カジュアルな英語で話せる? 英会話で使えるフレーズを覚えよう

ラフな表現や流行のワードを覚えてみよう

外国人との会話場面は、ビジネスだけではなく、友達や近しい間柄の人など普段の会話同様に様々です。ラフな会話をするには、テキスト通りの英文法だけではなく、スラングやカジュアルな表現を覚えることが必要です。また、流行語などを覚えなければ、映画やドラマを理解できなかったり、友達のメッセージや会話についていくことができないかもしれません。

しかし、ただ覚えただけでは適切な場面で使用することができません。スラングなどは、適切な場面で使用することができなければ、周囲の人を不快にさせてしまうかもしれません。そのため、どういったシーンで使用するかを理解する必要があります。ここでは、会話の幅を広げたい人やスラングを覚えたい人にとって、最適な書籍をご紹介します。1冊読めば、普段、日本語で会話しているときの表現を英語でも出来るようになれますよ。

「敬語からスラングまでくらべてわかる英会話」(ジェイ・リサーチ出版)

マイケル・クリチェリー(著)、Michael Critchley(著、その他)
出版社:ジェイ・リサーチ出版;四六判変型版(2010/6/11)、出典:amazon.co.jp

挨拶や仕事で使う英語のフレーズについて収録されています。1つのフレーズに丁寧な言い方やカジュアルな言い方など複数の表現が載っています。同じ意味でも複数の表現があるので、シーンによって変えることが出来るようになります。また、感情表現にも複数のフレーズがあるので、覚えておくと会話が盛り上がるはずです。ラフな会話を身に付けたい人に向いている書籍です。

「今すぐ使えて、会話がはずむ 今日のタメ口英語」(KADOKAWA)

kazuma(著)
出版社:KADOKAWA(2018/3/5)、出典:amazon.co.jp

本書は、Q&A方式の構成になっています。ページをめくると解答があるので、テンポよく読むことができます。収録されているフレーズは、若者言葉が中心で、普段の会話の中で使われる頻度が高いものばかりです。収録されているフレーズは若者言葉が多いので、友達との会話の幅を広げたいと考えている人に適切なテキストだと思います。

「知らないと危険な英語表現」(IBCパブリッシング)

マシュー・D・キム(著)、平 湊音(翻訳)
出版社:IBCパブリッシング(2017/2/28)、出典:amazon.co.jp

英語でもダーティーな表現をまとめています。聞いたことがある言葉をテーマにしていますが、意味を理解していないと使いどころを誤り、取り返しのつかないことになってしまいます。本書に収録されている語句は、基本的に友達と会話する中で使う表現ですので、ビジネスシーンで使いたい人には向いていません。

「『カジュアル系』英語のトリセツ」(アルク)

ルーク タニクリフ(著)
出版社:アルク(2017/8/7)、出典:amazon.co.jp

カジュアルな表現と一口に言っても、スラングではなく、メモやメッセージ、友達とのコミュニケーションなど様々です。この本では、友達との簡単なメッセージや会話での表現に主眼を置いています。文中に出てくる単語のレベルも易しいので、英語が苦手な人でもわかりやすいです。友達とメッセージや会話をしたい人が身につけると、楽しく会話をすることができるようになります。

「イギリスのスラング、アメリカのスラング」(研究社)

ルーク・タニクリフ(著)
出版社:研究社(2013/9/25)、出典:amazon.co.jp

イギリスとアメリカのスラングが収録されています。アルファベット順に語句が載っていますが、単語が多いので意味を覚えやすいと思います。解説が多めなので、どういった場面で使うべき単語か理解できます。また、語句だけではなく、若者が使う表現なども掲載されていることが特徴的です。ビジネスではなく、留学やワーホリで現地に行っている人は、こういう表現を知っておくと便利かもしれません。

ラフな表現やカジュアルな語句は、ビジネスシーンではあまり使いませんが、友達や家族など近しい人には必要な要素です。テキスト通りの文法では補いきれない表現にも切り込んでいるので、英会話力を上げたいと考えている人は、取り組んでみるといいと思います。ビジネス以外で、仲良く会話をしてみたいという人には適切です。