必要なスピーキング力って? 海外で働くための英会話力とは

 


 

将来的に海外で働いてみたい人にとって、英会話力(スピーキング力)は大事なスキルだ。それでは、実際に現地の職場では、どれくらいのレベルの会話力が必要になってくるのだろう? ニュージーランドのホテルで接客している中野大河さんに自身が感じた求められているスピーキング力を説明してもらった。

海外就労を希望する人が目指すべきスピーキング力とは?

私自身が現在滞在しているニュージーランドのホテルにて3ヶ月ほど働いた中で、仕事の中で求められる英語スキルが何となくわかってきました。ズバリ海外就労を考えている人が目指すべき英語力とは、物事を簡潔に説明できるスピーキング力と音声のみで理解できるリスニング力を身につけることです。仕事上で壁となるリスニングレベルと学習方法については前回の記事で紹介したので、ここでは海外就労で必要となるスピーキング力と効率的な伸ばし方を紹介します。

スピーキング力は大きく分けて、説得・説明・交渉の3つの能力に分類できます。この中でも職種を問わずに必要とする能力が説明です。同僚や上司、顧客と様々な相手に対して説明する機会があるので必要とする能力ですが、事前準備ができるため対策しやすいという特徴があります。

まずは、一緒にブレインストーミングをしましょう。いったん、ここで記事を読むのを止めて、日本語で「リンゴ」を説明することを想像してください。説明の仕方は様々あると思いますが、最も多いのは「赤くて丸い果実」といったところでしょうか。

では、次に英語で「リンゴ」の説明を考えてみてください。解答例としては「It is a round red fruit.」などがあると思います。もし、このような説明が英語でパッと思い浮かべることができれば、きっと海外で仕事ができると思います。しかし、日本語ではパッと説明する内容が思い浮かぶけれど、英語では思いつかなかった場合は、物事を英語で説明をする練習をしましょう。

そして、日頃から頭に浮かんだことや視界に入ったモノを英語で説明するクセをつけましょう。例えば、散歩をしている犬を見かけたら、英語で犬を説明してみるなど普段から視界に入るものを英語で考えることが大切です。

もし、説明が思いつかなかったら、英語辞典などを参考にしましょう。そして、視覚的なモノの説明に慣れてきたら、続けて抽象的な概念を説明することに挑戦してみましょう。愛や夢など形がないモノを説明するのは日本語でも難しいですよね。物理的、抽象的なモノの説明が、ある程度英語でできるようになったら、もう説明のエキスパートです。

トレーニングをして英語で簡潔に説明できるようになれば、周囲にストレスを与えずに仕事を円滑に進めることができます。海外で仕事を探す際は、職歴についての説明を求められるし、仕事を始めてからも顧客や上司、同僚から説明を求められるため、簡潔に説明できる能力は非常に汎用性の高いと言えます。海外就業を希望している人は、英語でも簡潔に説明できる力を身につけると、いざ現地で就業したときに困らずに済むはずです。