willとgoing toの違いって? 未来を表現する方法を覚えよう【TOEIC®から学ぶ基礎英文法(15)】

現在形、過去形ときたら、次に覚えるべきは未来形。未来を表現する方法には「will」と「going to」があるが、条件次第では現在形でも未来を表せる。各表現法の違いと使い方をTOEIC®満点・英検1級を保持し、「ブラスト英語学院」の運営をしている中野太郎氏に教えてもらおう。

「will」と「going to」以外の未来表現とは?

ここでは動詞の未来形について教えていきます。英語で未来を表す場合に代表的なのは、助動詞の「will」、もしくは「be going to」を動詞の前につけるパターンです。その他にも接続詞の後に置かれる動詞が「現在形」で活用して未来を表すこともあります。まずは、基本的な「will」と「be going to」の違いを理解しましょう。

A:How about going to the restaurant tomorrow?
B:Sure, I will come! Thanks for asking!

上記のような会話文で「be going to」を使ってしまうと、意味合いがおかしなことになります。この例では「will」の性質の一つである「その場」で決定した、もしくは発生した未来に関して使うという性質を表しています。例文を訳すと、「レストランに行きませんか?」と聞かれて、「もちろん行かせてもらうよ。誘ってくれてありがとう!」と、その場で行くことが決まったニュアンスになります。

A:What are you doing tomorrow?”
B:I’m going to meet Mike at the bar.”

これに対して「be going to」は、「既に決定していること」に関して使用できます。上の会話文では、「明日、なにしているの?」と聞かれ、「マイクとバーで会うよ」という既に予定が決まっていることに対して「be going to」を使用しています。さらに、「will」は主観的表現、「is going to」は客観的表現に使うという違いもあります。

【1】I will buy the camera tomorrow.
【2】I’m going to buy the camera tomorrow.

ここでの違いは、【1】の方は「明日“絶対に”カメラを買うよ!」という主観的で強い意志の未来表現になりますが、【2】は「明日カメラを買いに行きます」という事実を客観的に述べている未来表現になります。

それでは、基本的な未来の表現方法が分かったところで、TOEIC®でも出題される「現在形で未来のことを表現する形」を見ていきます。「when」や「before」など時を表す接続詞の副詞節(接続詞+SV)では、未来のことを表現する際に、副詞節内の動詞が原形になります。

例えば「I will finish the report before the boss comes back to the office at 5:00pm.」という文では、「上司は5時に帰ってくる」という未来を表現していますが、「before」以降では現在形が使われています。普通に考えると不自然な形をしているように見えるため、TOEIC®では現在形での未来表現の問題が出題されます。では、下記の問題を解いてみましょう。

問題:The client is going to come back to the meeting before the president of IMY corporation ______ the important report at the conference this evening.
(A)present
(B)presents
(C)will present
(D)presenting

さて、この問題では、「クライアントが会議に帰ってくる」という表現の後に「as soon as」を使った副詞節が形成されています。中身を見ると、「IMY株式会社の社長が、今夜の会議で大事なことを(  )する前に」となっています。「今夜」という未来のことなので、(C)will presentを選択したくなりますが、副詞節内なので現在形の(B)presentsが正解となります。

今回触れた未来形の特性には、簡単そうに見えて以外と盲点になっている部分だと思います。現在形の未来表現(副詞節内の時制ルール)を知っていれば解くことができる問題なので、本記事で意味を理解して本番でも解けるようになりましょう。

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