CD付 IELTS完全対策&トリプル模試 (CD book)

 


 

細部の解説も良く、模試も3回分!

本書は、IELTSの対策集です。4つの分野全てを網羅し、役立つ解説がそれぞれの分野で書かれています。模試も3回分収録されています。初心者から高いスコアを目指す方まで幅広くターゲットにしており、総合的に対策をまとめています。

はじめに

本書は IELTS のアカデミックモジュールを受験する日本人学習者のために、英国、 オーストラリア、日本出身の著者が3者合わせて30年の IELTS対策指導経験を 注ぎ込んだ教材です。IELTS をまったく初めて受験する方から、さらにスコアア ップを目指す方まで活用していただけるよう構成されています。

4つの技能を網羅
本書の前半では、IELTSで測られる4つの技能(リスニング・リーディング・ラ イティング・スピーキング)について、出題傾向を分析し、問題タイプ別の対策 を詳しく解説しています。多くの問題をこなすことで実践力をつけられるよう、 リスニングやリーディングには練習問題を豊富に設けています。多くの日本人受 験者が苦手とするライティングでは、エッセイライティングの基本を無理なく理 解できるよう丁寧に解説したつもりです。同時に、応用力を養うことができるよう、 豊富なサンプルエッセイと充実した英語表現集を収録しています。スピーキング では回答のテクニックやコツを解説したほか、日本人受験者によく見られるミス や癖についても確認できる機会を設けています。ぜひ大いに活用して4つの技能 すべてにおいて力を伸ばしてください。

フルサイズの模試を3本
本書の後半には、本番と同じ問題数の模擬試験を3本収録しています。IELTS が 初めての方は、本書をひと通り学習した後にまず1本目に取り組んで弱点を確認 し、復習をしてから2、3本目にチャレンジするといいでしょう。受験経験者は、 まず力試しに1本目に取り組んでみて、結果を基に特に弱いところから重点的に 勉強すると効率的です。
本書は、DHC文化事業部の小松玲子さんの多大なるご尽力なくして完成するこ とはありませんでした。その貴重な助言や協力に対して、心からお礼を申し上げ ます。また、私たちに協力してくれた千葉大学の学生さんたちにも、感謝の気持 ちをお伝えしたいと思います。

2014年8月
Sarah Morikawa
Luke Harrington
平岡麻里

セーラ森川 (著), ルーク・ハリントン (著), 平岡麻里 (著)
出版社: ディーエイチシー (2014/8/11)、出典:出版社HP

目次

CONTENTS
はじめに
完全対策
INTRODUCTION IELTSの概要
IELTS についての基本情報/アカデミック・モジュールの試験内容/IELTSとTOEFLの比較/受験申し込み/受験者に役立つ情報
LISTENING 完全対策
リスニングテストの概要
セクション1対策
セクション2対策
セクション3対策
セクション4対策
リスニング模擬問題
弱点補強のリスニング練習
READING 完全対策
リーディングテストの概要
問題タイプ別対策
リーディング模擬問題
WRITING 完全対策
ライティングテストの概要
タスク1対策
タスク2対策
効果的に書くための英語表現 タスク1
効果的に書くための英語表現 タスク2
受験者によくある文法・語彙のミス
SPEAKING 完全対策
スピーキングテストの概要
パート1対策
パート2対策
パート3対策

トリプル模試
PRACTICE TEST IELTS トリプル模試
TEST 1
TEST 2
TEST 3

セーラ森川 (著), ルーク・ハリントン (著), 平岡麻里 (著)
出版社: ディーエイチシー (2014/8/11)、出典:出版社HP

INTRODUCTION

IELTS の概要
IELTS の概要
IELTS についての基本情報
IELTS (International English Language Testing System)は英語の環境で学業 や生活、仕事をするために必要とされる英語の能力を測る試験です。世界135 カ 国の 8000以上の教育・政府・国際機関や企業に採用されています。イギリス、オ ーストラリア、カナダ、ニュージーランドでは、ほぼすべての高等教育機関にお いて入学の判定基準として認められているほか、近年はアメリカでも TOEFLに 代わる試験として採用する教育機関が増えています。試験問題は国際性を重視し て作成されており、多様な国・地域に関するトピックを扱うとともに、リスニン グではさまざまな国や地域のアクセントを取り入れています。
日本における運営は、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュ・カウン シルが共同で行っています。なお、原則として16歳未満の人は受験ができません。
IELTS には、以下の2つのタイプがあり、目的に応じて受験者が選択します。
1 Academic Module(アカデミック・モジュール)
大学や大学院への留学を希望する人、英語圏での看護師や医師登録申請をする人 を対象としています。
2 General Training Module(ジェネラル・トレーニング・モジュール)

英語圏で学業以外の研修を希望している人、英国、オーストラリア、カナダ、ニ ュージーランドへの移住を計画している人を対象としています。
なお、いずれのモジュールでも、リスニング、リーディング、ライティング、ス ピーキングの4技能を測定します。リスニングとスピーキングの問題は両モジュ ールに共通しており、リーディングとライティングの問題はモジュールによって 異なります。なお、本書はアカデミック・モジュールを扱います。

IELTS のレベル設定
IELTSには、9つのレベルが設定されています。試験結果は、1.0から9.0 まで 0.5刻みのスコアで表されます。合格・不合格の判定はありません。一般に、大学 入学に必要とされるスコアは 6.0 から 6.5 以上とされています。

図表1.レベル設定
Band9 Expert user IELTSの最高レベル。英語の運用能力を十分に持っている。適切で、正確かつ流暢である。英語を完全に理解する能力がある。
Band8 Very good user 非体系的な不正確さや不適切さが散見されるが、英語の運用能力を十分に持っている。不慣れな状況では誤解が生ずる可能性もあるが、複雑な議論にうまく対応することができる。
Band7 Good user 不正確さや不適切さが散見され、誤解が生じることもあるが、英語の運用能力を持っている。複雑な言葉もおおむね扱うことができ、詳細な論理を理解することができる。
Band6 Competent user 不正確さ、不適切さ、誤解が多少見られるが、おおむね効果的に英語を運用する能力を持っている。身近な状況では、相当に複雑な言語の意味を把握し、使うことができる。
Band5 Modest user 英語の運用能力は限定的である。だいたいの状況において全体的な意味を把握することができるが、多くのミスをすることも予測される。得意な分野では、基本的なコミュニケーションができる。
Band4 Limited user 身近な状況においてのみ、基本的な英語力を示すことができる。理解しにくい、あるいは表現しにくいことが頻繁にあり、複雑な言葉を使用することができない。
Band3 Extremely limited user ごく身近な状況において、一般的な意味だけを伝え、理解することができる。コミュニケーションがたびたび中断される。
Band2 Intermittent user 実質的なコミュニケーションを行うことができない。身近な状況で必要に迫られて、単語や短い定型句をバラバラに並べて、ごく基本的な情報を伝えることのみ可能である。口語も書き言葉も理解するのが非常に困難である。
Band1 Non-user 単語をいくつかバラバラに並べることしかできず、基本的に英語の運用能力がない。

試験の流れ
IELTS は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4分野で 構成され、受験者は4分野すべてを受験します。リスニングとスピーキングは、 すべての受験者共通ですが、リーディングとライティングは Academic Module と General Training Module で異なります。

アカデミック・モジュールの試験内容
リスニング
会話やモノローグの音声を聴きながら、さまざまなタイプの問題(選択問題、記 述式問題など)に答えます。すべての音声が終わった後で、解答を解答用紙に転 記する時間が10分間与えられます。それを含めてテスト時間は合計40分程度です。 4つのセクションでそれぞれ異なる音声素材が使用され、各10問、全40問が出 題されます。音声は1度しか聞くことができません。音声には多様な国や地域の ネイティブスピーカーのアクセントが使用されます。

リーディング
3つのパッセージ(全体で2,150 語~ 2,750 語)について、全40 の問題が出題さ れます。テスト時間は 60分です。パッセージは本、学会誌、雑誌、新聞などから 引用され、扱うテーマは学術的なものですが、一般向けに書かれており、専門的 な知識を必要とするものではありません。3つのうち、少なくともひとつは詳細 で論理的な議論を扱った内容です。

ライティング
タスク1とタスク2の2種類のタスクが出されます。タスク1では最低 150語の エッセイ、タスク2では最低250語のエッセイを書きます。これら2つのエッセ イを書き上げるのに与えられる時間は合計 60分です。タスク1ではグラフや図表 などで提示された情報を説明する能力が問われます。タスク2では提示された主 張や問題に関する自分の意見を筋道立てて論じる力が試されます。

スピーキング
試験官と受験者の1対1の面接形式で行われます。テスト時間は11分~14分です。 3つのパートから成り、パート1は日常生活に関する簡単な質疑応答です。パー ト2では試験官から提示された話題について、1~2分間ひとりでトークを行い ます。パート3ではパート2の話題について、より掘り下げたディスカッション が行われます。

IELTSとTOEFLの比較
TOEFLとの比較 TOEFLも IELTS と同じく大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定す るもので、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのパ ートで構成されています。両試験とも、そのスコアは世界全域の大学や機関、そ の他の団体で受け入れの判断基準として採用されています。また、現在、世界の TOEFL受験者のうち96 パーセントがインターネット上で実施される TOEFL iBTを受けています。
前項の内容の概略のとおり、IELTS はすべて記述式で行われ、手書きで解答し、 スピーキングは1対1の面接形式で行われます。一方、TOEFL iBT では、リス ニングとリーディングの多くが選択問題で、パソコンの画面に表示された選択肢 をクリックして解答します。ライティングはタイピングで入力し、スピーキング はパソコン画面に向かって話した音声が録音される形式です。

図表2.比較
IELTS TOEFL iBT
テスト時間 約3時間 約4~4.5時間
受験料 25,380円 $225
スコア 各セクションのバンドスコア(1~9)と「総合バンドスコア」(1~9)が与えられる 各セクションは0~30で評価され、総合スコア(0~120)が与えられる
テスト形式 手書きで解答を記述
(スピーキングは試験官との対面式)
パソコンの画面にクリックやタイピングで解答を入力(スピーキングはコンピュータに音声が録音される)
Listening ・約30分+解答転記時間10分
・40問
・一般社会の会話、一般社会のモノローグ、教育・勉強の場での会話、講義・講演、各1題
・60~90分
・34~51問
・授業中の討論や会話(2~3題)、講義(4~6題)など
Reading ・60分
・40問
・3つの学術的なパッセージ
・60~80分
・36~56問
・3~4つの学術的なパッセージ
Writing ・60分
・2問
・タスク1:グラフや図表などのデータを見て150語以上で説明する
・タスク2:社会問題などについて自分の意見を250語以上で述べる
・50分
・2問
・読み、聞いた内容について、エッセイ形式の文章を書く
・ある意見について、それを支持する文章を書く
Speaking ・11~14分
・パート1:一般的な話題の質疑応答
・パート2:与えられた話題について1~2分話す
・パート3:パート2の話題について試験官とディスカッション
・20分
・身近なトピックについて考えを話す(2問)
・読み、聞いた内容に基づいて話す(2問)
・聞いた内容について話す(2問)
メモ 問題用紙にメモ可(スピーキングでは、メモ用紙と鉛筆が渡される) メモ用紙を配布。試験終了後に回収される

(2014年6月現在)

受験申し込み
テスト会場と実施日 I
ELTS は、札幌、仙台、東京、埼玉、横浜、松本、金沢、名古屋、京都、大阪 神戸、岡山、広島、高知、福岡の全国15 都市で毎週実施しています。ただし、テ スト会場は試験日により異なりますので、詳しくは日本英語検定協会のウェブサ イト(https://www.eiken.or.jp/ielts/)で確認してください。

受験の申込手続きから結果の受け取りまで
1 申し込み
申し込みの締切日は、試験日5週間前の金曜日午後5時です(木曜日実施の試験 に関しては、試験日5週間前の水曜日午後5時まで)。ただし、会場の定員に達し た場合は申込期間中でも締め切る場合があります。申し込みは、郵送、またはイ ンターネットで行います。
■郵送
準備する書類:
1. 必要事項を記入した受験申込書(宣誓書付)
2. パスポートのコピー
3. 受験料分の為替もしくは銀行発行の払込票
郵送先:
《東京・横浜・埼玉・札幌・仙台・松本会場受験の場合》
〒162-8055
東京都新宿区横寺町55
公益財団法人日本英語検定協会 IELTS 事務局
《大阪・名古屋・神戸・京都・広島・岡山・福岡・金沢・高知会場受験の場合》
〒530-0002
大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル7F
公益財団法人日本英語検定協会 IELTS 事務局

■ インターネット
下記に記載されている申し込み手順に従ってください。
https://www.eiken.or.jp/ielts/apply/

2 確認する
試験日の約2週間前に受験票が発送されます。受験票を受け取ったら、記載に間 違いがないか確認しましょう。

3 試験当日
当日の持ち物:
1. パスポート(試験当日に有効期限内であり原本に限る)
2. 鉛筆(シャープペンシルは不可)
3. カバーを外した消しゴム
その他、水のみ持ち込み可能です。ただし、ラベルを剥がしたペットボトルか無色透 明のプラスティックボトルに入っている必要があります。

《当日のスケジュール》
説明(15分) 8:45~9:00
リスニング(40分) 9:00~9:40
リーディング(60分) 9:45~10:45
ライティング(60分) 10:55~11:55
スピーキングは、リスニング、リーディング、ライティングの実施日の前後6日以内 に行われます。スピーキングでもパスポートの持参は必須ですので、忘れないように しましょう。また、受験票に記載されている試験開始時間の 20 分前には試験会場に 着くようにしましょう。

4 結果を受け取る
IELTSの試験結果は受験日から13日目に発行し、その後、成績証明書が郵便で 届きます。なお、英語検定協会にて申し込みをした受験者は、同日の午後7時以 降にオンラインで確認することもできます。
※上記の情報は、2014年6月現在のものです。変更されることがありますので、実際に受験される際には、あら ためて最新情報をご確認ください。

受験者に役立つ情報
試験勉強に役立つ情報を提供しているサイトをご紹介します。サンプル問題など を入手できる場合もあるので、ぜひ有効にお使いください。
IELTS の公式ホームページ
http://www.ielts.org/ (英語)
日本英語検定協会のホームページ
https://www.eiken.or.jp/
British Council(日本)のホームページ
http://www.britishcouncil.jp/ (日本語)
http://www.britishcouncil.jp/en(英語)

セーラ森川 (著), ルーク・ハリントン (著), 平岡麻里 (著)
出版社: ディーエイチシー (2014/8/11)、出典:出版社HP