CD3枚付 英語で聞く力。 81のサンプル・リスニングで鍛える!

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オールマイティーなリスニング!

本書は短い文章から始まるので、段階を踏んでリスニング力を鍛えることができます。内容も、タイムリーな話題や社会問題など多くのジャンルが扱われています。300ページを超えるので量は多いですが、こちらをこなすことで確実に英語力はアップするでしょう。

TOEICやIELTS、英検などのリスニングを対策するためのにも参考になります。まとまった英文や図表と英文を効率的に聞き取って、論理的に理解する方法を学習でき、音声はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダのナレーターによるもので、それぞれの発音の違いに触れながら学ぶことができます。

Preface

本書『英語で聞く力。』は、2016年発売以来増刷を重ね、好評をいただいている3点の書籍、『英語で話す力。』『英語で書く力。』『英語で読む力。』の姉妹編として企画されました。シリーズのそれぞれの書籍、『英語で話す・書く・読む力。」では、みなさんの英語のアウトプットカ、インプット力、理解力、読解力、論理力などの向上に資する内容を提供してきました。その続編の本書は、英語教育で言われている英語の4技能のうち、シリーズに足りなかった最後の技能、すなわち『英語で聞く力。』を鍛えていただくために、三修社のスタッフのみなさんとともに企画を練り上げたものとなっています。

チャートを含まない英語のダイアローグやモノローグを聞き取る基本的なインプット・トレーニングに加え、英語の音声を耳で聞き、理解しながら、同時に印刷された各種チャートの情報を読み取るインプットトレーニング、さらには、それらの情報を整理して質問に答えるアウトプットトレーニングなどが効率的にできる作りになっています。また、英語のリスニング用音声は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの4カ国のナレーターが収録しているので、多様な地域の英語の聞き取りトレーニングも行うことが可能です。

この『英語で聞く力。』では、TOEFLやTOEIC、TEAP、英検、IELTSなどの英語資格試験、あるいは日常やビジネスのシーンに登場するさまざまな英語を徹底的に聞き取り、理解することを目標として、短いモノローグ/ダイアローグから、非常に長いモノローグ/ダイアローグまで多くのリスニング素材を提供しています。
Chapter 1では、リスニング学習の下準備として、これまでの3点の書籍同様、本書のChapter 2のメイン学習ページで登場する機能フレーズをまとめて紹介し、読者のみなさんが効率的に学習できることを心がけました。この部分から学習を始めても、実際のリスニング学習のChapter 2からスタートしてもいいでしょう。
Chapter 2の前半のSection 1~2の部分では、比較的短い「120語程度のダイアローグとモノローグの聞き取り」学習が行えます。ここでは、純粋に音だけに集中して、リスニング学習の基礎を作っていただくことを目標としており、グラフやチャートを含まないリスニング素材を30ユニットにわたり取り上げてあります。この2つのSectionの学習で、Chapter2の後半の長文の聞き取り学習へと進むための下準備を行ってください。まずは、各ユニットで聞いた内容のポイントを素早くメモする習慣をつけていきましょう。また、各ユニットのリスニング学習は次のような順序で行う仕組みになっていますが、この順序は本書の最後まで、一部のセクション(Sec.4-5)を除いてほぼ同様です。

Step 1 ダイアローグを聞き取ろう
● 聞き取りのポイント・・・ユニットに関連の深い語いの学習
● ボキャブラリーを確認・・・一般的な語いの学習
● 機能フレーズを確認・・・各種機能フレーズの学習
Step 2 ダイアローグを確認しよう
● 英文音声のトランスクリプト・・・リスニング素材を文字で確認
● 日本語訳・・・リスニング素材の内容を日本語訳で確認
Step 3 問題にチャレンジしよう
● Questions・・・リスニング素材に関する問題を解く

ただし、学習の順序は読者のみなさんがそれぞれで工夫して進めてください。自信のある方は、「聞き取りのポイント」や「ボキャブラリーを確認」などをスキップして、いきなり英文を聞き取り、問題にチャレンジしてみてもいいでしょう。また、掲載のStepの順にしっかりと従って、着実に能力向上を図るのもいいでしょう。
次のSection 3では、チャートを含む多様なリスニング素材を用意しました。

・[A] 120話程度のチャート付ダイアローグ
・[B] 85話程度のチャート付モノローグ
・[C] 200語程度のチャート付モノローグ
・[D] 400語程度のチャート付モノローグ

と進んでいくにつれ、聞き取る情報や各種チャートの中の情報が次第に増え、内容も複雑になっていきますので、[A]から[D]へと順を追って学習を進め、リスニング力の増強を図ってください。Section 3のQuestionsの中には、グラフやチャートを見なければ解答できないやや複雑な問題も含まれています。ワンランク上の設問も楽しみながら学習を進めてみましょう。
Section 3の学習は、受験や資格試験の中だけでなく、日常生活やインターネット、各種ニュース等での情報収集の場面でも生きてきますので、しっかり取り組んで英語による情報処理能力を高めていただければ幸いです。
さらにそのあとに続くSection 4~Section 5では、チャートを含まない長文の聞き取りトレーニングを行います。
Section 4では、「500語程度の長いダイアローグ」を、Section 5では「750語程度の長いモノローグ」を聞き取っていただきます。移民問題に関する会話から、フィンテックに関するセミナー、最大の生命体に関するポッドキャストまで、幅広いテーマでの会話や講義などを聞き取るトレーニングを行うことが可能です。
特に、このSection 4~Section 5では、長文を聞き取りながらメモを取る練習をするときの参考に、「Note Taking」の項を各Unit冒頭に設けてあります。これは実際にリスニング素材を聞きながらメモを取った例に論旨を付加して整理したもので、会話や講義などの要点だけがまとまっています。
まずは、短くまとまった手際のよいメモの取り方を参考にしながらリスニングを行ってみてもいいでしょう。なにをどのように聞き取り、メモしているのかがわかれば、みなさんの情報収集力向上のための大きな力となることでしょう。慣れてきたら、『Note Taking』の項を見ずに自分でメモを取り、聞き取り学習のあと、『Note Taking』にある例と比較しながら、再学習を行ってもいいでしょう。

本書の末尾についている別冊では、本文中のStep3で登場するQuestionsとその日本語訳、選択肢とその日本語訳、解答を収載しています。本文には選択肢を掲載していないので、難しい場合は、別冊を開き、選択肢を文字で確認しながら問題を解く練習を行ってもいいでしょう。
最後になりますが、本書の制作・編集にご尽力いただいた三修社のスタッフのみなさんに心よりの感謝をお伝えしておきたいと思います。

2018年花冷えの頃に
A+Café 代表 長尾和夫

〔★本書に登場するいかなる内容も、特定の人物、機関、企業、国、地域、情報などを含めすべて、現実とは一切関わりのない創作となっていることを、あらかじめお断りしておきます。また書籍や雑誌、楽曲などの作品、あるいは特定の人物の発言などは、イタリック体や各種クオーテーションマークなどで示してあります〕

長尾 和夫 (著), アンディ・バーガー (著)
出版社: 三修社 (2018/5/29)、出典:出版社HP

Contents

はじめに
音声ファイルダウンロード
本書の使い方
Chapter 1 機能表現を学ぶーー「英語で聞く力」の基礎作り
Function 01 意見を述べる
Function 02 感性的判断を述べる
Function 03 希望・期待・好みに言及する
Function 04 推量・推測・傾向に言及する
Function 05 可能性・可能・能力に言及する
Function 06 当然必要・義務に言及する
Function 07 目的に言及する
Function 08 原因・理由に言及する
Function 09 関連・寄与・貢献・影響を表す
Function 10 許可・不許可に言及する
Function 11 一般・典型・通常・概要に言及する
Function 12 全体像を述べる
Function 13 存在に言及する
Function 14 位置関係を示す
Function 15 数と周辺の表現
Function 16 時と周辺の表現
Function 17 付加を示す
Function 18 順接を表す
Function 19 逆接を表す
Function 20 仮定・場合に言及する
Function 21 比較して述べる
Function 22 同一・同様・相違に言及する
Function 23 例示・引用する
Function 24 並列・選択を表す
Function 25 情報を深める言い換える
Function 26 理解・知識・判断に言及する

Chapter 2 リスニング・ドリルーー「英語で聞く力」を養う!
Section 1 「120語程度のダイアローグ」を開く Listening to Short Dialogues
Unit 01 プレゼン資料に関する会話 Conversation About Presentation Materials
Unit 02 職歴に関する会話 Conversation About Work Experience
Unit 03 ビジネス・ミーティング前の会話Conversation Before a Business Meeting
Unit 04 コースの単位に関する会話 Conversation About Course Credit
Unit 05 スマホに関する会話 Conversation About Smartphones
Unit 06 請求書に関する会話 Conversation About an Invoice
Unit 07 見送られた昇進に関する苦情Complaint About a Passed-Up Promotion
Unit 08 ワイナリー・ツアーに関する会話 Conversation About a Winery Tour
Unit 09 ホテルの部屋に関する会話 Conversation About a Hotel Room
Unit 10 ヴィーガニズムに関する会話 Conversation About Veganism
Unit 11 旅行に関する会話 Conversation About Travel
Unit 12 ある場所への道順 Directions to a Place
Unit 13 市場戦略に関する会話 Conversation About Market Strategy
Unit 14 ある科学者に関する会話 Conversation About a Scientist
Unit 15 健康に関する会話 Conversation About Health

Section 2「120語程度のモノローグ」を聞く Listening to Short Monologues
Unit 16 ハイキングの指示 Hiking Instructions
Unit 17 観光に関するラジオコマーシャル Radio Commercial About Sightseeing
Unit 18 旅のヒント Travel Tip
Unit 19 天気予報 Weather Report
Unit 20 キャンペーン広告 Campaign Advertisement
Unit 21 コースの講師による説明 Course Instructor’s Explanation
Unit 22 目撃者の陳述 Witness Statement
Unit 23 ビジネス・オプションの検討 Considering Business Options
Unit 24 レンタカーの説明 Car Rental Explanation
Unit 25 社長のメッセージ Company President’s Message
Unit 26 社員の評価 Employee Evaluation
Unit 27 ニュース・レポート News Report
Unit 28 劇場のアナウンス Theater Announcement
Unit 29 アリーナの自動応答メッセージ Arena Automatic Message
Unit 30 取締役会議 Executive Meeting

Section 3 「チャートを含む英語音声」を聞く Listening with Charts/Graphics
Listening with Charts/Graphics [A] Unit 31 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く① Short Dialogues with Charts/Graphics ①
Unit 32 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ② Short Dialogues with Charts/Graphics ②
Unit 33 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ③ Short Dialogues with Charts/Graphics ③
Unit 34 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ④ Short Dialogues with Charts/Graphics ④
Unit 35 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑤ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑤
Unit 36 「120話程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑥ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑥
Unit 37 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑦ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑦
Unit 38 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑧ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑧
Unit 39 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑨ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑨
Unit 40 「120話程度のチャート付ダイアローグ」を開く ⑩ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑩

Listening with Charts/Graphics [B] Unit 41 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Short Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 42 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ② Short Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 43 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ③ Short Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 44 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Short Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 45 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Short Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 46 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Short Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 47 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Short Monologues with Charts/Graphics ⑦
Unit 48 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑧ Short Monologues with Charts/Graphics ⑧
Unit 49 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑨ Short Monologues with Charts/Graphics ⑨
Unit 50 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑩ Short Monologues with Charts/Graphics ⑩

Listening with Charts/Graphics [C] Unit 51 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 52 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ② Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 53 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ③ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 54 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 55 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 56 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 57 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑦
Unit 58 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑧ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑧
Unit 59 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑨ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑨
Unit 60 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑩ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑩

Listening with Charts/Graphics [D] Unit 61 「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Long Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 62「400語程度のチャート付モノローグ」を開く ② Long Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 63「400語程度のチャート付モノローグ」を開く ③ Long Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 64 「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Long Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 65「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Long Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 66「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Long Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 67「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Long Monologues with Charts/Graphics ⑦

Section 4 「500語程度の長いダイアローグ」を聞く Listening to Long Dialogues
Unit 68 移民を取り巻く問題 Issues Surrounding Immigration
Unit 69 電気自動車の未来 The Future of Electric Cars
Unit 70 下請けへの苦情 Complaints to a Supplier
Unit 71 現代オペラ批評 Modern Opera Criticism
Unit 72 作家へのインタビュー Interview with an Author
Unit 73 海洋生物学者へのインタビュー Interview with Marine Biologists
Unit 74 物理学者の質疑応答 Q&A with a Physicist

Section 5 「750語程度の長いモノローグ」を聞く Listening to Extended Monologues
Unit 75 「2001年」に関する講義 Lecture on “2001″
Unit 76 未来の技術に関するプレゼンPresentation About Future Technology
Unit 77 最大の生命体に関するポッドキャスト Podcast About the Largest Organism
Unit 78 貧困に関するプレゼンPresentation About Poverty
Unit 79 自由意志と決定論に関する話 Talk About Free Will/Determinism
Unit 80 史上最長の演奏に関するラジオ番組 Radio Program About the Longest

長尾 和夫 (著), アンディ・バーガー (著)
出版社: 三修社 (2018/5/29)、出典:出版社HP

Performance Ever
Unit 81 フィンテックに関するセミナーSeminar About Fintech
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<ご注意>
・ダウンロードには、audiobook.jpへの会員登録(無料)が必要です。
・PCからでも、iPhoneやAndroidのスマートフォンからでも音声を再生いただけます。
・音声は何度でもダウンロード・再生いただくことができます。
・書籍に表示されているURL以外からアクセスされますと、音声をご利用いただけません。URLの入力間違いにご注意ください。
・ダウンロードについてのお問い合わせ先:info@febe.jp(受付時間:平日の10-20時)
How to Use

A Function番号と機能名、機能解説
このページで紹介する表現がもつ機能と、その機能を含んだ各表現(キーフレーズ)に関する解説です。キーフレーズの意味や使い方、類似表現などについて簡潔に説明を加えてあります。

B 機能表現のキーフレーズ
【I suppose…「…だと思う・考える」→Unit100】のような形でキーフレーズを紹介しています。
【Unit 10 ⑭】と書かれていれば、Chapter 2のUnit 10の14センテンス目に同一のセンテンスが掲載されています。丸付き数字の後ろに*(アルタリスク)がついている場合は、Chapter 2で掲載されているセンテンスを一部変更した類似表現であることを示します。
Cセンテンスと日本語訳
キーフレーズを使ったセンテンスとその日本語訳を紹介しています。

Chapter 2 リスニング・ドリルー「英語で聞く力」を養う!
Chapter 2のリスニング・ドリルは異なるトレーニングを行う、次の5つのSectionで構成されています。
Section 1:
「120語程度のダイアローグ」を聞く
Listening to Short Dialogues
Section 2:
「120語程度のモノローグ」を開く
Listening to Short Monologues
Section 3:
「チャートを含む英語音声」を聞く
Listening with Charts/Graphics
Section 4:
「500語程度の長いダイアローグ」を聞く
Listening to Long Dialogues
Section 5:
「750語程度の長いモノローグ」を聞く
Listening to Extended Monologues
●Section 1 「120語程度のダイアローグ」を聞く
Section 1では日常からビジネス、旅行など多様な15のテーマで「120語程度の短いダイアローグ」を聞き取る練習を行います。

D Unit番号とタイトル
Unit番号と、タイトルを表示しています。

E Step1 ダイアローグを聞き取ろう
このStep 1では、記載されたトラック・ナンバーの音声を聞き取る練習を行います。その場合、なにも基礎知識なしで聞き取りを行うのが理想ですが、語い力や読解力が不足していると感じる場合は、次のF、G、Hの項を先に学習してから、音声の聞き取りを行ってもいいでしょう。

F 聞き取りのポイント
リスニング音声素材に登場する語いの中で、特にそのUnitのテーマと関連の深いものを紹介、解説しています。この部分だけ学習して、リスニングにチャレンジするのもいいでしょう。

G ボキャブラリーを確認
Fで紹介したもの以外の、一般的な語いでやや難しいものを取り上げておきました。

H 機能フレーズを確認
ここでは、リスニング素材の中に登場する機能フレーズをまとめて確認しましょう。それぞれの機能フレーズは次のような形で掲載されています。
【⑦ 推量・推測・傾向に言及する seemed …「…に思えた;…のように見えた」→04】先頭の丸付き数字はJの「英文音声のトランスクリプト」の何番目のセンテンスに含まれているかを示します。⑦となっていれば7番目のセンテンスだとわかります。末尾の矢印つきの数字【→04】は、Chapter 1の参照先を示しています。【04】とあれば、Chapter 1 のFunction 04に、この表現に類似した表現群が掲載されています。
本書では、このようにChapter 1 とChapter 2 (Section 1-3の部分)を相互参照できるようになっていますので、振り返りの学習、まとめ学習などに十二分に役立ててください。

I Step2 ダイアローグを確認しよう
このStep2では、ダイアローグのトランスクリプトや日本語訳を確認できます。記載されたトラックナンバーの音声に関して、次の2項で確認していきましょう。

J 英文音声のトランスクリプト
Ⅰの音声を文字で書き出したものです。どうしても聞き取れなかった部分などを、もう一度音声を流しながら確認しましょう。また、文字と音声を比べながら聞くことで英語独特の音声変化の特徴も学習することが可能です。

K 日本語訳
Jの「英文音声のトランスクリプト」の日本語訳です。聞いただけでは内容が理解できないときには、この日本語訳をStep 1も参照しながら再度学習してみましょう。

L Step3 問題にチャレンジしよう
Step3では、Step 1とStep 2で学習したリスニング素材に関する質問が出されます。トラック番号の部分を聞き問題にチャレンジしましょう。

M Questions
Lのトラックの音声で流れる質問文の英語と別冊参照ページを掲載しておきました。最初はこの部分の英文を隠して、問題にチャレンジしてもいいでしょう。
各Questionが読まれたあと、(a)~(d)の4つの選択肢が読み上げられます。正解をひとつだけ選びましょう。設問数はSection1-2は2問、Section3-5は3問ずつとなっています。すべて解き終えたら、別冊を確認して答え合わせしてください。
●Section 2「120語程度のモノローグ」を聞く
Section 1では「短いダイアローグ」を聞き取りましたが、Section 2では「短いモノローグの聞き取りトレーニング」を行います。ひとりの話者が話をどんどん進めていくため、ダイアローグよりも少し難易度が上がる聞き取りとなることも多いのがモノローグのリスニングです。基本的な聞き取り練習を行い、苦手な分野やボキャブラリーを少しでも減らしていく努力を行いましょう。
「Unit番号とタイトル」「聞き取りのポイント」「ボキャブラリーを確認」「機能フレーズを確認」・・・などの個々の項目の詳細はSection 1と同様ですので、Section 1の該当部分の解説を参照してください。

Section 3 「チャートを含む英語音声」を聞く
Section 3では音声に加えて、多様なグラフやチャートなどの情報を同時に読み取るリスニ
ング・トレーニングを行います。
このSectionは、さらに[A]、[B]、[C]、[D]の4つの部分に分かれていて、それぞれで次の学習を行います。ページが進むにつれて、学習の難易度が上がるようになっているので、徐々にチャート付問題に慣れていくことが可能です。

・[A]…「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く
・[B]…「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く
・[C]…「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く
・[D]…「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く

Section 3の「Unit番号とタイトル」「読解のポイント」「ボキャブラリーを確認」「機能フレーズを確認」・・・などの個々の項目の詳細も、Section 1と同様ですので、Section 1の該当部分の解説を参照してください。
ただし、Section 3では次のOの要素が、Section 3後半の[C]-[D]ではNの要素が新たに加わっていますので下記で確認してください。

N 状況説明
Step 1 で聞き取るダイアローグやモノローグの概要や状況を、短い英文で紹介しています。この状況説明の音声のあとに、別のナレーターの声で収録した本編のダイアローグやモノローグが始まります。
O チャート/グラフ
セクション3のStep3「問題にチャレンジしよう」は、グラフやチャートを見ながら解答する形式の問題となっています。グラフやチャート上の情報が不可欠な質問もありますので、その点にも注意して学習を進めましょう。
●Section 4 「500 語程度の長いダイアローグ」を聞く
●Section 5 「750 語程度の長いモノローグ」を聞く
Section 4-5では各種資格試験に登場する長いダイアローグやモノローグを聞き取るトレーニングを行います。TOEFL、TEAP、TOEIC、IELTS、英検や、留学先での学習などで役に立つ内容のリスニング素材を用意しておきました。移民問題に関する会話から、フィンテックに関するセミナー、最大の生命体に関するポッドキャストまで、幅広いテーマでの会話や講義などを用意しており、難易度の高いものも多く含まれていますが、最大限に集中して聞き取りにチャレンジしてみてください。
Section 4-5では、「英文音声のトランスクリプト」「日本語訳」「読解のポイント」「ボキャブラリーを確認」の各項をひとまとめにし、読みやすく提示してあります。また、このふたつのセクションでは、0の「チャート/グラフ」がなくなる代わりに、次のPの「Note Taking」が加わっています。

P Note Taking
各ユニットの状況説明のあとに、英語の長文リスニング素材を聞き取りながら取った簡易的なメモの例を紹介しています。これは実際にリスニング素材を聞きながらメモを取った例に大まかな論理の流れや内容の要約などを付加して整理したもので、会話や講義などの要点だけがまとまっています。
実際の試験などで自分がメモを取るときの参考にしてみましょう。なにをどのように聞き取り、メモしているのかがわかれば、みなさんの情報収集力向上の一助となるはずです。また、慣れてきたら、Note Takingの項を見ずに、自分でメモを取り、間取り学習のあと、Note Takingの例と比較しながら、再学習を行ってもいいでしょう。

別冊
Q Unit番号、タイトルとトラック番号
本文のUnit番号とタイトルに加えて、本文参照ページ、質問音声の収載されているトラックの番号を示しています。

R 質問と選択肢
Unit本文の英語音声素材に関する質問と答えの選択肢を掲載しています。4つの選択肢から正解を選んでください。

S 日本語訳
R「質問と選択肢」の日本語訳です。質問と選択肢の意味を確認できます。

T 解答
解答はページの欄外にNo.1(d)のように記載されています。このように書かれている場合、No.1の正解は選択肢(d)であるという意味です。

長尾 和夫 (著), アンディ・バーガー (著)
出版社: 三修社 (2018/5/29)、出典:出版社HP