アジアで活躍するビジネスマン必見! 訛りの強い英語に対応できる教材一覧

アジアで話される英語を理解するために必要なことは?

世界の中でアジアは、アメリカに次ぐ経済中心地になっています。もちろん、出張や転勤、旅行などで訪れる日本人の数も増加しています。現地で会話をするときは、英語を使うことがほとんどですが、訛りが強いので日本人にとって聞き取ることは容易ではありません。これは、日本で英語を学んでいても克服することは難しいです。ですが、ビジネスチャンスを得るためにはアジアで通用する英語力が必要です。今回は、アジアでしっかりと意思疎通ができる英語力を身につけられる書籍をご紹介します。今後、アジアでビジネス活動をする予定の人、出張で頻繁に行く人などは必見です。

「9人のリーダーに学ぶ! アジアの英語」(コスモピア)

柴田 真一(著)
出版社:コスモピア(2016/7/27)、出典:amazon.co.jp

世界に名だたるアジアの要人9人のスピーチやインタビューを収録しています。この本の目的は2つあり、1つは「アジアの英語に慣れること」。もう1つが「相手に伝わるシンプルな表現とコミュニケーションスキルを学ぶこと」です。前書きにもある通り、アジアの英語には癖があり、最初からそれを聞き取ることは難しいでしょう。しかし、この本には様々な出身国のスピーカーたちの英語をテキスト化し、発音などの特徴も解説されています。CDも付属しているので、癖のあるアジア英語に慣れることもできます。英語力の底上げにも役立ち、音も聞けるこの本は、アジア英語を学ぶ「はじめの1冊」にぴったりです。

「インド英語のリスニング」(研究社)

榎木薗 鉄也(著)
出版社:研究社(2012/8/25)、出典:amazon.co.jp

アメリカ英語に慣れている日本人にとって、インド英語はわかりにくいものです。しかし、経済発展が著しいインドに進出する日本企業や、逆に日本に来るインド人の数も急激に増えています。この本では聞き取りにくい、インド英語に立ち向かうためのノウハウが記されています。具体的な内容は、日常会話の解説やインドの英語事情、インド英語独特のスラングのリストなど、この1冊でインド英語の奥深さがわかる書籍となっています。

「新アジア英語辞典」(三修社)

本名 信行(著)、竹下 裕子(著)、SHARMA Anamika(著)、田嶋 ティナ 宏子(著)、小張 順弘(著)
出版社:三修社(2018/8/30)、出典:amazon.co.jp

グローバル化によって共通言語である英語の非母国語話者の数は、母国語話者の数を上回り、非母国語話者同士での会話の場面も多くなっています。本書は、他のアジアの国々の変化に対応するべく、主要なアジアの独特の言い回しや語句をまとめた単語帳となっています。カタカナによる発音法や例文も収録されているので、本書を読み込めばアジア英語について深い知識を蓄えることができるでしょう。

英語は世界中で話されている以上、それぞれの国で独自の変化をしています。また、母国語の発音次第で、英語の発音や訛りにも変化が見られます。今後もアジアは重要な経済拠点となりますので、対応できるよう英語力を身につけましょう。アジアの英語を身につけられるなら、ビジネスチャンスを手に入れることができるかもしれません。