まんがでわかる「have」の本 – have以外の基本動詞も学べる

have以外の基本動詞も学べる!

今の時代、英語には絶対に触れないという選択肢がないくらい、英語を使用する場面が増えてきています。しかし、日本人は英語が苦手という人が後を絶ちません。英語が苦手と感じる理由のひとつに、覚えることの多さ、複雑さがあるのではないでしょうか。本書では、英語のシンプルな学び方を紹介します。

はじめに

こんなにも英語に触れる機会が多いのに、いや、こんなにも英語に触れなくてはいけないからでしょうか、「英語が苦手」という人が後を絶ちません。もちろん、どんなことにも好き嫌いはあるわけですから、全員が「英語が好き」になら なくてはいけないということではありませんが、少なくとも私はこう言いたい。

「英語って結構いいものだよ」

誰だって英語は「できないよりできたほうがいい」と思っているはずです。それなのに、できるようになるまで頑張り切れないのはなぜなのでしょう。理由はたくさん考えられますが、覚えることの多さや、正確さを求められるプレッシャーなどがあるのではないでしょうか。 でも、少し考えてみてください。英語のプロになろうというのならともかく、英語で何かを楽しもうとするのであれば「完璧」を目指すのは心の負担になるだけです。複雑な文の分析も細かな文法も必要になったときに分厚い参考書で勉強すればいいわけで、はじめからガチガチに学んでいくのは将来的な挫折を招きかねません。

英語学習を長く続けるためには、英語をなるべくシンプルにとらえていくことが必要なのです。
この本は「基本動詞」を通して英語の特徴を概観し、英語のシンプルな学び方を提供することを目的としています。また、語の「イメージ」を活用した英語教育の手法を一部取り入れ、これまでとは少し違ったシンプルな英語の姿を示すよう心がけています。一般的な学校文法とは考え方の異なるところもありますが、 これにより複雑に見えていた英語の世界がすっきりと見通せるようになるはずです。

何より、「マンガ」という形式を取っているので、文字ばかりの本は苦手という人もきっと楽しく英語の世界に触れることができますよ。 個性豊かな登場人物とともに「英語が苦手」を変えてみませんか?

大竹保幹

大竹 保幹 (著)
出版社: アルク (2020/3/27)、出典:出版社HP

CONTENTS

プロローグ
はじめに
Chapter1 haveは「持っている」とは限らない
Chapter 1 で勉強すること
Lesson 1
基本動詞には 意味がたくさん。
Lesson 2
完了形も イメージで理解できる
Lesson 3
have toだって 「持っている」
Lesson 4
「使役」と「文脈」の 関係を知ろう
Chapter 1 のおさらい

Chapter 2
「+前置詞」で いろんな意味を生みだすgo
Chapter 2 で勉強すること
Lesson 1
前置詞の 日本語訳にご用心。
Lesson 2
表現力豊かな 「句動詞」を使いこなそう
Lesson 3
前置詞×2で、 動詞はさらにパワーアップ
Lesson 4
似た意味の前置詞も イメージで理解
Chapter 2 のおさらい

Chapter 3
getの「うしろ」に注目しよう
Chapter 3 で勉強すること
Lesson 1
英語の「文型」とは、 一体なにか?
Lesson 2
動詞の「うしろ」に 注目しよう
Lesson 3
動詞の型の「発展形」を 理解しよう
Lesson 4
動詞がわかれば、 英語の長文も怖くない
Chapter 3 のおさらい
エピローグ
あとがき
【付録】 動詞・前置詞の基本イメージ

登場人物
大竹保幹先生
英語の苦手な高校生に、「いかに英語に興味をもって 勉強してもらうか」を常に考える、現役の高校英語教 師。わかりやすくてやわらかい解説の授業には定評が あり、女性ファンも多いとか。

英語が苦手な老若男女
小学生にはじまり、会社員、主婦、シニア等昔勉強したはずの英語にいまだ苦手意識をもつ幅広い年齢層の 大人たち。「今度こそは!英語わかりたい!」という 野望をもって先生の講義を受講。

Chapter 1
haveは
「持っている」
とは限らない

大竹 保幹 (著)
出版社: アルク (2020/3/27)、出典:出版社HP