英語学習を習慣化する3つのポイント【社会人からの英語学習[9]】

 


 

どうせ英語を学習するのならば、10年後も勉強し続けていたい。では、どうすれば5年後、10年後も勉強していられるのだろう? 長く英語を勉強するための3つのポイントを現役英会話講師の“まえたく”こと前田拓也さんに教えてもらった。

長く英語を学ぶための3つのポイント

せっかく英語を学習するなら、半年や1年ではなく、5年、10年の長期スパンで継続して欲しいところです。そのためには英語の勉強を習慣化する必要があります。ここでは、英語学習を習慣化する方法を私自身の実体験を含めて3つ紹介していきます。

一つ目は、「英語を勉強しなくちゃ」ではなく、「カフェに行かなくちゃ」にすることです。私自身、自宅など様々な誘惑のある環境では、集中して学習することができませんでした。学習環境が整っておらず、集中が続かなかったのです。いつしか勉強しているだけマシな状態になってしまい、全く勉強しない日の方が圧倒的に多かったです。また、頭の中で「勉強しなくちゃ」と思えば思うほど、やる気が起きない状態でした。

そこで、「勉強しなくちゃ」ではなく、「カフェに行かなきゃ」に意識を変えてみました。カフェだと自分を誘惑するものがないので、「英語の勉強をするか」という考えが生まれてきます。やらなきゃいけないというよりも、仕方がなくやるという感じですね(笑)。ですが、そのおかげで「カフェに行くこと=英語を学習すること」という図式ができ、英語学習が習慣化し、学習が好きになったキッカケにもなりました。このように「学習環境に身を置く」ことが大切です。

二つ目は、「自分に見張り役をつける」ということです。これは、私自身や知人が英会話講師として生徒に対して取り組んでいることでもあります。例えば、RIZAPのように自分に見張り役をつけて、毎日進捗管理などのサポートをしてもらうと、自然と「やらないと!」という気持ちになります。

また、学習を進めていく中で褒めてもらったりすると、さらにやる気が出ます。最近では、パーソナルトレーニング形式で取り組んでいくうちに、気がついたら習慣になっていたというケースは多いです。知り合いの英会話講師でも、「自分にコーチをつけて、英語力と講師のスキルも伸ばしたい」という理由から、コーチをつけて学習に取り組んでいる人もいます。このように、自分に見張り役をつけることで、逃げ道を作らずに学習を習慣化することができ、着実にスキルアップにつなげることができます。

三つ目は、「英語と自分の好きなことや得意なことを結び付ける」ことです。歌が好きだったら、洋楽を1曲完璧に覚えてみるとか、サッカーが好きだったら、好きなサッカー選手のスピーチを聞いたり、海外の試合の解説を聞いてみたり、映画が好きなら、英語の字幕で観てみるなどが良いでしょう。好きなことや得意なことと英語を結びつけるメリットは「学習が楽しい」ということです。

楽しければ夢中になるし、もっと知りたいとも思うようになります。そして気がつけば、無意識的に英語を学んでいる状態になっているのです。英語に限らず、仕事や趣味など何かに取り組むときは「I have to(〜しなければならない)」よりも「I want to(〜したい)」という状態の方が良いですよね。特にヨーロッパ圏や南米圏の人は、英語を学習するときに自分の好きなことに結びつけている人の割合が多い気がします。

長きにわたって英語を学習するには習慣化が必要不可欠です。習慣化するためには、「学習する環境に身を置く」、「自分に見張り役をつける」、「好きなことと結びつける」の3つが大切だと思います。もちろん、人によって合う・合わないがあります。自分に合いそうな方法や共感できる方法に取り組んでもらえたらと思います。