文脈で覚えるIELTS英単語

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他のIELTS単語帳と違い文章→文脈を読んで覚える部類の単語帳となっております。テーマも幅広く扱っている長年、留学授業で培ったアゴス・ジャパンからの一冊です。

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はじめに

本書執筆の当初から、私達は市場に出回っている他のIELTSの語彙本とは全く違うものに仕上げたいと考えていました。既刊のIELTS語彙本の多くは読者を感心させようとして、できるだけ多くの学術的または専門的な言葉を詰め込もうとしています。しかし、これらの言葉の多くは実際のIELTS試験にはあまり出題されず、したがって、このような語彙を暗記する作業は貴重な時間を無駄にするだけで、テストでのパフォーマンスを向上させません。

既存の語彙本はまた、IELTSがどのように受験者の能力を試しているのかを完全には理解していません。それを如実に示しているのが、IELTSの本文で使用されている語彙と、問題文に使用されている類義語との関連性をこれらの語彙本が提示しきれていないという事実です。この関連性は、IELTSでのスコアアップにとても重要であるにもかかわらず、です。

本書の執筆に当たっては実際のIELTSテストを入念に分析し、本文でよく目にする重要語句を選び出しました。さらにそれらを問題文中の類義語と照らし合わせることで、この関連性を丹念に調べました。本書に収録されているすべての見出し語と類義語はこのようなリサーチに基づいたものであり、実際にテストで役立つもののみが含まれています。したがって、本書で学んだ暁には、IELTS採点官に好印象を与え皆さんを高得点に導くような、自然で最新の語句やイディオムを身につけられること間違いなしです。

なお、一部の語彙は、本書の中で複数回登場しています。これは、同じ語彙に繰り返し触れることで、記憶への定着を促進させることを意図しています。また、同じ語彙に異なる文脈で出会うことで、その語彙に対する理解がより一層深まります。本書を通じて、ぜひその効果を実感してください。

本著出版にあたり、数多くの方々からご協力およびご助言をいただきました。
英文作成においては、多数のパッセージとさらに多くのサンプルセンテンスを何度も丁寧に読み直し、校正にご協力いただいたJim Giguere先生、Gwen Catley先生に感謝申し上げます。

日本語文の作成に際しては、膨大な量の一次翻訳をご快諾いただいた西海絢乃先生、市村文子先生、そして翻訳の校正を根気強くお手伝いいただいた加藤正人先生、米田王太先生、岡桃子先生、内山ふじみさん、江田沙織さんに心から感謝の意を表したいと思います。
また、本書執筆中に著者、監修者を励まし、精神的に支えてくださった株式会社アゴス・ジャパンのスタッフの皆さんにも、心より謝意を表したいと思います。
このように本書を読者の皆様にお届けできるのも、数多くの人たちからのお力添えがあったからこそです。この壮大なプロジェクトに携わった全ての人の思いが、本書の1ページ1ページを通して、読者の皆様にも伝わる喜びを感じつつ。

著書、監修者一同

アゴス・ジャパン (著), ジョン・グラント (著), マイケル・サンダークリフ (監修), 土橋健一郎 (監修)
出版社: ディーエイチシー (2019/2/8)、出典:出版社HP

目次

CONTENTS
はじめに
本書の使い方
PART1 読んで覚える英単語
1 ポリネシアの発見
2プラスチックの歴史
3豪華客船タイタニック
4アイダホのビーバー
5どうしてダンスが好き?
6 AIによる芸術
7才能あふれる子どもたちへの学校広告
8ハイパーループ
9 マリア・モンテッソーリの生涯
10どうして人はウソをつくの?

11 マウンテンゴリラ
12オリーブの栽培
13 ロボカップ
14 ニコラ・テスラと電流戦争
15ある思考実験
16 火星で暮らす
17 小惑星の衝突
18 暗号通貨
19 ポンジスキーム
20普遍文法

21 バナナ
22 フロー
23 イエローストーンのオオカミ
24おとぎ話の起源
25日本ザルと温泉
26 法隆寺
27 行動経済学
28 エジプト王国の滅亡
29 ナノボット
30 情報格差

31 スウェーデンと音楽
32 日本建築の耐震性
33親しい友人と脳の働き
34先祖調査ビジネス
35 アルツハイマー病と修道女
36 動物の進化
37 イギリス女王の発音
38 バラの香り
39 ビール製造の歴史
40 ガイ・フォークス

41巨大空港
42英仏海峡トンネル
43 イギリス人の外国語習得
44グレートバリアリーフ
45 睡眠の大切さ
46 シェイクスピア
47 リチャード三世
48 組織市民行動
49 ウィキペディア
50 海をきれいに

51 カラスの道具作り
52 遺伝子操作
53 3D プリンター
54 スポーツにおけるファン心理
55 苦境に立つデパート
56 セルフリッジのデパート
57 火山噴火の予知

PART2 図解を読み解く英単語
58 若者はどうやってニュースを見ている?
59 英国のエネルギー使用量
60ビニール袋と紙袋の原料
61水の濾過装置
62音楽学校の改修案
63 再開発ビフォー・アフター
64北アメリカのセミのライフサイクル
65 ペットボトルのリサイクル

PART3 意見を書く英単語
66 スポーツにおけるスポンサーシップ)
67 スポーツにおけるスポンサーシップ2
68少年犯罪1 69少年犯罪 2
70大学入学前のすごし方1
71 大学入学前のすごし方2
72 小学生が外国語を学ぶことへの賛否0
73 小学生が外国語を学ぶことへの賛否2
74 オープンプランオフィス
75オープンプランオフィス2
76低開発国と観光業1
77低開発国と観光業2

PART4 意見を話す英単語
78なぜ今の仕事を選んだのですか?
79あなたの地域は住みやすい場所ですか?
80友達とどのくらい会えますか?
81 映画館にどのくらい行きますか?
82どちらが好きですか?1
83どちらが好きですか?2
84過去を語る1
85 過去を語る2
86今を語る1
87今を語る2
88 未来を語る1
89 未来を語る2
90子どもたちと伝統文化1
91子どもたちと伝統文化2
92テクノロジーと働き方1
93テクノロジーと働き方2
94政府と環境保護O
95 政府と環境保護2
96社会変化と家族1
97社会変化と家族2
Index

アゴス・ジャパン (著), ジョン・グラント (著), マイケル・サンダークリフ (監修), 土橋健一郎 (監修)
出版社: ディーエイチシー (2019/2/8)、出典:出版社HP

本書の使い方

トピックス
実際のIELTSテストでよく出題されるトピックスを読み、語彙をチェックできます。
カラーの文字
IELTS最頻出語です。見出し語として次ページから詳しく紹介しています。
速読チャレンジ
英文が理解できるようになったら、本番に向け速読の練習も行いましょう。
英文+和訳ページ

注意語
こちらも重要語です。IELT頻出語としては取り上げていませんが、トピックスを読み解くためにチェックしておきましょう。
英文
約200wordsでまとめています。ストーリーを楽しみながら英文を読んでいきましょう。
《英文内の単語のカラーや太さについて〉
カラー太字HELTS最頻出語:次ページから見出し語として詳しく紹介
黒の太字 IELTS頻出語:次ページから類語で紹介
*印 英文を読み解くための注意語(IELTSにも出ることがあります)

単語ページ

見出し語
IELTS最頻出語を中心に掲載しています。口のチェック欄には自分の理解度に応じて1や○△×などをつけ、繰り返しチェックしましょう。

頻出度
最も出題される語彙・テーマにはAをつけています。

語義
IELTSで問われる語義を掲載。品詞は英文中の品詞を表示しています。
類義語 IELTで必ず問われるのが言い換え表現。確実に得点を稼ぐために覚えなければなりません。
※同じ意味が続く場合は、意味は右側に1つにまとめています。

例文
類義語の例文です。

Did you know?のコーナー
知っておくと役立つ英語の豆知識を紹介しています。
「ライティング・スピーキングの例題でも学べる
ライティング、スピーキングの例題
ライティングテストの図解、スピーキングテストの例題も使って、語彙を増やしていきましょう。

本書の効果的活用法

Step1 英文を読む→ Step2 単語を覚える→ Step3英文を繰り返し読む

Step1 英文を読む(10分)
できるだけ最初は和訳を見ずに、英文を素読みしてみましょう。*印の単語がわからない場合は一番下を見ると意味が見つかります。

Step2単語を覚える(10~15分)
英文の中のカラー文字はIELTS最頻出語です。すべて意味と類義語を覚えていきます。ただし、いきなりすべてを覚えるのは難しいはずです。効率の良い方法として、次の順番を提案します。
1回目:カラーの見出し語を覚える
→これにより英文が理解できるようになる
2回目:類義語を覚える
→これにより言い換え表現が理解できるようになる。
3回目:英文の速読にチャレンジ
→これにより語彙チェックに加え、読解スピードが上がる

Step3 英文を繰り返し読む(10~15分)
10回(少なくとも5回)は英文を音読しましょう。文脈で単語を見ることで、生きた英語が学べます。生きた英語を学んでおけば、みずから英語をアウトプットするときにとてもよい参考になります。

音声の活用法

リスニングカを高める!●英文を聞く
1本の該当ページを見ないで聞く(目安3回)
2本の該当ページを見ながら聞き取れなかったところをチェックする
3自分でも音読する。
4音声を聞きながら、シャドーイングする
5音声を聞いてディクテーションする

スピーキング力を高める!◆見出し語と類語の例文を聞く
日本語(語義)が聞こえた瞬間に、英単語を思い出す。または実際に声に出して英単語を発音する。
音声ファイル無料ダウンロード本書をお買い上げの方には、リスニングカ、スピーキングカを伸ばすネイティブ音声をご利用いただけます。以下の手順でダウンロードしてください。

手順1インターネットで専用ウェブサイトにアクセスDHCホームページのトップ画面にある購入者・音声特典ダウンロードのバナーをクリックしていただくか、下記のURLを入力してください。
音声ダウンロード専用サイトhttps://top.dhc.co.jp/shop/book/data/
2アクセスコードを入力「文脈で覚えるIELTS英単語』の音声DLサービスをクリックしてください。するとアクセスコード入力画面に切り替わりますので、次のコードを入力してください。
アクセスコードieltstango
3ダウンロード開始(zipデータ)
・すべての英文(英語)
・すべての見出し語と意味(英語・日本語)
・すべての類義語(英語)
・類義語の例文(英語)

本書のアイコンについて

◆品詞のアイコン
名:名詞
形:形容詞
副:副詞
前:前置詞
接:接続詞
間:間投詞
◆その他のアイコン
類:類義語
反:反意語
発:発音注意
アク:アクセント注意!
STH : something
SB:somebody
目的語が必要な句動詞のあとに入っています。
発音記号について
重要な発音については発音記号をつけています。
前置詞ややさしい基本動詞については発音記号を省いているものもあります。

アゴス・ジャパン (著), ジョン・グラント (著), マイケル・サンダークリフ (監修), 土橋健一郎 (監修)
出版社: ディーエイチシー (2019/2/8)、出典:出版社HP