国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!2- リスニングの壁を破る意外な学習方法と落とし穴!

 


 

リスニングの学習の重要性

本書は、英語学習の際に注意すべき点などをまとめた、英語学習のハウツー本です。リスニングの学習で主に失敗した経験を紹介し、どのような学習法を実行するべきかを論じています。さらに、音読の重要性と実力をつけるための音読の仕方を具体的に示し、問題集の使い方などにも触れています。

目次

国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!2
はしがき
【語学学習は視野狭窄(きょうさく)の危険が?失敗の経験から伝える重要な心構えとは】
【失敗からは多くの気づきを得ることもある】
【効率的で楽な学習方法を目指そう】
【間違った学習方法のまま努力し続けることが一番危険に】
【自分の「大元の」学習方法を検証してみること】
【海外経験のない日本人にとって英語リスニングは超鬼門!】
【語学学習は息の長い学問。「努力」の「継続」を大切に】
【覚え方をマスターすれば、単語の暗記も楽しみに】
【私たちはネイティブに及ばない?けれど実務でも「使えるようになる」!】
【音読を軽視してはならない!徹底的に練習を】
【単に英文を読み上げる「だけ」が音読と思ったら大間違い?】
【私の大失敗|音読の効果や仕方を知らないでン年?その結果・・・】
【1. 音読ガン無視で「万年800点台」?】
【TOEIC900点突破は見果てぬ夢?沖縄旅行は『虚仮(こけ)の一念』の「ほうび」?】
【2.間違った音読のッケ?「冬の時代」が延々六年間!】
【虚仮の一念も絶対必要!長所短所を十分かみしめておくこと】
【音読は見かけがアレだから、無視されやすい?】
【音読は必ず行うこと】
【正しい音読学習―日本語の理解と同じ理解レベルを目指してしゃべること】
【正しい音読学習には、相応の時間と努力が必要に】
【音読で練習するのは音声の「形」、「意味」、「イメージ」】
【正しい音読の仕方は「壁」だらけ?順を追ってしっかり理解を】
【1. まずネイティブの発音そのままに音読を練習する】
【なぜネイティブの発音に似せて音読の練習をすべきなのか?】
【2. 音声の形・外見の共有を目指す】
【イメージや意思をも共有】
【『彼らと同じ』を目指す】
【『棒音読』は大敵!】
【『日本語』をしゃべるのと同じ「理解のレベル」で、英文をしゃべることを目指す】
【英文を「調べ終わった」で終えてしまわないこと!】
【記憶の努力を妨げる調べ方はNG!】
【調べる作業が大がかりすぎるのは勉強の仕方が間違っている可能性も】
【ワンポイントー英語力を伸ばしたいなら単語力を第一に伸ばすこと】
【間違った勉強の仕方はせっかくの苦労が水の泡!方向転換の勇気も必要に】
【最高なのはより『英語力アップ』につながるノート、資料の作り方】
【きれいなノートを作って「自分をごまかす」ことのないように】
【私の学習(資料整理)方法!一つの例として】
【参考書はほぼ無用?買っても「積ん読」状態に】
【問題集が絶対にオススメな理由!】
【問題集はどのように使うべきか?】
【1.問題集は徹底的な「各個撃破」!一つに絞ること】
【2.「問題」になっていない箇所でも、覚えたければ「問題形式」に改造】
【私のリスニング失敗遍歴―音読への気づき】

【音読の『仕方』を間違えて、とんでもない回り道!私の失敗とは】
【棒音読はリスニングの大敵!】
【最初は音声を、次に意識を乗せていく練習を!】
【音読と歯列矯正】
【歯列矯正後にようやくTOEICスコアが微増】
【リスニングとライティングのスコア配分が普通の人と逆?】
あとがき
国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!2

はしがき

『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!2』をお買い上げくださりありがとうございます。

本書は同じくAmazon Kindleで発売中の電子書籍、『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』の続編とさせていただいているものです。

本書の内容は前書『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』の末尾で触れたとおり、主に英語学習におけるリスニングについて、かなりのパイを割いてお伝えいたします。

英語圏諸国を含めて、海外渡航を一度も経験したことがないままで、独学ながらTOEIC900点を突破し、英検1級を取得しましたが、そういう実体験に基づきながらも、多
くの方々にもオススメできる、役に立つ英語学習の仕方について、前書に引き続きさらに細かく語ってみました。

リスニングについて言いますと、30代半ばで英語学習再スタートの独学に加えて、0代か0代の年齢でTOEICのリスニング分野で490点まで取得したことがあります。

本書は、そのような学習の経過でつかんだウンチク、効率的な学習方法を、そのいきさつとともに説明しています。

前書をくり返しますが、大学の英文科を出たわけでも、有名大学を出たわけでもない、そしてネイティブでもない、海外渡航経験も一切無い、さらには身近にネイティブの知人友人などもいないしエリートでもない私が、どのようにしてこういう英語のリスニングレベルにたどり着けたのか?

それをつぶさに語っているということが、本書の決め球でもあります。

英語の学習分野も様々ありますが、とりわけ本書で中心的にお伝えしているリスニング力アップの方法は、私の学習経験の中でも、「事実は小説よりも奇なり」と言えるほどに苦労していた分野ではないかと思います。

というのも他の分野、つまりTOEICで言えばライティング、英検の筆記や長文読解、文法セクションのレベルアップよりも、このリスニングにかけてはとんでもない大失敗、紆余曲折をしでかしているのです。

他にも失敗談はありますし、それは前書『国産日本英語 それでもTOEIC900点!』でも触れていますが、リスニングの学習方法を試行錯誤していた結果、他の分野にまでその失敗が波及していたと言えるかも知れません。

このため、前書もそうですが、本書はとりわけ他の従来のハウツー本よりは相当に変わった内容になっていると言えるでしょう。

でもいったいなぜそんな失敗、間違いが起こったか?

本書ではその原因も語り、同時に回避の方法も取り上げてみていますが、今思い出しても、特にリスニングの学習法の大間違い、大失敗は自分の黒歴史です。

「ふつうの人だったら、こんな風に勉強すれば失敗するとわかるんじゃないだろうか」

「常識のある人ならこんな勉強の仕方、思いつきもしないのでは?」

とも言えるほどの失敗かも知れません。

ですのでいくら最終的にTOEICや英検などで好成績をあげたからといって、私は成功の連続などでは絶対にありません。

本書は単なるリスニング力向上のハウツー本としての内容だけではなく、そんな「泣き笑い奮闘努力」の経験をもお伝えしています。

本当に今、いろいろな失敗があった、長い年月を無駄にした、と振り返れます。

そんな本書の内容は、時には面白おかしく読めることもあるかも知れませんが、とりわけ学習に没頭していると、必ずしも他の方たちにも起こらないとは限りません。

そこで、英語学習に専念している方たちへ注意を喚起する必要があると思い、だからこそ本書で取り上げているとお考えください。 そして、こうした「負の」学習体験をつぶさに語りながら、そこに解説や注意事項を付け足しているのです。

このため本書は、ふつうのハウツー本や参考書と比較すると、より細々した指摘、意表を突くような注意や内容までをも含む、ということ。

それが本書の長所、というか特徴として挙げられるでしょう。

もちろんそのような苦悩の中で見出した、良質なリスニング学習の方法も余さずお伝えしています。そしてこれも独自性の強い内容が多いはずです。

そして合わせて、前書では語りきれなかった英語学習全体の要点、注意点なども多岐にわたって解説していきます。

こうした本書が、他の英語を学ぶ方たちにとって必ず役立つと信じてやみません。

令和元年 十二月吉日

諸岡洋紀

【語学学習は視野狭窄(きょうさく)の危険が?失敗の経験から伝える重要な心構えとは】

前書『国産日本英語 それでもTOEIC900点!』でも触れましたが、英語力や他の語学力を本腰を入れてレベルアップしようとすると、相当に膨大な時間と労力、ひいては専念や集中の必要も出てきます。

その結果、脇目を振らずに学習に根を詰めすぎると、どうしても視野は狭くなりがちですし、実になる情報もいつの間にかスルーしてしまう場合も多いのです。

私も学習の中で数々の失敗もしていますが、それらも一つにはそういった視野狭窄、独善に端を発していると考えているのです。

学習にはまり込むあまり、いつの間にか横道にそれて間違った学習方法をとり、なおかつそれを続けていました。だからこそ大きな失敗もあったのだと痛感しています。

そして長い間、間違ったリスニングの学習方法をやめることができませんでした。

ですがそこには別な理由もあります。

一方で、正しいリスニング学習方法を知りませんでしたし、また一方では自分の学習方法を変えることに疑心暗鬼や不安もあったのです。

そうやって数々の失敗と試行錯誤に陥りましたが、的確にアドバイスをしてくれる人もおらず、またいたとしても私の失敗の仕方、脱線の仕方は独特と言えるほどに極端でしたから、あまり意味を持たなかったかも知れません。

ですが同時にまたそうした経験を経ているからこそ、他の人では語れないであろう学習の方法、リスニング上達の秘訣なども教えることができる、と信じます。

そのような成功する英語学習方法、正しいリスニング学習方法は後ほど本書でお伝えするのですが、それと並んで、失敗した自分自身の「悪しき学習方法」の弊害も、十分なスペースをとってお伝えしています。

そしてその内容を通じて、これから英語力を伸ばしたいと思う方たちへ、正しい判断のヒントとしてお伝えしたいと思っています。

【失敗からは多くの気づきを得ることもある】

本書がなぜ、学習が成功する方法だけでなく、失敗の内容や原因まで含めたのか?
それは、そういう失敗談が非常に貴重と信じるからです。

これをもう少し詳しく説明しましょう。

繰り返しますが、私は「はしがき」にもあるとおり、ふつうは考えられないような学習上の失敗もしています。

その一方で、そんな回り道をしてしまった結果、リスニング力向上を含む英語学習では

「こんなことにまで気付いていく必要がある」、
「ここまで注意を払わなくてはならない」、

といったことに気づかざるを得ませんでした。

その結果、他の同類の本にはほとんど書いていないこと、ずっと細かい指摘や注意を行っているのです が、同時にそれらはある意味希少な情報でもあると思われます。

そしてそれ以上にお伝えしたいのは、それを知らずに過ごしていると、私ほどでないにしろやがて失敗の 種をまくことにもなりかねない、とも考えるからなのです。

たとえば実際、私も既存のハウツー本やCDを英語学習のためにいくつも購入して使ってみた経験があり ます。そしてそれらのうち、真っ正直に取り組んで学習を進めてみた経験もありました。

ですがその結果、英語のレベルアップがある時点で完全にストップし、どうあがいてもそれ以上上には行 きませんでした。

【効率的で楽な学習方法を目指そう】

このため、私は英語学習の方法について悩みながら、結局のところ独自の方法を考え出して実行していく 必要を感じたのです。

ただ、「新しい学習方法」を考え出した、というよりも、 「他の書籍の中で語っている学習方法を肯定しながらも、そこで語っていない様な細かなことを付け足して 膨らませた」とも言えるでしょう。

有名な英語学習の権威者、先生方の語っている学習方法を否定するつもりは全然ありませんし、ある意味 私の躓(つまず)いた軌跡というのは、そういう学習方法にたどり着くためのノウハウを補完する内容にな るのかも知れません。

それはリスニングは言わずもがな、英単語の暗記方法や文法力の充実方法などなど、全てが対象になっています。

前書『国産ニッポン英語 それでもTOEIC900点!』で解説している単語の暗記方法はその典型です し、その他にも独自に方法を考え出して、その結果としてTOEIC900点突破と英検1級の取得がある のです。

ですが前書をお読みになった方はおわかりの通り、取り立てて難しい学習方法はお伝えしていません。 それどころか、英語学習の根底に当たる英単語の覚え方を筆頭に、非常に単純な覚え方の原理というもの をとらえ、そしてそれにつながる英語の学習方法と英語力ア
ップに目を向けているだけなのです。

要するに、既存の優れた学習方法に上乗せして、それでいて 「どれほど効率的に、楽に学習を進めていけるのか?」 というポイントに知恵を絞っているのです。

英語を筆頭とする語学の学習は、息の長い、努力と忍耐をとりわけ必要とすることになります。 そのため、まず学習を始める前には、必ず学習方法の戦略、戦術をしっかり組み立てていく必要があります。

ただ、よくよく振り返って考えてみれば、今まで私も使った英語学習の様々な本などは、そんな最も基本 的な、簡単すぎることまで書いてもいなかった、と言えるかも知れません。 いや、私はそう考えています。だからこそ自分なりの学習方法を自分自身で開発するしかなかったのです。

この点について、正直な本音を言いますが、ふつうに書店や購入サイトなど見られる英語学習関連の本や ハウツー本は、そういう細かな学習方法の方策などにはあまり触れている書籍がありません。

著者のご本人は確かに立派な肩書きや資格を有し、多大な業績を実際におさめている方たちなわけで、読 み手にとってはそれを見ただけでも何となく力が付きそうな感じがするのです。 私もそういう著書を買い求め、必要とあればことあるごとにその内容を実行して続けてみた経験があります。

しかしながら、「読んで知った」事柄のみを実行しただけでは、なかなかうまくいきませんでした。 もちろんその内容や実行の仕方について、知らないうちに自己流の間違った解釈もしていたかも知れません。

だからこそ失敗も数多くしているのだろうと思います。

それで結局のところ、自分自身で単語の暗記方法から長文読解、果ては本書で中心としているリスニング 力アップの方法までを自分自身で発見し、実行し、そしてこうして読者の方たちにお伝えしようとしている のです。

【間違った学習方法のまま努力し続けることが一番危険】

本書では、英語レベルがかなり基本レベルの方たちを含めて、しっかりとレベルアップしていく方法を説 明しているつもりです。それは前書『国産日本英語 それでもTOEIC900点!』と同じ姿勢です。