どれを? – TOEICの公式問題集1,2,3,4,5,6の違いとは? 難易度から見たオススメ勉強法

各公式問題集の違いとは?

現在、新テスト形式対応のTOEIC®L&Rの公式問題集は、1・2・3・4・5・6と年に1〜2冊のペースで全6冊が販売されています。6冊ともに大きな違いはありませんが、3・4・5・6には音声データがダウンロードできるようになりました。それ以外の構成面での変化はほとんどありませんが、各問題集に収録されている問題の難易度は異なっています。

【TOEIC公式問題集6も出ました。【6】の中身とレベルの変化もチェックする。】

もちろん、1から6まで全部揃えて学習しても構いませんが、「1番はじめに取り組むならどれが良いか」を調査しました。というのも、問題の難易度にバラつきが見られるので、本番より簡単だと問題集に取り組む意義がありません。効率的に目標のスコアを手にするには、傾向・難易度ともに本番と同じレベルでないとならないのです。また、ここでは、公式問題を活用した学習方法についても触れていきます。

公式問題集を全て確認する
売れ筋参考書も確認する

まずは、TOEIC®L&Rの公式問題集の1・2・3・4・5・6の特徴を以下のようにまとめました。

・値段は「1から4」までは2,800円、「5・6」は3,000円と最新版だけ少し価格が高い(税抜)
・問題の形式(パート分け)は同じだが、問題の難易度が異なる
・本体の構成に変化なし(全てテスト2回分と解説)
・3から音声データのダウンロードが可能
・問題集の番号が後ろになるほど難易度が上昇している

では、現行テストの難易度に最も近いのはどれでしょう? 結論を先に言ってしまうと、問題集ごとにバラつきこそあるものの最新バージョンである『公式TOEIC®L&R 問題集6』が、現行テストに一番近いでしょう。また、『公式TOEIC®L&R 問題集5・4』も最新のテストと遜色ないレベルなので、すでに問題集5を保有している人は新たに買い直さなくても良いです。

現在、公式問題集6が発売されていますが(6の中身も確認する)、傾向として出版日が古いほど、難易度が簡単になっています。特に、問題集1と2の難易度は以降の問題集よりも低く設定されているように感じます。裏を返せば、年々、TOEIC®の難易度が上昇しているということでもあります。肌感覚ではありますが、5と6の方が1よりも20%程度難易度が上がったように思えます。ですので、公式問題集の購入を検討している場合は、最新版の6を購入することをオススメします。(6も出ましたが、確認したところ難易度としては5,6は同等です。)

各パートの難易度について – 徹底的に直近のものをやり込みましょう

ここからは、各パートの難易度について説明していきます。まず、リスニングパートではパート2の難易度が上昇しています。パート2の形式は、紙に設問と選択肢が記載されておらず、音声を聞いて後に続く文章を選ぶものです。パート2ですが、答えが直接的ではなく、間接的であるというのが最近の傾向であり、聞き取ることがで着るだけでは、正解に繋がらないということがあります。公式問題集4・5・6のパート2は、最新試験の傾向と難易度に準拠しています。また、パート3と4については、イラストや図、表を用いた視覚的な問題の難易度が上がっているように感じるので、集中的に取り組む必要があります。

次にリーディングパートでは、パート6の長文穴埋問題とパート7の読解問題が難化傾向です。パート6は4つの選択肢から空所に入るものを選ぶ問題です。特に空所に1文を挿入する問題は、設問を全て読まなければ解けないこともあり、確実に答えを絞るのが難しいです。800点を超えている人でも、癖のある問題に悩まされるのがパート6の特徴でしょう。またパート6については、問題集1と2の欠文問題は、そこまで難しくありません。同じく読解問題であるパート7の難易度も、直近のほうが難化傾向にあります。ちなみに、旧式問題集では、難易度以前に問題数も異なるため使うべきではありません。仮に現在のスコアが650点未満だとしても、難易度の低い問題集を使うのではなく、現行テストに近い5か6を使用するべきでしょう。

各問題集についてまとめると、どれも同じ形式ですが難易度と傾向に違いがあります。当然ですが、新しい問題集の方が、本番に近い状態で対策することができます。TOEIC®の勉強は、問題集を新しい順から進めていき、解法が理解できるようになるまで繰り返します。その後、文法問題や単語帳などを補助教材として取り組みましょう。TOEIC®テストはほぼ毎月実施しているので、時間の許す限り、何回も受験することをオススメします。

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TOEIC公式問題集電子書籍/アプリ(PDF)

ちなみに、公式問題集は電子版などでのアプリで読めるものはありません。しかし、内容がかなりしっかりしており、公式問題集以外では untitledなどでのTOEIC教材は電子書籍の無料教材は多くあります。

 

TOEICに過去問はあるのか?

また、日本ではTOEIC®の過去問は発売されていませんが、隣の韓国では過去問が販売されています。もし、本番同様のレベルの問題を解きたい場合は、韓国版の公式問題集(過去問)を購入してみてはどうでしょうか。ハングルで解説が書かれているので、問題の詳しい解法や説明が知りたいという人には向いていませんが、問題を解くだけなら有効です。

原則的にTOEICは過去問を開示していませんが、韓国では開示を禁止していても市場に出回ってしまうため、TOEICを管轄しているETSも過去問を販売しているのです。オンラインでも手軽に手に入れることができるため、解説不要の上級者は購入を検討しても良いかと思います。しかしながら、現在こちらもまずは公式の日本版から手にするのが良さそうです。

公式問題集 – 時間がない場合は、最低でも苦手パートだけでも

またTOEIC公式問題集の話になりますが、まずテストまでで公式問題集をスキップして他の問題集をたくさん解いていてる人も多いのはないかと思います。一気にやると公式問題集の形式は、時間としてもかなりかかります。また解説が不十分なため学習にならないという場合などがあるかと思います。

しかしながら公式としてでている以上なとかちょっと分かりづらいなと思うところがあっても、その公式問題集が一番近いで本番に近いものであるには代わりありません。復習も解説が不親切なところは自分で自身の参考書で調べてみたり文法などだったらウェブサイトでも検索して解説に追加して説明をしておくなどで知識が増えてきます。800点以上などある程度点数がいくと、正解間違いで答えあわえしただけで、頭の中で解説が自身でつくれるようになります。

量的に本番まで時間がなく、やりおえないとしても、リスニングだけだったり、part別だったり(例えばpart7だけなど)をやってみて、苦手意識があるところはやることは必要です。本番までで実際の時間配分をpartだけでも知ることはメリット以外の何者でもありません。特にリスニングの場合は進むページはリスニングが一定で流れる以上、差はありませんが、リーディングに関しては時間配分に苦戦します。一度配分を確認しつつ進めましょう。