定番から新作まで! TOEFLテストで役立つ単語帳を紹介

定番から新作まで100点以上を目指せる単語帳を厳選

TOEIC、英検と並び人気が高いTOEFLですが、主に国内で効果を発揮する前者とは異なり、アメリカ留学に必要な英語スキルを証明できる資格です。4技能全てを測定するテストのために難易度が高く、覚えなければならない単語も多いです。単語は難関大学の入試レベルが問われるので、TOEFL対策用の単語帳を暗記しましょう。ここでは、100点を目指すことができる単語帳を4冊紹介します。

「TOEFL®テスト英単語3800 4訂版」(旺文社)

神部 孝(著)
出版社:旺文社;4訂版(2014/2/21)、出典:amazon.co.jp

TOEFL受験者の中で使用している人が最も多い単語帳です。難易度別に1から4まで分類されていて、自分の単語レベルから学習を始めることができます。3800語も収録されていますが、頻出度が高いので出てくる単語は7割以上抑えておきたいところです。品詞ごとにまとまっていないので、やや使いづらいところがあります。TOEFLを受験する人は、まず本書を読み込むことが大切に感じます。

「TOEFL®テスト ボキャブラリー+例文3900」(ジャパンタイムズ)

アゴス・ジャパン(著)、岡田 徹也(著)、松園 保則(著)
出版社:ジャパンタイムズ(2017/7/2)、出典:amazon.co.jp

上記の『TOEFLテスト英単語3800 4訂版』よりも100語多い、3900語を収録している本です。章ごとの目安が明確で、第1章で60点、第2章で80点、第3章で100点となっています。単語力を鍛えることが、スコアに反映されるので、自分の目標を意識して取り組むことができます。初心者から上級者まで幅広い人に対応している本で、最初の1冊として選択すると良さそうです。

「TOEFL iBT® 対策『超上級』英単語」(IBCパブリッシング)

イ・ドンホ(著)、M・A・パトラック(著)
出版社:IBCパブリッシング(2015/12/22)、出典:amazon.co.jp

TOEFL上級者向けの単語帳です。90点以上を目指す人に不可欠な900語を収録されています。ややマニアックな単語も収録されているため、副教材として活用しましょう。単語の説明も英語でされているので、「英語回路」を身に着けている人には効果的です。アルファベット順で構成されているため、似たような単語が区別しやすくなっています。最短30日で習得できるとありますが、何度も繰り返して定着させるべきです。

「英単語4000受験英語からのTOEFL Test」(Z会)

泉 忠司(著、監修)、Kermit Carvell(著)、Kevin Glenz(著)
出版社:Z会(2007/01)、出典:amazon.co.jp

基本単語と専門用語の2種類を収録しています。初心者から上級者まで対応しているので、スタートアップの教材として効果を発揮してくれそうです。本書の構成は、始めに長めの例文が書かれており、文中で重要な単語について日本語訳がされています。専門用語は、生物学、経済学、社会学と見慣れない語句が連なっているので、テストを受ける前に一見しましょう。ただ、発売が2007年とやや古いので、現在のTOEFL試験で頻出されている単語に対応しているかわかりません。

実際に編集部員の中にもTOEFLを受験した者がいますが、広い対策をしなければならないので、単語のみに集中することができないと感じています。ですので、あちこちに手を出さず、単語帳は基本用語のものと、上級者向けのものの2冊までにしましょう。基本的な語句でも受験英語だけではカバーできませんので、一度取り組む必要があります。スコアアップを目指す人は専門用語を網羅しているものを選ぶと良いです。まずは、1冊読み込んでみましょう。