リスニング学びを集中してやってみよう
リスニングは、TOEICや英検などのすべての認定テストに必要なものです。 また普段のニュースなども英語で聞き取ってみたい、TEDなどの動画サイトも英語だけで聞いてみたいと使う機会はたくさんありますが、なかなかリスニングの練習をする機会は少ないです。また相手の声が聞こえないと話せませんので、リスニング能力は会話、スピーキングの前提条件ともなります。
今回は英語を習得するために重要なリスニングを独学でもできるおすすめ参考書を見ていきたいと思います。
CD3枚付 英語で聞く力。 81のサンプル・リスニングで鍛える!
オールマイティーなリスニング!
本書は短い文章から始まるので、段階を踏んでリスニング力を鍛えることができます。内容も、タイムリーな話題や社会問題など多くのジャンルが扱われています。300ページを超えるので量は多いですが、こちらをこなすことで確実に英語力はアップするでしょう。
TOEICやIELTS、英検などのリスニングを対策するためのにも参考になります。まとまった英文や図表と英文を効率的に聞き取って、論理的に理解する方法を学習でき、音声はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダのナレーターによるもので、それぞれの発音の違いに触れながら学ぶことができます。
Preface
本書『英語で聞く力。』は、2016年発売以来増刷を重ね、好評をいただいている3点の書籍、『英語で話す力。』『英語で書く力。』『英語で読む力。』の姉妹編として企画されました。シリーズのそれぞれの書籍、『英語で話す・書く・読む力。」では、みなさんの英語のアウトプットカ、インプット力、理解力、読解力、論理力などの向上に資する内容を提供してきました。その続編の本書は、英語教育で言われている英語の4技能のうち、シリーズに足りなかった最後の技能、すなわち『英語で聞く力。』を鍛えていただくために、三修社のスタッフのみなさんとともに企画を練り上げたものとなっています。
チャートを含まない英語のダイアローグやモノローグを聞き取る基本的なインプット・トレーニングに加え、英語の音声を耳で聞き、理解しながら、同時に印刷された各種チャートの情報を読み取るインプットトレーニング、さらには、それらの情報を整理して質問に答えるアウトプットトレーニングなどが効率的にできる作りになっています。また、英語のリスニング用音声は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの4カ国のナレーターが収録しているので、多様な地域の英語の聞き取りトレーニングも行うことが可能です。
この『英語で聞く力。』では、TOEFLやTOEIC、TEAP、英検、IELTSなどの英語資格試験、あるいは日常やビジネスのシーンに登場するさまざまな英語を徹底的に聞き取り、理解することを目標として、短いモノローグ/ダイアローグから、非常に長いモノローグ/ダイアローグまで多くのリスニング素材を提供しています。
Chapter 1では、リスニング学習の下準備として、これまでの3点の書籍同様、本書のChapter 2のメイン学習ページで登場する機能フレーズをまとめて紹介し、読者のみなさんが効率的に学習できることを心がけました。この部分から学習を始めても、実際のリスニング学習のChapter 2からスタートしてもいいでしょう。
Chapter 2の前半のSection 1~2の部分では、比較的短い「120語程度のダイアローグとモノローグの聞き取り」学習が行えます。ここでは、純粋に音だけに集中して、リスニング学習の基礎を作っていただくことを目標としており、グラフやチャートを含まないリスニング素材を30ユニットにわたり取り上げてあります。この2つのSectionの学習で、Chapter2の後半の長文の聞き取り学習へと進むための下準備を行ってください。まずは、各ユニットで聞いた内容のポイントを素早くメモする習慣をつけていきましょう。また、各ユニットのリスニング学習は次のような順序で行う仕組みになっていますが、この順序は本書の最後まで、一部のセクション(Sec.4-5)を除いてほぼ同様です。
Step 1 ダイアローグを聞き取ろう
● 聞き取りのポイント・・・ユニットに関連の深い語いの学習
● ボキャブラリーを確認・・・一般的な語いの学習
● 機能フレーズを確認・・・各種機能フレーズの学習
Step 2 ダイアローグを確認しよう
● 英文音声のトランスクリプト・・・リスニング素材を文字で確認
● 日本語訳・・・リスニング素材の内容を日本語訳で確認
Step 3 問題にチャレンジしよう
● Questions・・・リスニング素材に関する問題を解く
ただし、学習の順序は読者のみなさんがそれぞれで工夫して進めてください。自信のある方は、「聞き取りのポイント」や「ボキャブラリーを確認」などをスキップして、いきなり英文を聞き取り、問題にチャレンジしてみてもいいでしょう。また、掲載のStepの順にしっかりと従って、着実に能力向上を図るのもいいでしょう。
次のSection 3では、チャートを含む多様なリスニング素材を用意しました。
・[A] 120話程度のチャート付ダイアローグ
・[B] 85話程度のチャート付モノローグ
・[C] 200語程度のチャート付モノローグ
・[D] 400語程度のチャート付モノローグ
と進んでいくにつれ、聞き取る情報や各種チャートの中の情報が次第に増え、内容も複雑になっていきますので、[A]から[D]へと順を追って学習を進め、リスニング力の増強を図ってください。Section 3のQuestionsの中には、グラフやチャートを見なければ解答できないやや複雑な問題も含まれています。ワンランク上の設問も楽しみながら学習を進めてみましょう。
Section 3の学習は、受験や資格試験の中だけでなく、日常生活やインターネット、各種ニュース等での情報収集の場面でも生きてきますので、しっかり取り組んで英語による情報処理能力を高めていただければ幸いです。
さらにそのあとに続くSection 4~Section 5では、チャートを含まない長文の聞き取りトレーニングを行います。
Section 4では、「500語程度の長いダイアローグ」を、Section 5では「750語程度の長いモノローグ」を聞き取っていただきます。移民問題に関する会話から、フィンテックに関するセミナー、最大の生命体に関するポッドキャストまで、幅広いテーマでの会話や講義などを聞き取るトレーニングを行うことが可能です。
特に、このSection 4~Section 5では、長文を聞き取りながらメモを取る練習をするときの参考に、「Note Taking」の項を各Unit冒頭に設けてあります。これは実際にリスニング素材を聞きながらメモを取った例に論旨を付加して整理したもので、会話や講義などの要点だけがまとまっています。
まずは、短くまとまった手際のよいメモの取り方を参考にしながらリスニングを行ってみてもいいでしょう。なにをどのように聞き取り、メモしているのかがわかれば、みなさんの情報収集力向上のための大きな力となることでしょう。慣れてきたら、『Note Taking』の項を見ずに自分でメモを取り、聞き取り学習のあと、『Note Taking』にある例と比較しながら、再学習を行ってもいいでしょう。
本書の末尾についている別冊では、本文中のStep3で登場するQuestionsとその日本語訳、選択肢とその日本語訳、解答を収載しています。本文には選択肢を掲載していないので、難しい場合は、別冊を開き、選択肢を文字で確認しながら問題を解く練習を行ってもいいでしょう。
最後になりますが、本書の制作・編集にご尽力いただいた三修社のスタッフのみなさんに心よりの感謝をお伝えしておきたいと思います。
2018年花冷えの頃に
A+Café 代表 長尾和夫
〔★本書に登場するいかなる内容も、特定の人物、機関、企業、国、地域、情報などを含めすべて、現実とは一切関わりのない創作となっていることを、あらかじめお断りしておきます。また書籍や雑誌、楽曲などの作品、あるいは特定の人物の発言などは、イタリック体や各種クオーテーションマークなどで示してあります〕
Contents
はじめに
音声ファイルダウンロード
本書の使い方
Chapter 1 機能表現を学ぶーー「英語で聞く力」の基礎作り
Function 01 意見を述べる
Function 02 感性的判断を述べる
Function 03 希望・期待・好みに言及する
Function 04 推量・推測・傾向に言及する
Function 05 可能性・可能・能力に言及する
Function 06 当然必要・義務に言及する
Function 07 目的に言及する
Function 08 原因・理由に言及する
Function 09 関連・寄与・貢献・影響を表す
Function 10 許可・不許可に言及する
Function 11 一般・典型・通常・概要に言及する
Function 12 全体像を述べる
Function 13 存在に言及する
Function 14 位置関係を示す
Function 15 数と周辺の表現
Function 16 時と周辺の表現
Function 17 付加を示す
Function 18 順接を表す
Function 19 逆接を表す
Function 20 仮定・場合に言及する
Function 21 比較して述べる
Function 22 同一・同様・相違に言及する
Function 23 例示・引用する
Function 24 並列・選択を表す
Function 25 情報を深める言い換える
Function 26 理解・知識・判断に言及する
Chapter 2 リスニング・ドリルーー「英語で聞く力」を養う!
Section 1 「120語程度のダイアローグ」を開く Listening to Short Dialogues
Unit 01 プレゼン資料に関する会話 Conversation About Presentation Materials
Unit 02 職歴に関する会話 Conversation About Work Experience
Unit 03 ビジネス・ミーティング前の会話Conversation Before a Business Meeting
Unit 04 コースの単位に関する会話 Conversation About Course Credit
Unit 05 スマホに関する会話 Conversation About Smartphones
Unit 06 請求書に関する会話 Conversation About an Invoice
Unit 07 見送られた昇進に関する苦情Complaint About a Passed-Up Promotion
Unit 08 ワイナリー・ツアーに関する会話 Conversation About a Winery Tour
Unit 09 ホテルの部屋に関する会話 Conversation About a Hotel Room
Unit 10 ヴィーガニズムに関する会話 Conversation About Veganism
Unit 11 旅行に関する会話 Conversation About Travel
Unit 12 ある場所への道順 Directions to a Place
Unit 13 市場戦略に関する会話 Conversation About Market Strategy
Unit 14 ある科学者に関する会話 Conversation About a Scientist
Unit 15 健康に関する会話 Conversation About Health
Section 2「120語程度のモノローグ」を聞く Listening to Short Monologues
Unit 16 ハイキングの指示 Hiking Instructions
Unit 17 観光に関するラジオコマーシャル Radio Commercial About Sightseeing
Unit 18 旅のヒント Travel Tip
Unit 19 天気予報 Weather Report
Unit 20 キャンペーン広告 Campaign Advertisement
Unit 21 コースの講師による説明 Course Instructor’s Explanation
Unit 22 目撃者の陳述 Witness Statement
Unit 23 ビジネス・オプションの検討 Considering Business Options
Unit 24 レンタカーの説明 Car Rental Explanation
Unit 25 社長のメッセージ Company President’s Message
Unit 26 社員の評価 Employee Evaluation
Unit 27 ニュース・レポート News Report
Unit 28 劇場のアナウンス Theater Announcement
Unit 29 アリーナの自動応答メッセージ Arena Automatic Message
Unit 30 取締役会議 Executive Meeting
Section 3 「チャートを含む英語音声」を聞く Listening with Charts/Graphics
Listening with Charts/Graphics [A]
Unit 31 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く① Short Dialogues with Charts/Graphics ①
Unit 32 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ② Short Dialogues with Charts/Graphics ②
Unit 33 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ③ Short Dialogues with Charts/Graphics ③
Unit 34 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ④ Short Dialogues with Charts/Graphics ④
Unit 35 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑤ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑤
Unit 36 「120話程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑥ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑥
Unit 37 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑦ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑦
Unit 38 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑧ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑧
Unit 39 「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く ⑨ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑨
Unit 40 「120話程度のチャート付ダイアローグ」を開く ⑩ Short Dialogues with Charts/Graphics ⑩
Listening with Charts/Graphics [B]
Unit 41 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Short Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 42 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ② Short Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 43 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ③ Short Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 44 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Short Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 45 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Short Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 46 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Short Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 47 「85話程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Short Monologues with Charts/Graphics ⑦
Unit 48 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑧ Short Monologues with Charts/Graphics ⑧
Unit 49 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑨ Short Monologues with Charts/Graphics ⑨
Unit 50 「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑩ Short Monologues with Charts/Graphics ⑩
Listening with Charts/Graphics [C]
Unit 51 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 52 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ② Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 53 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ③ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 54 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 55 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 56 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 57 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑦
Unit 58 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑧ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑧
Unit 59 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑨ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑨
Unit 60 「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑩ Middle-Length Monologues with Charts/Graphics ⑩
Listening with Charts/Graphics [D]
Unit 61 「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ① Long Monologues with Charts/Graphics ①
Unit 62「400語程度のチャート付モノローグ」を開く ② Long Monologues with Charts/Graphics ②
Unit 63「400語程度のチャート付モノローグ」を開く ③ Long Monologues with Charts/Graphics ③
Unit 64 「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ④ Long Monologues with Charts/Graphics ④
Unit 65「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑤ Long Monologues with Charts/Graphics ⑤
Unit 66「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑥ Long Monologues with Charts/Graphics ⑥
Unit 67「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く ⑦ Long Monologues with Charts/Graphics ⑦
Section 4 「500語程度の長いダイアローグ」を聞く Listening to Long Dialogues
Unit 68 移民を取り巻く問題 Issues Surrounding Immigration
Unit 69 電気自動車の未来 The Future of Electric Cars
Unit 70 下請けへの苦情 Complaints to a Supplier
Unit 71 現代オペラ批評 Modern Opera Criticism
Unit 72 作家へのインタビュー Interview with an Author
Unit 73 海洋生物学者へのインタビュー Interview with Marine Biologists
Unit 74 物理学者の質疑応答 Q&A with a Physicist
Section 5 「750語程度の長いモノローグ」を聞く Listening to Extended Monologues
Unit 75 「2001年」に関する講義 Lecture on “2001″
Unit 76 未来の技術に関するプレゼンPresentation About Future Technology
Unit 77 最大の生命体に関するポッドキャスト Podcast About the Largest Organism
Unit 78 貧困に関するプレゼンPresentation About Poverty
Unit 79 自由意志と決定論に関する話 Talk About Free Will/Determinism
Unit 80 史上最長の演奏に関するラジオ番組 Radio Program About the Longest
Performance Ever
Unit 81 フィンテックに関するセミナーSeminar About Fintech
付属CDと同内容の「音声ファイル」が無料でダウンロードできます!
1. PC・スマートフォンで音声ダウンロード用のサイトにアクセスします。
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QRコード省略スクリーンショット 2020-02-10 13.18.52
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<ご注意>
・ダウンロードには、audiobook.jpへの会員登録(無料)が必要です。
・PCからでも、iPhoneやAndroidのスマートフォンからでも音声を再生いただけます。
・音声は何度でもダウンロード・再生いただくことができます。
・書籍に表示されているURL以外からアクセスされますと、音声をご利用いただけません。URLの入力間違いにご注意ください。
・ダウンロードについてのお問い合わせ先:info@febe.jp(受付時間:平日の10-20時)
How to Use
A Function番号と機能名、機能解説
このページで紹介する表現がもつ機能と、その機能を含んだ各表現(キーフレーズ)に関する解説です。キーフレーズの意味や使い方、類似表現などについて簡潔に説明を加えてあります。
B 機能表現のキーフレーズ
【I suppose…「…だと思う・考える」→Unit100】のような形でキーフレーズを紹介しています。
【Unit 10 ⑭】と書かれていれば、Chapter 2のUnit 10の14センテンス目に同一のセンテンスが掲載されています。丸付き数字の後ろに*(アルタリスク)がついている場合は、Chapter 2で掲載されているセンテンスを一部変更した類似表現であることを示します。
Cセンテンスと日本語訳
キーフレーズを使ったセンテンスとその日本語訳を紹介しています。
Chapter 2 リスニング・ドリルー「英語で聞く力」を養う!
Chapter 2のリスニング・ドリルは異なるトレーニングを行う、次の5つのSectionで構成されています。
Section 1:
「120語程度のダイアローグ」を聞く
Listening to Short Dialogues
Section 2:
「120語程度のモノローグ」を開く
Listening to Short Monologues
Section 3:
「チャートを含む英語音声」を聞く
Listening with Charts/Graphics
Section 4:
「500語程度の長いダイアローグ」を聞く
Listening to Long Dialogues
Section 5:
「750語程度の長いモノローグ」を聞く
Listening to Extended Monologues
●Section 1 「120語程度のダイアローグ」を聞く
Section 1では日常からビジネス、旅行など多様な15のテーマで「120語程度の短いダイアローグ」を聞き取る練習を行います。
D Unit番号とタイトル
Unit番号と、タイトルを表示しています。
E Step1 ダイアローグを聞き取ろう
このStep 1では、記載されたトラック・ナンバーの音声を聞き取る練習を行います。その場合、なにも基礎知識なしで聞き取りを行うのが理想ですが、語い力や読解力が不足していると感じる場合は、次のF、G、Hの項を先に学習してから、音声の聞き取りを行ってもいいでしょう。
F 聞き取りのポイント
リスニング音声素材に登場する語いの中で、特にそのUnitのテーマと関連の深いものを紹介、解説しています。この部分だけ学習して、リスニングにチャレンジするのもいいでしょう。
G ボキャブラリーを確認
Fで紹介したもの以外の、一般的な語いでやや難しいものを取り上げておきました。
H 機能フレーズを確認
ここでは、リスニング素材の中に登場する機能フレーズをまとめて確認しましょう。それぞれの機能フレーズは次のような形で掲載されています。
【⑦ 推量・推測・傾向に言及する seemed …「…に思えた;…のように見えた」→04】先頭の丸付き数字はJの「英文音声のトランスクリプト」の何番目のセンテンスに含まれているかを示します。⑦となっていれば7番目のセンテンスだとわかります。末尾の矢印つきの数字【→04】は、Chapter 1の参照先を示しています。【04】とあれば、Chapter 1 のFunction 04に、この表現に類似した表現群が掲載されています。
本書では、このようにChapter 1 とChapter 2 (Section 1-3の部分)を相互参照できるようになっていますので、振り返りの学習、まとめ学習などに十二分に役立ててください。
I Step2 ダイアローグを確認しよう
このStep2では、ダイアローグのトランスクリプトや日本語訳を確認できます。記載されたトラックナンバーの音声に関して、次の2項で確認していきましょう。
J 英文音声のトランスクリプト
Ⅰの音声を文字で書き出したものです。どうしても聞き取れなかった部分などを、もう一度音声を流しながら確認しましょう。また、文字と音声を比べながら聞くことで英語独特の音声変化の特徴も学習することが可能です。
K 日本語訳
Jの「英文音声のトランスクリプト」の日本語訳です。聞いただけでは内容が理解できないときには、この日本語訳をStep 1も参照しながら再度学習してみましょう。
L Step3 問題にチャレンジしよう
Step3では、Step 1とStep 2で学習したリスニング素材に関する質問が出されます。トラック番号の部分を聞き問題にチャレンジしましょう。
M Questions
Lのトラックの音声で流れる質問文の英語と別冊参照ページを掲載しておきました。最初はこの部分の英文を隠して、問題にチャレンジしてもいいでしょう。
各Questionが読まれたあと、(a)~(d)の4つの選択肢が読み上げられます。正解をひとつだけ選びましょう。設問数はSection1-2は2問、Section3-5は3問ずつとなっています。すべて解き終えたら、別冊を確認して答え合わせしてください。
●Section 2「120語程度のモノローグ」を聞く
Section 1では「短いダイアローグ」を聞き取りましたが、Section 2では「短いモノローグの聞き取りトレーニング」を行います。ひとりの話者が話をどんどん進めていくため、ダイアローグよりも少し難易度が上がる聞き取りとなることも多いのがモノローグのリスニングです。基本的な聞き取り練習を行い、苦手な分野やボキャブラリーを少しでも減らしていく努力を行いましょう。
「Unit番号とタイトル」「聞き取りのポイント」「ボキャブラリーを確認」「機能フレーズを確認」・・・などの個々の項目の詳細はSection 1と同様ですので、Section 1の該当部分の解説を参照してください。
Section 3 「チャートを含む英語音声」を聞く
Section 3では音声に加えて、多様なグラフやチャートなどの情報を同時に読み取るリスニ
ング・トレーニングを行います。
このSectionは、さらに[A]、[B]、[C]、[D]の4つの部分に分かれていて、それぞれで次の学習を行います。ページが進むにつれて、学習の難易度が上がるようになっているので、徐々にチャート付問題に慣れていくことが可能です。
・[A]…「120語程度のチャート付ダイアローグ」を聞く
・[B]…「85語程度のチャート付モノローグ」を聞く
・[C]…「200語程度のチャート付モノローグ」を聞く
・[D]…「400語程度のチャート付モノローグ」を聞く
Section 3の「Unit番号とタイトル」「読解のポイント」「ボキャブラリーを確認」「機能フレーズを確認」・・・などの個々の項目の詳細も、Section 1と同様ですので、Section 1の該当部分の解説を参照してください。
ただし、Section 3では次のOの要素が、Section 3後半の[C]-[D]ではNの要素が新たに加わっていますので下記で確認してください。
N 状況説明
Step 1 で聞き取るダイアローグやモノローグの概要や状況を、短い英文で紹介しています。この状況説明の音声のあとに、別のナレーターの声で収録した本編のダイアローグやモノローグが始まります。
O チャート/グラフ
セクション3のStep3「問題にチャレンジしよう」は、グラフやチャートを見ながら解答する形式の問題となっています。グラフやチャート上の情報が不可欠な質問もありますので、その点にも注意して学習を進めましょう。
●Section 4 「500 語程度の長いダイアローグ」を聞く
●Section 5 「750 語程度の長いモノローグ」を聞く
Section 4-5では各種資格試験に登場する長いダイアローグやモノローグを聞き取るトレーニングを行います。TOEFL、TEAP、TOEIC、IELTS、英検や、留学先での学習などで役に立つ内容のリスニング素材を用意しておきました。移民問題に関する会話から、フィンテックに関するセミナー、最大の生命体に関するポッドキャストまで、幅広いテーマでの会話や講義などを用意しており、難易度の高いものも多く含まれていますが、最大限に集中して聞き取りにチャレンジしてみてください。
Section 4-5では、「英文音声のトランスクリプト」「日本語訳」「読解のポイント」「ボキャブラリーを確認」の各項をひとまとめにし、読みやすく提示してあります。また、このふたつのセクションでは、0の「チャート/グラフ」がなくなる代わりに、次のPの「Note Taking」が加わっています。
P Note Taking
各ユニットの状況説明のあとに、英語の長文リスニング素材を聞き取りながら取った簡易的なメモの例を紹介しています。これは実際にリスニング素材を聞きながらメモを取った例に大まかな論理の流れや内容の要約などを付加して整理したもので、会話や講義などの要点だけがまとまっています。
実際の試験などで自分がメモを取るときの参考にしてみましょう。なにをどのように聞き取り、メモしているのかがわかれば、みなさんの情報収集力向上の一助となるはずです。また、慣れてきたら、Note Takingの項を見ずに、自分でメモを取り、間取り学習のあと、Note Takingの例と比較しながら、再学習を行ってもいいでしょう。
別冊
Q Unit番号、タイトルとトラック番号
本文のUnit番号とタイトルに加えて、本文参照ページ、質問音声の収載されているトラックの番号を示しています。
R 質問と選択肢
Unit本文の英語音声素材に関する質問と答えの選択肢を掲載しています。4つの選択肢から正解を選んでください。
S 日本語訳
R「質問と選択肢」の日本語訳です。質問と選択肢の意味を確認できます。
T 解答
解答はページの欄外にNo.1(d)のように記載されています。このように書かれている場合、No.1の正解は選択肢(d)であるという意味です。
ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング
「視聴」を重視しての英語の耳づくり
本書は、英語のリスニングの初心者向けの参考書です。日本人にとって聞き取りにくい英語の音に関する特徴を10項目に分けて解説しています。具体的な場面に対応できるような単語やフレーズを掲載しており、短文から長文に段階的に学習できる構成となっています。
リーディングはできるけどリスニングだけはどうにも…という方にはぜひ手に取ってほしい1冊です。本書を繰り返し練習することで、TOEIC等の大幅なスコアアップも望めるでしょう。
はじめに
英語の勉強の中で、私たち日本人が、そして初めて英語を学ぶ皆さんが、一番苦労するのが「リスニング」です。実は私も、最初はringやpearlという、文字で見てしまえば簡単な単語でさえ、ネイティブスピーカーの出す音ではサッパリ理解できなかったという経験の持ち主です。
私自身は、本格的なリスニングの勉強は大人になってから始めたのですが、子供の頃から学んでいる人達や帰国子女の皆さんのようには英語を聞き取ることができず、英語の勉強自体がイヤになってしまうこともありました。
そのような英語難民だった私も試行錯誤を繰り返しながら、何とか英語で仕事をしたり、英語で映画やニュースを見たりすることができるようになりました。
私自身は試行錯誤の過程でたくさんのムダを経験しているのですが、この「ゼロからスタートリスニング」で勉強する皆さんには、徹底的にムダを省いて合理的に、基礎の基礎からリスニングをマスターしてほしいと思っています。英語を「読む」だけでも楽しいですが、聞いてわかると喜びは何倍にも増しますからね。
リスニングがある程度できる人や語学的センスが優れている人にはこの本は必要ありません。この本は20才の時の私と同様に、英語のリスニングができずに悩んでいる皆さんのために作成しました。「日本人の、日本人による、日本人のための」リスニング学習法を本書を通じて実践することで、ぜひ「英語の耳が開く」という感動を体験してください。
安河内哲也
目次
CONTENTS
はじめに
レッスンの前に〜ゼロから始めるリスニング学習法
本書の利用法
安コーチの耳レッスン 基礎編
耳レッスン1 カタカナ:カタカナを忘れよう!
耳レッスン2 短縮:短縮された形に強くなろう!
耳レッスン3 母音:英語特有の母音を聞き取ろう!
耳レッスン4 子音:英語特有の子音を聞き取ろう!
耳レッスン5 数字:数字の聞き取りに強くなろう!
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE!
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE!
耳レッスン6 連結:つながる音を聞き取ろう!
耳レッスン7 脱落:弱く聞こえる部分を見抜こう!
耳レッスン8 口語短縮: gonnaやwannaを聞き取ろう!
耳レッスン9 変化:変わる音を聞き取ろう!
耳レッスン10 強勢:英語の強弱に慣れよう!
復習エクササイズ ①
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE! ③
安コーチの耳レッスン 応用編
耳レッスン11 自己紹介:はじめまして。私は
耳レッスン12 ショッピング:お支払いは? サイズは?
耳レッスン13 道案内:何キロ先でどっちに曲がる?
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE! ④
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE! ⑤
耳レッスン14 天気:曇のち雨時々晴れ!?
耳レッスン15 レストラン:予約されてますか?
耳レッスン16 電話:どちらさまでしょうか?
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE! ⑥
聞き分けに挑戦! CATCH THE DIFFERENCE! ⑦
耳レッスン17 教室:今日の授業はここまで!
耳レッスン18 ホテル:満室でございます!
耳レッスン19 空港:申告するものはありますか?
耳レッスン20乗り物:そこで乗り換えてください
復習エクササイズ②
聞き分けに挑戦! MESIFIEBERD CATCH THE DIFFERENCE! ⑧
発音のまとめ
英語の耳公式まとめ
レッスンの前に…
ゼロから始める リスニング学習法
「精聴」こそがリスニング学習のポイントだ!
ここでは初めて英語のリスニングを学ぶ皆さんが、どうすれば日本語の音で固まった耳を、英語の音声が聞き取れるように、ほぐしていけるのかを説明したいと思います。
私もそうでしたが、耳のトレーニングをまだしていない段階で、英語のニュースの音声などを聞くと、雑音の中にポツリポツリと聞き取れる単語が認識できる感じです。この状態でずっと音声を聞き流していても、リスニングカが向上することは、あまり期待できません。
リスニングの学習には、常に英語をかけっぱなしにして聞き流す「多聴」と、一つ一つていねいに音と文字を合わせながら勉強する「精聴」がありますが、初心者の皆さんは主に「視聴」を重視して少しずつ勉強を進めるのが得策です。
もちろん英語のリズムをつかんだり、英語の音声自体への抵抗感をなくすために英語を流しっぱなしにするのはよいことですが、それだけで子供の言語吸収のように大幅にリスニング能力が向上することは、大人の場合まず期待できません。むしろ、少しずつでも英語の音を耳に刷り込むことで、徐々に耳を改造し、「聞こえる音」を増やすことこそがリスニング学習の成功の秘訣なのです。
ディクテーションと音読で耳を改造せよ!
耳を改造するためには、英文を聞こえなくしている犯人をしっかりと突き止める必要があります。そのための犯人捜索の作業がディクテーションです。まず、CDを聞きながら、聞こえたとおりに英文を書き取ります。スペリングはデタラメで構いません。何度聞いても構いません。不思議なことに、聞こえない音は何度聞いても聞こえないということに気がつくと思います。そこがあなたのリスニングをできなくしている原因なのです。
さて、次に答えのスクリプトを見て、間違って聞こえていた部分や、聞き取れなかった部分を赤ペンで修正します。そして、赤ペンの部分を目で見て確認しながら、どの部分がどの音に対応するかしっかりと意識して何度もCDを聞きます。発音記号や音のつながりなどを確認した上で、今度はネイティブスピーカーの音声をまねて音読します。日本語の音にムリに当てはめようとせず、思い切ってネイティブスピーカーの音に近づけようと心がけてください。最終的にほぼ同じような音が出るようになれば、それらと類似する音に関しては耳が開き、次回から聞き取れるようになります。そのようにして、聞こえる部分が徐々に増えていくのです。
英語を聞き取るしくみはこれだ!
昔から、英語学習者の間では、「読んでわからないものは聞こえない」「発音できないものは聞こえない」という大変的を射た言い回しがあります。
確かに、リスニングは読解と切り離せるものではなく、リスニングと読解は表裏一体の関係にあります。読解は目から入り、リスニングは耳から入るというだけで、原理自体は大きく変わらないのです。ただし、読解の場合は英文全体を見られますから、もう一度読み直すこともできるし、後ろから戻って日本語に訳すというような古風な漢文読みも、場合によっては通用します。しかし、耳で聞く場合は、英文は左から右へと流れながら消えていきますから、「左から右に英語のまま理解する」つまり、直読直解という本来の正しい読み方と同じ作業を、耳を使って行わなければなりません。
この直読直解をトレーニングする最高の方法が「音読」です。音読しながら、右から左に逆戻りすることはできません。また、音読をしながら英語を日本語に訳すことはできませんから、音読をしながら理解できるということは、英語のまま直接理解していることになるわけです。
ゼロからスタート英語を聞きとるトレーニングBOOK
ディクテーションの驚くべき3つの学習効果!
本書は、リスニングの参考書です。1日10分の学習を行い、単語の書き取りから始め、徐々にレベルを上げていく構成となっています。31日で終えられるようになっており、リスニングのレベルが短期間で高められることを目指しています。
はじめに
この本1冊を真面目にやりきるとどうなるか?ズバリ言わせていただきます。「あなたのリスニングカは飛躍的にアップする!」これがその答えです。
日本の英語教育において、リスニング教育・リスニング訓練は、今なお相変わらず軽視されているように思えます。多くの英語学習者が英語を十分に話せないどころか、英語を聞けないのはこのためです。
また、学校の英語の先生に「リスニングはどうやれば伸びるのですか?」と質問しても、たいていは「とにかく毎日シャワーを浴びるように英語を聞きなさい」とか「家にいるときは、ラジオ・テレビの英語放送をつけっぱなしにしておきなさい」などというありきたりのアドバイスしかもらえないのが実情のようです。
中には、「英語は全部聞けなくても大体勘で分かればいいわけだから、細かい部分は聞けなくてもいいんだよ」とか「洋楽をBGMとして部屋に流し続けておけば、次第に聞けるようになるんだよ」などと非常に乱暴なアドバイスをする先生さえいます。
つまり、何をどのように聞けばよいかという学習法を具体的に教えてくれる先生はきわめて少ないということなんですね。でも、実はこれこそが最も大切なことなのです。
私は現在、大学および短大で英語の教鞭を執っていますが、TOEIC・TOEFLなどのリスニング対策を行うクラスでは、自宅課題として、学生に毎日必ず10分間のディクテーション(書き取り)練習をやらせています。たかが10分とおっしゃるかもしれませんが、10分間のディクテーションを毎日続けた学生のリスニングカは、約半年後、驚異的に向上しています。
本書の内容そのものは、私が常日頃、大学のクラスで使っている教材とは少し異なります。しかし、学生を相手に展開している私の音声指導および学生が日々取り組んでいるディクテーション課題のやり方については、できるだけ忠実に再現し、皆さん自身が自宅で同様のリスニング訓練を行うことができるように工夫しました。
ぜひ、ディクテーションの練習を皆さんの英語学習に積極的に取り入れ、飛躍的なリスニングカアップを実現してください。皆さんの英語学習の成功を心よりお祈りいたします。
宮野智晴
目次
CONTENTS
★はじめに
★なぜディクテーションなのか?
★本書の利用法
★ディクテーション練習法
STEP1 ▶︎ 基本音声ドリル
Unit 1 母音を聞き取ろう① (短母音)
Unit 2 母音を聞き取ろう② (長母音)
Unit 3 母音を聞き取ろう③ (二重母音)
Unit 4 子音を聞き取ろう① (破裂音)
Unit 5 子音を聞き取ろう② (摩擦音)
Unit 6 子音を聞き取ろう③ (破擦音・鼻音・流音)
Unit 7 子音を聞き取ろう④ (子音連鎖)
Unit 8 脱落音に慣れよう
Unit 9 連結音に慣れよう
Unit 10 同化音に慣れよう
Unit 11 短縮形に慣れよう
Unit 12 数字を聞き取ろう
Unit 13 カタカナ英語を聞き取ろう
STEP 2 ▶︎ 日常会話を聞き取ろう
Unit 14 あいさつ
Unit 15 親子の会話
Unit 16 友達同士の会話
Unit 17 会社での会話
Unit 18 キャンパスでの会話
Unit 19 見知らぬ人との会話
Unit 20 電話での会話
Unit 21 外食・買い物中の会話
Unit 22 病院・薬局での会話.
Unit 23空港・機内での会話
STEP 3 ▶︎ 長文リスニングに挑戦!
Unit 24 公共・広告アナウンス
Unit 25 ビジネススピーチ
Unit 26 ニュース
Unit 27 空港・機内アナウンス
Unit 20 電話メッセージ
Unit 27 感動の受賞スピーチ
Unit 30 なぞなぞ
STEP 4 ▶︎ リスニング&ディクテーション修了試験
なぜ“ディクテーション”なのか?
ディクテーションの驚くべき3つの学習効果
「ディクテーション(書き取り)なんて、古くさい学習法だなあ」とか「まあ英語なんてそこまで正確に聞く必要はないよ。アバウトに聞いて何となく意味が分かればいいんじゃないの?」とか「ディクテーションの練習は時間がかかるだけで、それほど効果はないんじゃないの?」などと言う英語学習者は多いようです。しかし、ディクテーションにまつわるこれらのコメントは、まったくの誤解であり、実際にディクテーションをやったことがない人たち、その効果を体験したことのない人たちの勝手な思い込みや言い分です。
実は、ディクテーション学習は、きわめて科学的なものであり、多くの驚くべき効果をもたらしてくれるものなのです。
では、どういう効果があるのか、以下に説明していきましょう。
学習効果① 文字と音が一致するようになる!
例えば、ovenという単語を聞いて意味を認識できない人がいるとします。日頃からovenは日本語と同じ「オーブン」という発音だと思っている人にとっては、「アヴン」と発音されると、たちまち頭の中は「?」マークでいっぱいになってしまいます。
また、hot day(暑い日)の発音は絶対に「ホット・デイ」だと信じ切っている人にとっては、ネイティブスピーカーがナチュラルに「ハッ・デイ」と発音した場合、頭の中は「?」マークで埋め尽くされてしまいます。
そこで、ディクテーション練習をするとどうなるかと言いますと、自分自身で自分の聞けない部分(弱点)が分かるようになり、文字で見ると簡単な単語やセンテンスも、耳から聞いた場合にはこんなに違って聞こえるのか、といったいろいろな発見をすることができます。ディクテーションは、聞き取った音を一語一句漏らさずすべてを書き取る練習なので、自分にとって「聞き取りにくい音」が何であるかが明確になるわけです。単なる聞きっぱなしのリスニング練習ではないということですね。
こうしていったん文字と音が頭の中で整理され、一致すると、次に同じ音が聞こえてきたとき、それが何であるかが面白いほど分かるようになります。これは、もちろんディクテーションを実践した人だけが味わえる醍醐味です。
それだけではありません。自分自身で文字と音を比較することにより、自然と英語特有の発音、リズム、抑揚、単語間の音声変化なども身につくようになります。ディクテーション学習を実践する人は、リスニング力の向上だけでなく、発音の上達も見込めるのです。
学習効果② 総合的な英語力を磨ける!
ディクテーションの練習を行えば、英語を聞き取る力だけでなく、語彙力や文法力、さらには文脈をとらえる力をも鍛えられます。
聞こえてきた語がよく分からないときに、すぐに解答やスクリプトを見る癖のある人は、英語力がなかなか思ったように伸びないタイプの人です。皆さんは、そのようなタイプの学習者になってはいけませんよ。1回目に聞いて分からなくても、2回、3回、4回、5回と繰り返し聞いていけば、ハッと分かる瞬間があるのです。さらに、「今聞こえてきた語はもしかしてこれかな?」と辞書を引きながら、解答を見つけ出す作業も非常に大切です。その過程で、皆さんの語彙力やスペリングの力もうんとアップします。
また、ディクテーションをしながら、実は自然な思考の流れとして「この語の後にはおそらく過去形が来るのではないだろうか」「ここは主語が三人称の単数だから、動詞には三単現のSがつくはずだな」「この語の直前にすでに述語動詞があるってことは、この語は動詞ではなく、名詞で使われているわけか」などと、文法的に正しい英文とはどのようなものかを考える緑もつくようになります。
ディクテーションの教材には、ニュースやアナウンス、映画の1シーンなど、ありとあらゆるものが使えますが、それらの共通点はそれぞれに状況的文脈があるということです。TOEICのPart1のような短文のディクテーション練習においてさえも、その英文内の語をヒントに文脈把握を行うことは可能です。文脈をとらえながら英文を聞くリスニング訓練は、同時にリーディング訓練にもなっており、最終的に、リスニングだけでなく、リーディングにおいても、その人の英文理解のスピード、処理スピードはすさまじく向上します。
このように、ディクテーションは「総合的な英語力」を磨くのに最適な学習法だと言えます。
ゼロからスタート英語低速メソッド リスニング入門編
スローで確実に聞き取り、定着!
本書は、リスニングの入門書です。通常のスピードの音声に加えて、ゆっくりとしたネイティブスピーカーの発音の音声も収録しています。最初は単語や短い文で、徐々に長い文も聴き取れるようにレベルアップしていきます。しっかりと聞き取れるため、意味を理解しながら英語の思考回路を強化していきます。
低速メソッドは、多くの人にとって目から鱗のリスニング上達法です。リアルな英語が全く聞き取れないという悩みを解決してくれるでしょう。リスニング力だけでなく、発音にも効果的なお勧めの1冊です。
はじめに
リスニングに対する意識が高まってきています。英語の検定試験の4技能化への影響や、企業の海外取引が当たり前となり多くの人が実際に英語を使うようになって、「やはり、リスニングは大切だ」と身を持って認識されてきているようです。さらに、しばらく英語から離れていた人も英語学習を再開するにあたって、まずリスニングに取り組んでみようと考えることが多くなっています。
そのような人たちのためにこの本を書きました。本書でしっかり練習することにより、リスニングの基礎を固めていただくことはもちろん、総合的な英語力も伸ばし、英語での会話力を高めていくことが可能です。
本書はリスニング訓練教本ですが、発音練習も大いにしていただきます。発音練習をすることによってリスニング力も確実にアップしていくからです。そして、発音練習をする際に大切なことは、「よく聞く」ことです。音を何度もしっかりと耳で聞いて覚え、口を動かしてその音を出す。それを繰り返しすることで「英語の音」を体に定着させていきます。そして、定着した音のネットワークは他の人が発する英語を拾ってくれます。ですので、リスニング上達のためにも、どんどん発音練習をしてください。
本書の大きな特徴は、「低速メソッド」を取り入れていることです。この「低速メソッド」というのは、発音矯正のために私が随分と前に世に問うたメソッドですが、お陰様で多くの支持を得ることができ、たくさんの方々がその効果の大きさを報告してくださっています。そのなかには「発音の練習のためにこのメソッドで練習したのだが、発音はもちろん、なぜか英語のリスニングがすごく上達した」というコメントが多々ありました。
この「低速メソッド」をリスニング向けに濃縮させたのが本書です。本書を活用することで大きな効果を見ることができるしょう。
内海克泰
目次
contents
はじめに
なぜ「低速メソッド」?
本書の使い方
Chapter 1 最初の1歩!
単語や短いフレーズで英語の音と変化に耳を慣らそう
―リスニングを難しくしている主犯格「発音の変化」をまず押さえる
なんで英語が聞きとれない?
Lesson 1 「発音の変化」って何?
Lesson 2 「沈黙」① 基本の6音を掴む
Lesson 3 「沈黙」② 基本の6音をマスター
Lesson 4 「沈黙」③ 音と音がくっつく?
Lesson 5 「連結」① 基本の基本
Lesson 6 「連結」② yの多彩な変化
Lesson 7 その他の重要な音変化① t
Lesson 8 他の重要な音変化② and, h, th
Lesson 9 その他の重要な音変化③ y, w
Lesson 10 知らないと聞きとれない音の変化
Chapter 2 応用力 UP!
日常英会話でリスニングトレーニング
会話で練習をしよう
DIALOGUE 1 「明日のミーティング」
DIALOGUE 2 「空港で出迎え」
DIALOGUE 3 「食事」
DIALOGUE 4 「パーティー」
DIALOGUE 5 「ロンドンから友人がやってくる!」
DIALOGUE 6 「電車に乗る」
DIALOGUE 7 「部屋の整理」
DIALOGUE 8 「エクササイズ」
DIALOGUE 9 「京都に行く」
DIALOGUE 10 「転職」
Chapter3さらに飛躍!
日本人が間違いやすい英語の音を集中トレーニング
―同じような音を聞き分ける
違いの分かる人になる
Unit 1 「ア」に聞こえる音
Unit 2 「アー」に聞こえる音
Unit 3 「オー」に聞こえる音
Unit 4 「フ」に聞こえる音
Unit 5 「プ」に聞こえる音
Unit 6 「ス」に聞こえる音
Unit 7 「ズ」に聞こえる音
Unit 8 「ル」に聞こえる音
Unit 9 こんな区別も注意!
Unit 10 yは厄介かも
いかがでしたか?-あとがきにかえて
column
ひと息入れましょう
《その1》我が英語が通じない!やはり発音は大切
《その2》 英語を読む(1)~(4)
《その3》 英語の聞き流し(1)~(2)
最後にひと息 英語に飢えた若き野獣たち
なぜ「低速メソッド」?
皆さんのなかには、
「えっ!低速の練習なんかでリスニングが上達するの!!???発音がうまくなるのは分かるけど、そんなスロー教材で練習していてリスニンが上達するはずはないだろう!リスニング練習はできるだけ速い英語を聞かなくちゃ!!」
と思われている方がいるでしょう。まさにあなたがそうかもしれませんね。そう思ってしまうのが素人の「アサハカサ」(失礼!)。
コチコチの日本語耳を、英語の耳に
頭の中が母語(日本語)の音声体系でコチコチになってしまっている私たちの脳みそを低速でほぐしながら練習していき、少しずつ丁寧に耳(脳みそ?)を英語モードにしていくのです。このようにして英語の音声体系が私たちの体内にできあがっていくほどに、私たちの耳に入ってくる英語を受け取れる「受け皿」が揃っていきます。
「なんとなく」分かったつもりはダメ!
低速メソッドの底力は、1つひとつ音をなぞるようにして正しい英語音声を自分のものにしていくことにあり、低速でじっくりと練習を重ねるほどに、自分の唇が、舌が、そして、体全体がその動きを体得していき、英語音声が体に染み込んでいきます。一方、そのようなステップを通過しないで、いつまでも”なんとなく”英語を耳に入れて、音をなんとなく”分かったつもりでいるだけだと、上達は確実に止まります。
何事でも技術を習得しようとする場合、例えば空手でもギターでも、目にもとまらぬ早業を見せられて、「これが本物の動きです。真似をしなさい」と言われてもわけが分かりませんし、そんな練習(?)を何年続けたとしても全く上達しないでしょう。どこの空手道場でもギター教室でも、まずはゆっくりと動きを分解しながら丁寧に教えます。そのような丁寧な練習を続けていくことによって、自らも早菜を使いこなせるようになりますし、自分の目でも見極めることができるようになるのです。
ですので、本書でしっかりと正しい音声と共に英語を体内に入れてください。本書の基本稽古を真面目にされた方は、「英語音声の核」が体内に形成され始めて、着実に上達していきます。
発音記号について
本書では、便宜上ときどき発音記号を使って英語の音を説明しています。学習者によっては発音記号があったほうが練習しやすいのではないかと思うからです。そのような人は大いに活用してください。
「発音記号などは面倒だ」と思う方は、発音記号は無視してください。練習しているうちに自然に覚えてしまいますし、覚えていただきたいのは「音」であって記号ではありません。また、本書ではカタカナを使って説明している箇所もあります。カタカナ使用に関しては賛否両論ありますが、私は「可能な場合には、カタカナを利用して上手に発音できるほうがカタカナを避けて上達しないより良い」と考えています。カタカナは上手に利用すれば大きな味方となり得ます。「勝てば官軍」ですので、うまく利用しましょう。ただし、カタカナ利用に際しては、必ずネイティブのお手本を聞いて参考にする、というのが条件です。もっとも、発音記号を利用するにしても必ずお手本はしっかり聞かなくてはなりません。
最後にもう1点。本書内では「こう聞こえる」という音をアルファベットで表している箇所もあります。実際のスペルと区別できるよう記したつもりですが、ご注意くださいね。必ずしもこのようにスペルアウトするということではありません。
さあ、これから一緒に楽しく練習していきましょう。
本書の使い方
本書は、英語のリスニング力向上を目的に、基礎となる「音」をきちんと掴む学習を行うために書かれたものです。Chapter 1~Chapter 3まで順を追って効率よく耳を鍛えていけるように構成されています。3つのChapterは、すべて10課で分けられています。「毎日1課」などとご自身のペースで学習を進め、英語の音に慣れていきましょう。
STEP 1
Chapter 1 最初の1歩!
単語や短いフレーズで英語の音と変化に耳を慣らそう
―リスニングを難しくしている主犯格「発音の変化」をまず押さえる
英語が聞きとれない最大の原因、英語の「発音の変化」に慣れるための10のレッスンです。リスニングを難しくしている「単語と単語のつながり方」を学びます。レッスンごとにまずは基本事項を理解し、「単語やフレーズ」→「センテンス」で発音の変化をトレーニングしていきます。
●トラック番号
CDとダウンロード音声は、ネイティブスピーカー(アメリカ人男性)が日常的に発話するスピード=Normalとゆっくり発話した低速=Slowの2種類の音声を、トラックで分けて収録しています。トラック番号は、見開きページの右ページ、見開きで異なるトラックの場合は、各ページの右上に示してあります。
●耳の慣らし方
① 「Normal」音声を聞いて、実際にネイティブスピーカーが話す際のスピードで音の変化を感じてみてください。
② 「Slow」音声を注意しながら聞いてください。
③ 音は実際に発音することで、自分の「音」とすることが できます。「Slow」音声を聞いて終わりにせず、音声を真似して必ず一緒に発音する練習をしましょう。
●音声と一緒に発音!
各レッスンには、解説や「真似するときの注意点」や「こう聞こえる」などで「発音が変化する」ときの注意点を解説しています。解説をよく読み、舌の位置などに注意して音声で聞こえたとおりに真似しましょう。
本書の使い方
STEP 2
Chapter 2 応用力UP!
日常英会話でリスニングトレーニング
Chapter 1で学んだ「発音の変化」が聞きとれるようになったら、日常のシーンを想定したダイアローグ形式の英文10セットでトレーニングしていきます。
●穴埋め問題にチャレンジ!
まずは「Normal」音声で聞こえたとおりに書き出してみましょう。次に「Slow」音声で確認してみます。本書の穴埋めは、あえて語数を記していません。聞こえたとおりに書き出してみましょう。
●答え合わせ!
「Slow」スピードでの確認が終わったら、ページをめくって答え合わせをします。ダイアローグの意味や、ダイアローグ中の語句・表現も合わせて、確認をしましょう。
●「リスニングのポイント!」をチェック!
答え合わせをしたら、リスニングのポイントをチェックします。セリフごとにどのような「発音の変化」をしているかを簡潔に、分かりやすく解説しています。聞きとれなかったところはもちろん、聞きとれた箇所もどう「発音の変化」していたか、ご自身の聞きとり方が当たっていたかに注意しながら確認をしましょう。
●リスニング力UP!
「正解」のダイアローグの後にチェックボックスを設けています。ここでもやはり「聞いたら終わり」にせずに、答え合わせをして、「リスニングのポイント!」を確認したあとで、「正解」のダイアローグを見ながら、音声を聞いて、真似して発音しましょう。真似して発音することで、身体が「英語の音」をどんどん覚えていきます。
本書の使い方
STEP 3
Chapter 3 さらに飛躍!
日本人が間違いやすい英語の音を集中トレーニング
―同じような音を聞き分ける
この10のユニットでは/a/や/A/、/æ/など「英語の音」に焦点をあてて、リスニング力をさらに高めていきます。本書では「英語の音」を、/a/と/A/や、/l/と/r/などと日本人が聞き分けにくい音同士を比較することで、掴んでいくスタイルを採用しています。
●まずは単語で聞き分け&音を掴む!
最初に単語ベースでそれぞれの「英語の音」を比較し、それぞれどういった聞こえ方をするのか音声を聞いてみましょう。「ザックリ言えば、こんな感じに聞こえます」も参考にして、音声を聞きこみましょう。
●語彙をチェックしよう!
Chapter 1とChapter 3では、本文中の単語やフレーズ内の語句の意味をページの下部にまとめました。発音の変化や英語の音に慣れるとともに、語彙力もつけていきましょう。
*文(センテンス)には日本語訳をつけていますので、日本語訳を参考に語彙や表現を増やしましょう。
●実際に発音してみる!
ここでもやはり「発音する」ことがリスニングカUPに欠かせません。各Unitで学ぶ「英語の音」の発音のされ方を解説しているので、舌の動かし方や口の開け方、息の吐き方などをイメージしながら読んで、音声と一緒に発音をしてみましょう。
●センテンスで聞き分け&発音練習
先ほど習った発音を取り入れた短い文で、「英語の音」の聞き分けチェックをしましょう。ここでも発音練習を忘れずに!
瞬時にわかる英語リスニング大特訓
聞き取りにくい原因を把握できる!
本書は、リスニングの苦手意識を取り除くことを目指した本です。基礎編と実践編があり、基礎編では、リスニングのルールと日本人が苦手な音をひたすら聞くトレーニングを行います。実践編では、シーン別に頻出語句の聞き取りを行い、リスニングに慣れるようにします。
リスニングのルールをもとに、日本人が苦手とする音の連結等のポイントをカバーしてます。本書を繰り返すことで、今まで聞き取れなかった言葉が聞き取れるようになるでしょう。
はじめに
★リスニングが難しいと感じている人のための大特訓
英会話を学んでいるときに、「どうしてもリスニングができない」と感じてしまうことはありませんか。文章に書いてみると、全部知っている簡単な単語なのに、なぜか聞き取れない。「自分はリスニングには向いていないんじゃないかな」とか「耳が悪いんじゃないかな」と悩んではいませんか。
でも大丈夫!上手く聞き取れないのには理由があるのです。それが何なのかを突き止め、それさえクリアすれば、リスニングはそんなに難しいことではありません。
本書は、英語のリスニングが苦手という人が、自分で聞き取りをしながら、同時に発音練習をすることによって、瞬時にリスニングができるように大特訓をする1冊です。英語にはある程度の決まった発音ルールがあります。まずはそれを確認し、リスニングのパターン練習をしていきましょう。
★段階的なリスニング学習法
リスニングの練習のために、英語をシャワーのように浴びることはとても大切です。しかし、せっかく時間を使うのですから、着実に身につけたいものです。リスニングは何といっても基本が重要です。ランダムに聞き取るよりも、体系的に練習したほうが効果は上がりますし、時間も節約できます。
本書は、大きく「基礎編」と「実践編」に分かれており、各ユニットが左右のページの見やすい見開き構成になっています。「基礎編」が確実に「実践編」に役立つような展開で、初級の方でもわかりやすく、自分のペースで段階的に練習ができるようになっています。
また、checkinは「チェックイン」ではなく「チェッキーン」のように、聞こえ方(発音)をできるだけ実際の英語の発音に近くなるようなカタカナで表記しています。これはリスニングをするときの大きなヒントになりますし、自分で発音するときにもとても便利です。
本書と付属のCDを使ってリスニングのパターン練習を繰り返せば、「聞けた!」という実感が必ず得られるはずです。もちろんTOEICなどのリスニングの練習にもなりますし、ルールや例文を音読すれば、英会話の実践練習にもなります。
リスニングは受身的な活動に思えるかもしれませんが、実はとてもアクティブな行為です。集中して積極的に聞いていく姿勢さえあれば、リスニングの力は身についていくのです!
山崎祐一
目次
CONTENTS
はじめに
リスニングは難しくない!
練習法
本書の利用法
第1部 基礎編
第1章これだけは絶対マスターしたい音42
Unit1 つながる音1stopit
Unit2 つながる音2tasteit
Unit3 つながる音3passout
Unit4 つながる音4cheerup
Unit5 つながる音5washit
Unit6 つながる音6checkin
Unit7 消える音1sharppain
Unit8 colddrinks
Unit9 消える音3biggame
Unit10 消える音4stoptalking
Unit11 消える音5needto
Unit12 消える音6petshop
Unit13 消える音7trafficjam
Unit14 消える音8bigcat
Unit15 消える音1reading
Unit16 チャ行の音meetyou
Unit17 シャ行の音missyou
Unit18 ジャ行の音1Couldyou~?
Unit19 ジャ行の音2asyou
Unit20 t音の脱落1immediately
Unit21 to2quiet
Unit22 OMEX3interesting
Unit23 OH39nextbus
Unit24 dokindness
Unit25 htellhim
Unit26 totobetter
Unit27 tot2button
Unit28 01suddenly
Unit29 Otohelp
Unit30 102table
Unit31 trtree
Unit32 strstreet
Unit33 drdrink
Unit34 goingto
Unit35 wantto
Unit36 gotto
Unit37 ofとand
Unit38 短縮形1I’m
Unit39 短縮形2I’ll
Unit40 短縮形3because
Unit41 肯定と否定1can/can’t
Unit42 肯定と否定2is/isn’t
▶︎column1:子音が連なる英語を上手く聞き取ろう
第2章 弱点克服
Unit43 母音1color/collar
Unit44 母音2truck/track
Unit45 母音3star/stir
Unit46 母音4low/law
Unit47 母音5sauce/source
Unit48 子音1light/right
Unit49 子音2she/see
Unit50 子音3sink/think
Unit51 子音berry/very
Unit52 外来語1chocolate
Unit53 外来語2tip
Unit54 外来語3tour
▶︎column2:単語数が増えても、発音される長さは変わらない?
第2部 実践編
第3章 日常会話
Unit55 出会いのあいさつ
Unit56 別れのあいさつ
Unit57 日常の一言1
Unit58 日常の一言2
Unit59 日常の一言3
Unit60 天気
Unit61 冠婚葬祭
Unit62 年中行事
Unit63 恋愛
Unit64 インターネット
Unit65 病院・薬局
Unit66 趣味・余暇
▶︎column3:Costcoは「コストコ」とは言いません
第4章 ビジネス
Unit67 電話
Unit68 同僚・上司と話す
Unit69 接客
Unit70 商談
Unit71 プレゼンテーション
Unit72 ディスカッション
Unit73 お礼を言う
Unit74 謝る
Unit75 励ます
Unit76 付き合い・飲み会
Unit77 就職・転職
▶︎column4:韓国車Hyundai(ヒュンダイ)、英語では?
第5章 海外旅行
Unit78 飛行機内で
Unit79 空港で
Unit80 ホテルで
Unit81 レンタカー・ドライブ
Unit82 観光
Unit83 道を尋ねる・教える
Unit84 買い物(ファッション)
Unit85 買い物(コンビニ)
Unit86 レストラン
Unit87 カフェ
Unit88 トラブル
リスニングは難しくない!
聞き取りのコツと心得
●リスニングが難しく感じられる理由
皆さんはニュースの英語が速いと感じますか?実は決して速くはないのです。ニュースではたくさんの情報を流さなければいけませんので、確かにゆっくりした英語とはいえませんが、ニュースは老若男女いろんな人たちが聞くのですから、そんなに早口で言うわけにもいきません。日本語を学ぶ留学生たちは、日本語のニュースは速いと言います。しかし、日本語のニュースを聞いてみても、日本人には決して速いとはいえません。むしろ普通の速さというべきでしょう。
では、私たちが英語を聞いていて「速い」と感じてしまう理由はいったい何なのでしょうか。ひとつは、英語を聞きながら日本語に訳してしまうからです。訳している間に次の英文が読まれてしまいますので、速度についていけなくなります。そして、もうひとつの理由は音の変化やつながりです。これに慣れて「聞き取りのコツ」をつかめば、リスニングは本当に楽しくなります。「速いから聞き取れない」といってがっかりする必要はありません。本当はそんなに速くないのに「速い」という幻想に陥っていることが多いからです。
●聞き取りにくいのは「音のつながり」のせいかも…
英語を聞いているときに、話すスピードがとても速く聞こえることがあるとするならば、それは必ずしもスピードが速い訳ではなく、音のつながりが原因であることが多いのです。時には、どこに切れ目があるのかわからないくらい音がつながって聞こえることがありますね。でも、そのつながりのメカニズムを理解し、さらに自分でそのつながりを上手く発音できるようになれば、聞き取りも自然とついていけるようになります。
例えば、「ありがとう。」の意味で”Thankyou.”や”Iappreciateit.”がありますが、Thankyou.を[サンクユー]と発音せず、[サンキュー]と発音するように、appreciateitも、[アプリーシエイトイット]ではなく、[アプリーシエイリッ]、または[アプリーシエイディッ」という具合に、2語が切れ目なく発音されます。
音のつながりのルールを知れば、リスニングは決して難しくないということが実感できるはずです。
魔法の英語 耳づくり(J新書)
耳のトレーニング
本書は、リスニングの参考書です。聞き取りにくい英語の音をアルファベットごとに整理して、集中的にトレーニングできる構成となっています。また、CDは、ゆっくりの音声と通常のスピードの音声が2回ずつ流れるようになっています。自然な発音が身につくようにアルファベットで示していることも特徴的です。
たくさん英語を聞いているはずなのになかなか成果が出ない、という方にお勧めです。アルファベットごとにトレーニングできるため、効率よくマスターできるでしょう。
はじめに
いつも取りこぼしていた英語の音が耳にとどまるようになる
英単語を一語一語学んでも、ネイティブの人が普段づかいで話すスピード(ナチュラルスピード)になると、文脈の中で語と語の音がつながったり、途中でとぎれたり、いろいろな「音の変化」が生まれます。英語はアクセントやリズムがあって、音の強弱がはっきりしています。つまり日本語のように均一なトーンでネイティブの人はほとんど話してくれないのです。
本書では、英語特有の「音の変化」に着目し、変化が顕著なアルファベットの順にランキング形式で掲載。あらかじめ音の変化の仕組みを知っておけば、どんな変化にも対応できます。ネイティブが当たり前に話すスピード(ナチュラルスピード)にしっかり耳がついていけるように、英語の耳づくりをします。
CDはゆっくり→ナチュラルの2回読み
アルファベットごとに集中的にトレーニングすることで、そのアルファベットが持つ音の変化のくせや一定のルールを耳に染み込ませることができます。また、同じアルファベットでも文脈によっては聞こえ方が違う場合がありますから、それを比較し理解するにも役立つ構成になっています。
CDはゆっくり→ナチュラルスピードの2回読み。初級者の方から安心して独学で習得できます。
発音記号や難しい法則はなし
一部、解説をわかりやすくするため発音記号を紹介していますが、基本的には発音記号や難しい法則などはありません。
1音の変化の仕組みのすぐに使える実用例文3練習問題、というシンプルな構成ですので、CDを繰り返し聞いて耳慣らしとロ慣らしをしてください。自然にこれまで耳に入ってこなかった英語が聞き取れ、同時に英語が示す内容や使うべきシチュエーションも理解できるようになっていきます。
あらかじめ知っているだけで、どんなに早口にまくしたてられたとしても、英語がしっかり耳に残り、相手の人が言おうとしていることを脳が理解するようになります。さあ、ネイティブの人と気軽に会話を楽しめるように、英語の耳づくり、スタートです!
リサ・ヴォート
本書の使い方
本書は「聞き取りづらいランキング順」にアルファベットを1位から10位まで選び、その10のアルファベットの中から「最も聞き取りづらい語句」を120選抜。①実際の聞こえ方②音が変化する理由(解説)③実用例文4~5つを紹介し、集中的に聞き取りづらい音を耳トレ(集中耳トレ)することができます。
1.20の語句は中学で学んだ基本的な英語ばかりです。tellme→teume,beento→bintaというように、その見出し語が実際はどのように聞こえるのかアルファベット文字で表記しています。(※カタカナ文字で表記した本もよく見ますが、カタカナでは伝えきれない音の変化が英語には多いため、本書ではアルファベット表記を採用しています)
また、本書ではアメリカ英語の発音を基本としています。
STEP1
まず最初はページを見ずに、CDに収録されている見出し語句の音声を聞いてみましょう。ゆっくり&ナチュラルスピードの2回流れます
STEP2
次に見出し語句を見ながらもう1度CDを聞いてみましょう。すぐ下の【実際はこう聞こえる】にはアルファベットで実際の聞こえ方を表記しています。どんな音の変化になっているかチェックしてください。
STEP3
今度は「Listen carefully!」を見ながら例文をCDで聞いてみましょう。ここではネイティブの会話が実際に使われている表現を取り上げています。色分けされた箇所を中心に、どのように聞こえてくるのかを耳に定着させてください。ゆっくり&ナチュラルスピードの2回流れます
STEP4
耳が慣れてきたら、一番下の欄の「そう聞こえるのはナゼか?」へ進みましょう。STEP3で練習した聞き取りのポイントをわかりやすく解説しています。
STEP5
各章で5~30の<集中耳トレ>がありますので、順番に身につけていきましょう。
STEP6
章と章の間には、復習ができるエクササイズがあります。聞き取れるようになったかどうか、ここでチェックしましょう。
STEP7
音の変化を理解し、聞き取れるようになったら、さいごにCDの声を真似して自分でも声にだして言ってみましょう。自分で言ったことのある言葉は、より一層聞き取りやすくなります。
CDはすべてゆっくりナチュラルスピードと2度ずつ英語が流れます。
★「聞こえてくる音」の表記について★
本書では日常の会話で聞こえてくる英語の音をアルファベットで文字表記しています。いずれもローマ字つづりではなく、英語の発音をもとに、聞こえてくる音を文字に置き換える方法をとっています。下記の例を参考にしてください。
●はっきりした「ア」はa、息が抜けた「ア」はh
musthave→muhsta最初は「マ」のように聞こえますが、mast(船の帆柱)のようなはっきりしたaの音ではありません。もっと息が抜けた控えめなaの音については、その音に近いhで表記しています。
★「番外編」について★
153ページからはランキングからはもれましたが、日本人の多くの人が苦手意識を持つ発音をマスターしていただくために番外編を設けています。なんとなく聞き取れるけれども、うまく発音できない。「r」「1」の音の違いがわからない。そんな疑問を解消します。
★「映画有名セリフを聞き取る」について★
巻末の161ページからは映画で使われた有名なセリフを紹介しています。ここでは10lines(セリフ)から18の音の変化を聞き取れるか、本編の「集中耳トレ」で学んだ成果をぜひ試してみてください。本書にとどまらず、映画館やDVD鑑賞でどんどん力試しをしましょう。
[音声DL付]究極の英語リスニング Vol.1 -1000語レベルで1万語[最初の1000語] 究極の英語リスニングシリーズ
1000語でかなりのことは聞き取れる!
本書は、難しい単語を使わず、よく使われる1000語のみで文章を構成しています。また、ゆっくりとしたスピードから通常のスピードまで様々な速さの英文を収録し、様々な長さの英文が収録されているため、多くのパターンでリスニングの学習ができます。
英語学習に必要な基本の1000語を50のスキットを用いて紹介しています。効率よくリスニング力をアップさせたい方、リスニング教材でお悩みの方にお勧めの1冊です。
はじめに
最初の1000語で、 かなりの内容が聞き取れる
『究極の英語リスニング1000語レベルで1万語』は、アルクが編集した「標準語彙水準 12000」(Standard Vocabulary List[略称SVL 12000])をベースにした、全く新しいタイ プのリスニング教材です。
本書の英文はSVLのLEVEL 1、つまり入門レベルの1000語だけで構成されています。と にかく効率良くリスニングカを伸ばしたい、あるいは、ニュース英語に手を出してみたけれ ど、難しすぎて挫折してしまったそんな方にこの本はオススメです。音声の内容は、日 常生活や旅行、仕事の場面での会話や説明、有名な絵画や観光地の紹介、小説のダイジェス ト版など多岐にわたります。
内容をきちんと理解して、楽しみながらリスニングに取り組むことを目標としてください。
簡単な単語だけで構成されているからと言って、内容が簡単ということはありません。基 本的な単語が持つ多彩な意味に驚くこともあるでしょう。本書を通して、リスニングカをアップし、さらに語彙力も増強してください。
*固有名詞は除く
目次
はじめに
本書の特徴
本書の使い方
無料ダウンロード音声について
第1章 日常会話に耳を澄ませよう!
僕のアレ知らない?
具合が悪いんです
2人の計画
薬をください!
忘れ物はない?
新しいことを始めよう
新しい車が欲しい
眠いんだけど
私のモノなのに!
クリスマスの贈り物
隣は空いてますか
農場へ行こう!
両親へのプレゼント
夫婦で買い物
うわさ話あれこれ
第2章 旅先で聞き取る力が試される!
忘れ物をしました
ホテルにチェックイン
タージ・マハル
レストランで注文
行き方を教えて
ピサの斜塔
ルームサービス
花の都フィレンツェ
何がご入用ですか
ウェストミンスター寺院
キャー! 助けて!!
グランド・キャニオン
チケットを予約
第3章 1000語でできるお仕事いろいろ
こちらが新商品です
お昼を一緒に
はじめまして
その頭、どうしたの!?
不在の間に
お願いがあるの
会社案内
ちょっと片付けて、
退職後の生活
移動時間の過ごし方
会議前のひとコマ
第4章 長文の聞き取りに挑戦!
大仏は平安の象徴
あなたは犬派? 猫派?
日本の古典『源氏物語』
見ざる・聞かざる・言わざる
多作な画家ピカソ
不思議な微笑「モナ・リザ」
富士は日本一の山
極寒の世界――北極と南極
京都の世界遺産
「分別と多感」
動物園へようこそ
SVL1 全単語リスト
奥付
本書の特徴
■Features
①基本中の基本はじめの1000語のみで構成!
標準語彙水準12000(SVL 12000)は、日本人英語学習者にとって有用な英単語を全12段 階にレベル分けした語彙リストです。本書は、SVL 12000の入門レベルに相当する、LEVEL1の単語1000語だけを使った英文で構成されています。
この1000語は、英語の基礎を成す必須単語で、どのような英文にも登場する、基本的かつ重要な話ばかりです。しかし、知っている単語であっても、意外と聞き取りは難しいもの。 特に日常で使われる大事な単語は、英文の中で繰り返し出現しますから、この機会に音とと もにしっかり顔なじみになっておいてください。
*固有名詞は除く
②バリエーション豊かな英文で学習できる!
本書に収録されている英文は全部で50本。話される内容はもちろん、長さ、速さ、発音な ど、さまざまな面でバリエーション豊かな英文です。使用される語は基本中の基本の1000語 でも、話される内容はオトナを対象としたもの。簡単な日常会話や旅行の場面ばかりとは限 りません。 それぞれの英文は、速さや長さによって3段階の難易度に分けられています。ご自身の実カに合った英文から取り組むのも1つのテです。じっくりと耳を澄ませて、会話の内容を聞き取りましょう。
③3つのMODEでキッチリ聞き取り!
本書では1つの英文に対し、以下の3つのMODEを用意しています。
MODE 1
ヒントなしで英文を聞きます。何も見ずに英文を聞いて、内容が把握できるか確認しましょう。
MODE 2
語彙ヒントを見て、分からない語句を確認してから英文に取り組みます。
MODE 3
日本語訳を見て、内容を理解してから英文を聞きます。
MODE 1で内容を100%理解できれば、その英文は卒業。でも、中には一度では把握でき ないものもあるかもしれません。そんなときは、音声を繰り返し聞いたり、MODE 2 や3の ヒントを頼りに聞いたりしてみましょう。あきらめずに繰り返し聞くことで、英語に耳が慣 れ、少しずつ聞き取れる部分が増えてきます。最初は難易度が低い英文から取り組み、少し ずつレベルを上げることで、英文の聞き取り能力をアップしてください。
本書の使い方
■How to use
▶︎語数
取り上げる英文の総語数です。
▶︎難易度
取り上げる英文の難易度です。以下の3段階に分かれています。
★☆☆:易。130WPM(1分間に130語)未満のスピードで読まれている、200語未満の 英文です。
★★☆:普通。130WPM以上、165WPM未満のスピードで読まれている300語未満の英文 です(130WPM未満でも、200語~300語の英文はここに分類されます)。
★★★:難。165WPM以上のスピードで読まれている英文です(165WPM未満でも、300語以上の英文は、ここに分類されます)。
▶︎状況
取り上げる英文の状況や背景を説明しています。
▶︎チャレンジ MODE
MODE 1ヒントなし
何も見ずに英文を聞くMODEです。一度で大まかな内容が把握できなければ、何度か聞いて も構いません。内容を把握できたと思ったら、「聞き取れた? 確認してみよう」に答えて みましょう。
MODE 2語彙ヒント
定型表現などを紹介しています。MODE 1で英文理解の妨げとなった語句を確認してから、もう一度英文を聞いてください。その後、MODE 1では分からなかった「確認してみよう」 の質問に答えましょう。
MODE 3和訳ヒント
MODE 1と2では内容が理解できなかった場合、和訳を見て英文の内容を理解します。その後で、もう一度英文を聞き、答えを導ける部分が聞き取れた場合に、「確認してみよう」の 質問に答えましょう。
▶︎音声
DLvol.1_01
無料でダウンロードできる音声の対応するトラック番号です。
▶︎聞き取れた?確認してみよう
MODE 1で聞いた英文をどの程度理解できているか、Q&A形式で確認します。質問は3つ。答えは英語で書き取りましょう。つづりが分からなければ、カタカナでもOKです。
▶︎話されていた英文はコレだ!
英文のトランスクリプション(音声を文字で書き起こしたもの)です。各単語がどのように 発音されていたのか、文字を見ながら音声を聞いて、確認しましょう。下線部は「聞き取れ た? 確認してみよう」の答えを導ける部分です。
▶︎解答例
「聞き取れた? 確認してみよう」の解答例と訳です。
無料ダウンロード音声について
本書に対応するMP3音声は、すべて無料でダウンロードしていただけます。
音声ダウンロードの方法
※PC専用のサイトです。まずはこちらにアクセス!
アルクダウンロードセンター
http://www.alc.co.jp/dl/
(2015年2月時点の情報。今後詳細が変更になる可能性があります)
①「ダウンロードリスト」の「英語」の中から、「究極の英語リスニング vol.1 無料ダウンロード音声」をクリック。
②申し込みフォームに必要事項をご記入の上送信。
③メールで「ダウンロードページURL」の案内が届きます。
④届いたURLにアクセスして、圧縮ファイルをダウンロードしてください。
ダウンロード音声ファイルについて
圧縮ファイルを解凍ソフトで展開の上、iTunesなどの音声再生ソフトで取りこんでご利用く ださい。音声再生ソフトでのファイルの取り込み方法や携帯音楽プレーヤーでの利用方法に ついては、ソフトやプレーヤーに付属するマニュアルでご確認ください。 音声ファイルは、音声再生ソフトで次のように表示されます。
出版社名(アーティスト名):「ALC PRESS INC.」と表示。
書名(アルバム名):『究極の英語リスニング vol.1』
ダウンロードした音声のトラック名は [vol.1_01] のように、[巻数_トラック番号] のルールで表示されます。本書の該当のトラック番号を確認して再生し、学習してください。
第1章
CHAPTER 1
日常会話に耳を澄ませよう!
まずは、日常的な場面での会話を聞いて力試し。
なくした物を探したり、旅行の相談をしたり、けんかをしたり。
話し手は常に2人です。2人の関係を想像しながら、
内容の聞き取りに挑戦しましょう。