他の例文を紹介しています。

付録 動詞との組み合わせ
前置詞は、基本的な動詞と組み合わせて使われることがよくあります。日常会話で使われる頻度の高い、「動詞と前置詞との組み合わせ」をまとめています。

日常会話で使われる短くてやさしい文を載せてあります。覚えておけば、表現の幅がぐーんと広がります。

WIT HOUSE (著)
出版社: 永岡書店 (2015/3/10)、出典:出版社HP

ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞

漫画で覚える前置詞!

イラストで前置詞のイメージをとらえる工夫がされていて、Part1では「時間」、Part2では「場所」を表す、似た2つの前置詞の違いをわかりやすく説明しています。Part3、Part4では、誰もが知っている基本的な動詞に前置詞を組み合わせることによって、さまざまな意味が表せるよう漫画でやさしく書かれています。

デイビッド・セイン (著)
出版社: 西東社 (2013/3/5)、出典:出版社HP

はじめに

日本語でも英語でも、会話の中に難しい単語を使う必要はありません。難しい表現を使うよりも、簡単な単語を使ってシンプルに表現するのが英会話上達への第一歩です。

そこで重要になるのが前置詞。ぜひ本書で「all about前置詞」を理解してください。

まず、イラストで前置詞のイメージをとらえましょう。Part1では「時間」、Part2では「場所」を表す、似た2つの前置詞の違いをわかりやすく説明しています。Part3、Part4では、誰もが知っている基本的な動詞に前置詞を組み合わせることによって、さまざまな意味が表せることを理解しましょう。

また、愉快な3人組みがくり広げるドタバタを見ながら、フレーズの中で前置詞がどう使われるのかを無理なく理解できます。「なるほど」と思わずひざを打ったり、明日から使える表現に出会ったりすることができるでしょう。

楽しんで学べば自然に知識は身につきます。本書が、前置詞を身近に感じ、英語をより楽しく簡単に覚える一助になれば、著者としてこれほどうれしいことはありません。

なお、本書では前置詞への理解をより深めていただくために、副詞が出てくる箇所もありますが、コアイメージ(基本となるイメージ)は同じと考えて結構です。

それでは健闘を祈ります。Good luck!

デイビッド・セイン

デイビッド・セイン (著)
出版社: 西東社 (2013/3/5)、出典:出版社HP

登場人物紹介

マイケル
翔太と葵の家にホームステイするアメリカ人青年。通称マイク。日本が大好きな忍者マニア。

翔太
英語を勉強中のサラリーマン。実は、英語はちょっぴり苦手。


翔太の妹。英語が得意な大学生。アメリカ留学を目指している。

『ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞』

もくじ

もくじ
前置詞のビジュアル図解
本書の使い方

Part1 「時間」を表す前置詞
レッスン1 at ~、in ~ 1時間で終わらせて!
レッスン2 in ~、on ~ ① 時間通りに到着したら…。
レッスン3 in ~、on ~ ② 朝から出発しよう!
レッスン4 in ~、within ~ 1時間以内に出よう!
レッスン5 until ~、by ~ 5時までずっと食べるの!?
レッスン6  from ~、since ~ 2時からやってるんだ。
レッスン7 from ~ to …、 from ~ through … 月曜日から金曜日までバイトなの。
レッスン8  during ~、for ~ 4時間、長電話していたよ。
レッスン9  about ~、around ~ 3時頃には行けるよ!
ネイティブがよく使う!前置詞を使った日常フレーズ①

Part2 「場所」を表す前置詞

レッスン1 at ~、 in ~ 駅で待ち合わせるぞ。
レッスン2  on〜、in ~① 電車にマイクを置いてきた!
レッスン3  on~、in ~② はいつくばって、けんかしてたんだ!
レッスン4 in ~、 into ~ プールに飛び込め!
レッスン5 on ~、 over ~ 頭の上に髪が…!
レッスン6 to ~、 for ~ 庭のほうへ行ったよ。
レッスン7 away ~、 off ~ バスから離れろ!
レッスン8 under ~、 below ~ テーブルの下に…。
レッスン9 across ~、 through ~ 蛇が道を横切っている。
ネイティブがよく使う!前置詞を使った日常フレーズ②

Part3 「動作」を表す前置詞(基本編)
レッスン1 be in ~、 be into ~ 超ハマるね!
レッスン2 do with ~、 do without ~ これで間に合わせなよ!
レッスン3 come from ~、come under ~ 大阪出身の山口です。
レッスン4 go well with ~、 go against ~ どっちにも反対!
レッスン5 speak against ~、 speak for ~ 僕を批判するのかい?
レッスン6 call for ~、call to ~ 誰かが助けを求める声が…。
レッスン7 fall in ~、fall on ~ 恋に落ちたけど…。
レッスン8 look to ~、 look beyond ~ 将来に目を向けてる。
レッスン9 stay in ~、stay with ~ 同僚の家に滞在したよ。
レッスン10 keep to ~、keep at ~ 根気よく練習すれば…。
レッスン11 break with ~、break through ~ ベンと絶交したんだって?
レッスン12 get into ~、get at ~ 真実に気づいたのね。
レッスン13 ask after ~、ask for ~ 彼の様子はどうだって?
レッスン14 answer to ~、answer for ~ 説明しろ!
レッスン15 agree to〜、agree with ~ 賛成です。
ネイティブがよく使う!前置詞を使った日常フレーズ3

Part4 「動作」を表す前置詞(応用編)
レッスン1 live in ~、live under ~ カナダに住むんだ!
レッスン2 talk at ~、talk ~ into… 一方的に話してもだめだ。
レッスン3 be made from ~、be made of ~ チョコレートはカカオ豆から。
レッスン4 make at ~、make good as ~ 怪物が彼に襲いかかった!
レッスン5 turn on ~、turn off ~ 電気消すよ。
レッスン6 work on ~、work into ~ ピクニックの予定表作りに取り組もう。
レッスン7 run for ~、run against ~ 委員長に立候補するわ!
レッスン8 stand at ~、stand for ~ 「アイス買ってきて」という意味だ。
レッスン9 fight with ~、fight against ~ 動物たちと戦ったんだ。
レッスン10 open into ~、be open to ~ どこに通じてるんだろ?
レッスン11 hold by ~、hold to ~ 決めたことを守りなさい。
レッスン12 leave ~ to…、leave it at ~ これ君に任せるよ。
レッスン13 put ~ before…、put ~ behind… そのことは忘れよう。
ネイティブがよく使う!前置詞を使ったビジネスフレーズ

前置詞から引ける索引
動詞から引ける索引

デイビッド・セイン (著)
出版社: 西東社 (2013/3/5)、出典:出版社HP

前置詞のビジュアル図解

1.at
~に、~で
時間や場所の「地点」を表します。具体的な時や場所の1点だけでなく、幅のある時間や場所、抽象的なイメージを指すこともあります。

2.in
~の中に、~の中で
「周りを取り囲まれた場所/空間の中」を表します。「入れ物の中」のイメージで、物理的な空間以外にも抽象的な空間も意味します。

3.on
~の上に、~の上で、
「何かの上に乗っている/面や線に接触している」イメージです。「上に乗っている」ことから「依存/支え」なども表します。

4.within
(範囲を超えない)うちに、~以内に
近い意味のinとは異なり、入れ物の範囲である外壁(境界線)が明確です。場所や時間の範囲と共に抽象的なものの内側も表します。

本文で解説する前置詞のコアとなるイメージを一覧にまとめました。イメージを理解すれば、前置詞の使い方をよく理解することができます。

5.until
~まで(ずっと)
継続している動作や状態が終了する時点を表します。そのため共に使われるのはcontinueやstayなど、継続の意味をもつ動詞です。

6.by
~までに/〜のそばに/〜で
「そばに」の意味で、時間の場合、「時の1地点のそばで動作が完了する」という「期限」を表します。「手段/方法」の意味もあります。

7.from
~から
「起点/出発点」がコアイメージです。具体的な起点だけでなく、抽象的な起点→「出身/材料/原因」なども表します。

8.since
~から、~以来(ずっと)
動作や状態が過去の時点から現在まで継続している時間の幅を表します。現在・過去・未来の文に使えるfromとは区別しましょう。

9.to
~へ
「ある物が、対象/目的に向き合いながら進み、最終的に到達地点へたどりつく」イメージから目的、目標などの意味にもなります。

10.through
~を通って、~を通り抜けて
「立体的な空間の中を入口から出口まで完全に通り抜ける」イメージです。そこから、ある動作が「終了する」ことも表します。

11.during
~の間じゅう、~の間に
「特定の時間内」を表し、後ろには「期問」を表す語句がきます。「その期問中ずっと」か「その期間の間のあるとき」の意味を表します。

12.for
~に向かって/~の間/~を求めて/~のために・~にとって/~の代わりに
「方向」を表します。時間の意味では、数字をともなう「かかった時間」に重点が置かれます。「目的/利益・恩恵/代理」などの意味もあります。

13.about
このあたり/およそ~/~頃/~について、関して
対象の「周辺」を表し、そこから「およそ~/~頃」の意味が生まれます。「~について、関して」という「関連」の意味も表します。

14.around
〜を回って/~頃、~前後
対象の周りをぐるりとひと回りする「周囲」のイメージです。時間や数字で言えば「~頃、前後」漠然とした意味合いになります。

15.into
~の中へ/~へ変化して
inとtoを合わせた語で「空間の中への移動」を表します。抽象的な空間への移動も表し、そこから「変化」の意味になります。

16.over
~の上方に/~を越えて
「下の物に接触しない上のほう」、または「弧を描くように対象の上を接することなく越えていく」イメージですが、「全体を覆う」イメージもあります。

17.away
離れて
「距離的な意味合いで離れて」という意味です。起点を表すfromをともなうaway from ~は「~から離れて」を意味します。

18.off
離れて
いったん接していた物が、一気に離れるイメージです。「分離」を表し、「接触」のOnとは、反対の意味になる前置詞です。

19.under
~の真下に/~に達していない/~の最中で
「何かに覆われている、その真下に」がコアイメージです。「~の下」から「達していない」や、「~の最中で」という意味も表します。

20.below
~より下の方に/〜より下位に
基準やほかの物との比較における上下高低の関係での「より下、低いほう」というコアイメージで、単なる「位置関係」を表します。

21.across
~を横切って~の向こう側に
「平面上をこちら側のA地点から向こう側のB地点まで、垂直に横切って」がコアイメージです。「~の向こう側に」の意味も表します。

22.behind
~の後ろに/〜を支持して
場所や位置関係での「~の後ろに、背後に」の意味です。また抽象的に「~の後ろに控えて/~を支えて」を表すこともあります。

23.beyond
~を越えて/~に及ばない
「何かを越えた向こう側」のイメージです。具体的な時間や場所だけでなく、抽象的な「範囲/限界」を越えることも表します。

24.with
~と一緒に、共に/〜を使って/~と、~を相手にして
「~と共に」の意味で「同調/同伴」がコアイメージです。「手段」の意味にもつながります。「対立」を表すこともあります。

25.without
~なしで、~を持たずに
with「~と一緒に、共に」をoutで否定する語です。「~なしで、~を持たずに」という、withとは反対の意味になります。

26.as
~として/~のときに、~の頃に/~のように
「誰か(何か)の役職/機能として」や、区切られた「(ある時間帯)のときに~の頃に」、「~のように」という意味になります。

27.against
~に反対して/逆らって
元の意味は「何かに逆らって力や圧力を加える」で「反対/対立」がコアイメージです。そこから「~に反対して/逆らって」という意味になります。

28.after
~のあとに、後ろに/~を追って、求めて
「~のあと、後ろ」がコアイメージで、「時間や順序の後ろ」を表します。そこから「~を追って、求めて」の意味も生まれます。

29.of
~の/〜からなる
非常に意味が多い前置詞ですが、一般的に「属性/関連性」を表します。そこから「材料/原因」の意味にもなります。

30.between
~の間に
「2つ(2人)の間に/中間に」がコアイメージです。2者は人だけでなく、時間や数量、場所などになることもあります。

31.among
~の間に/〜の中に、囲まれて
「同質のものに囲まれた」イメージで、「通例(3つ以上)の物に囲まれて、~の中に/~の間に」という意味になります。

32.before
~の前に/~に先立って
時間や順序の前後関係での「前」がコアイメージですが、「場所」での「前」を表すことはほとんどありません。after「~のあと、後ろ」と対になります。

本書の使い方

本書は、ネイティブがどんな感覚で前置詞を使うのか、マンガを読みながら、楽しく学習できるように構成しています。

1レッスンの基本構成
楽しみながら学べるマンガ
解説する前置詞の意味合いの違いが、マイクと翔太、葵の繰り広げる楽しいマンガで覚えられます。

まず、このレッスンの表現をマスター!
「違いをみてみよう!」では、このレッスンで紹介する前置詞や表現のコアイメージや使い方の違いなどを解説しています。

前置詞のイメージをビジュアルで理解!
前置詞のビジュアルのイメージ図をアイコンで表示しています。前置詞のイメージを理解すれば、使い方の違いがよくわかります。

ステップアップした表現を学ぶ
「理解を深めよう!」では、前置詞を使ったさまざまな表現を解説しています。

図解入りでわかりやすい!
前置詞の図解も豊富に掲載しています。本文とともに図解を見ることで、より理解を深めることができます。

Quiz
レッスン内容をクイズでおさらい
最後に、「Quiz」を解いて、このレッスンで学んだことを復習しましょう。

本書の使い方

付録
前置詞のイメージをビジュアルで理解!
巻頭には、本書に掲載したすべての前置詞の「ビジュアルのイメージ図」を掲載しています。イメージを理解することで、前置詞の使い方を応用できるようになります。

ネイティブがよく使う表現もマスター!
章末には、「ネイティブがよく使う!前置詞を使ったフレーズ」を掲載しています。「日常フレーズ」「ビジネスフレーズ」を紹介しているので、ぜひいろいろな表現を覚えて使ってみましょう。

デイビッド・セイン (著)
出版社: 西東社 (2013/3/5)、出典:出版社HP

英文法イメージリンク【前置詞】ーat, in, on, to, for, from, of, by, with コアイメージから意味をつかもう!

日本語にない前置詞だからこそのイメージリンク

日本語に存在しない「前置詞」だからこそ、単語に含まれている流れまで含めてイメージで捉えることが重要というのが本書の特徴です。

contents

はじめに

at
前置詞atのイメージと意味・用法まとめ

in
前置詞inのイメージと意味・用法まとめ
場所を表すatとinの違い

on
前置詞onのイメージと意味・用法まとめ
in timeとon timeの違い
inとafterの違い
日付・時間を表す前置詞at, in, onの違い

to
前置詞toのイメージと意味・用法まとめ

for
前置詞forのイメージと意味・用法まとめ
forとduringの違い

from
前置詞fromのイメージと意味・用法まとめ
fromとsinceの違い

of
前置詞・副詞ofのイメージと意味・用法まとめ
made ofとmade fromの違いa friend from schoolとa friend of schoolの違い
think ofとthink aboutの違い

by
前置詞byのイメージと意味・用法まとめ
byとtill/untilの違い
byとthroughの違い
catch+人+by the armの解説

with
前置詞withのイメージと意味・用法まとめ
手段を表すbyとwithの違い
「take+物+with+人」で“with+人”が必要な理由

前置詞の意味・用法まとめ

巻末
読者特典のご案内
既刊書籍・教材のご案内
スペシャルサンクス

奥付

はじめに

前置詞とは
前置詞(preposition)とは「名詞や代名詞の前に置いて、空間や時間的な関係などを表す言葉」のことです。
There is a man in the room. (部屋に男がいる)
前置詞inは男と部屋の間に「男は部屋の中にいる」という空間的な関係があることを表しています。
より正確に言えば、最初に「男がいる」と述べて、次に前置詞inで男の「周り」に枠のようなものを設けて、最後にそれは「部屋」だと述べる、という流れになります。

ここで注意点が2つあります。

・前置詞は「状態を表すもの」というより「動きを表すもの」と捉えたほうがよいこと。
・前置詞によって「中心から周辺へ」場面展開をしていること。

日本語と英語の違い
日本語と英語は言語的には遠いとされています。その大きな要因として、「物事を述べていく順番が逆になっている」ことが挙げられます。
さきほどの例文の状況を描いたのが次のイラストです。日本語と英語で、どういう順に述べているのか番号を振ってみました。

日本語:部屋に男がいる。
英語:There is a man in the room.

日本語では「周辺から中心へ」、英語では「中心から周辺へ」言葉を並べていることがわかりますね。
日本語が「周辺から中心へ」向かうことができるのは、周辺から中心へ向かうときにつなぐ言葉(例:~に)が存在しているからです。

逆に英語が「中心から周辺へ」向かうことができるのも、中心から周辺へ向かうときにつなぐ言葉(例:in)が存在しているからです。そして、英語において「中心から周辺へ」向かうときに使われるのが前置詞なのです。

英語を英語のまま理解するために
最近「前置詞をイメージで理解しよう!」という記事や書籍がたくさん出ています。しかし、問題は次のようなイラスト解説が多いことです。

よく見かけるイラストだと思いますが、これだけでは単語に含まれている流れがわかりません。
単語に含まれている流れがわからなければ、私たちは「~の中に」のように使い慣れた日本語の順番でinを理解してしまいます。

日本語に存在しない「前置詞」だからこそ、単語に含まれている流れまで含めてイメージで捉えることが重要なのです。

本書では、前置詞に含まれている流れを以下のように表現しています。

次の章から前置詞のイメージと意味を解説していきますが、前置詞に含まれている流れも知って頂き、英語の世界観に少しずつ慣れていってもらえたらと思っています。

【冒頭イラストの答え合わせ】
冒頭イラストの答えですが、○○に入る言葉は「流れ」(他にも「順番」など同じような意味であればOK)でした。

レベルアップ英語 【前置詞】1ケ月でマスターできる

前置詞中級テキスト

本書では56の前置詞を取り扱っています。毎日3つずつ勉強すれば、20日ですべて学べます。他の時間で難しい前置詞を復習して、似ている前置詞の違いを勉強していけます。

Kevin Marx (著)
販売: Amazon Services International, Inc.、出典:出版社HP

Table of Contents 目次

前置詞の説明

ABOARD
ABOUT, ABOUT TO, NOT ABOUT TO
ABOVE
ACCORDING TO
ACROSS
AFTER
AGAINST
AHEAD OF
ALONG, ALONG WITH
AMONG
APART ASIDE FROM
AROUND
AS, AS FOR, AS OF
AT
BEFORE
BEHIND
BELOW, BENEATH
BESIDE, BESIDES
BETWEEN
BEYOND
BY
CLOSE TO
DOWN
DURING
EXCEPT (FOR)
FOR
FROM
IN
INSIDE (OF)
INSTEAD OF
INTO
IN FRONT OF
NEAR
NEXT TO
OF
OFF
ON
ONTO
OPPOSITE
OUT, OUT OF
OUTSIDE, OUTSIDE OF
OVER
PAST
PRIOR TO
REGARDLESS OF
SINCE
THROUGH, THROUGH WITH
THROUGHOUT
TO
TOWARD(S)
UNDER, UNDERNEATH
UNTIL, TILL
UP, UP TO, UPON
WITH
WITHIN
WITHOUT

前置詞の違い

ABOUT vs AROUND
ACORSS vs THROUGHOUT
AHEAD OF vs BEFORE vs IN FRONT OF
ALONG vs ALONGSIDE vs NEXT TO
ALONG WITH vs ALONGSIDE
APART/ASIDE FROM vs EXCEPT FOR vs BESIDES
BELOW vs UNDER
BESIDE vs BY vs CLOSE TO vs NEXT TO vs NEAR
BEYOND vs OUTSIDE OF
BY vs BEFORE vs UNTIL
IN vs INTO vs INSIDE vs WITHIN
TO vs UNTIL

Foreword まえがき

Thank you for your purchase of Level Up English (Prepositions) . This book is intended for intermediate students. Prepositions describe relationships between words. Like Japanese particles, prepositions have feelings rather than meanings. Mastering the feelings of prepositions is the key to becoming an advanced speaker of English.

レブルアップ英語 【前置詞】を買っていただきありがとうございました。この本は中級者向けです。前置詞は言葉の関係を説明します。日本語の助詞のように、前置詞は意味よりも感覚があります。前置詞の感覚をマスターすることが上手な英語話者になる秘訣です。

How to Study 勉強の方法

Each preposition will have the corresponding Japanese meaning written in brackets, with example sentences written below. Idiomatic phrases will also be written. Read each example sentence out loud at least five to ten times. Try to do this three times a day, in the morning, afternoon, and at night. The more often you study, the easier it will be.
Try to make your own sentences using the different meanings of the prepositions. Try to make your own sentence using the idioms. It is very important that you do this if you want to improve. I will say it again: read out loud, study three times a day, make you own sentences.

かっこの中に、各前置詞に相当する日本語の意味が書かれています。その下に例文がありま す。また、熟語もあります。各例文を少なくとも5~10回音読してください。毎日、朝昼夜 に三回繰り返してください。よく勉強すればするほど簡単になります。前置詞の異なる意味を使って、自分で文を作ってみてください。熟語を使って自分の文を作ってみてください。上達するために、これは凄く大切なことです。大切なことなので二度言います:音読して、毎日3回勉強して、自分の文を作ってください。

There are 56 prepositions covered in this book. If you study three each day, you can learn all of them in about 20 days. Use the remaining time to review difficult prepositions, and to study the difference between similar prepositions.

この本では56の前置詞を取り扱っています。毎日3つずつ勉強すれば、20日ですべて学べます。他の時間で難しい前置詞を復習して、似ている前置詞の違いを勉強してください。

Final advice: do not be afraid of making mistakes. English speakers will likely still understand you even if you use the prepositions incorrectly. Mastery takes time and effort. Do not give up, do your best!

最後のアドバイス:間違えることを絶対に怖がらないでください。前置詞を間違えても、英語のネイティブスピーカーはおそらく言っていることがわかります。習熟するには努力と時間がかかります。諦めないで、頑張ってください!

Kevin Marx (著)
販売: Amazon Services International, Inc.、出典:出版社HP