バーガーキングがマクドナルドにメッセージを送る?
英語の4技能の1つであるリーディング(読む)のスキルを上げるためには、英語の長文を読むトレーニングを行う必要があります。専用のテキストなどを使って読むよりも、英字新聞を読むほうがより手軽にトレーニングに取り組むことができます。また、専用テキストと異なり、国際情勢や経済の動きなどにも詳しくなれます。ビジネスニュースに目を通せば、職場での会話や商談にも活かすことができます。
今回ピックアップしたのは、米の大手ファストフードチェーンのバーガーキングが仕掛けたプロモーションについての話題です。「すべての食事がハッピーというわけではない」と述べているが、マクドナルドに対しての挑戦なのだろうか? CNNニュースから抜粋した記事を読んでみましょう。
New York (CNN Business)Burger King’s latest promotion throws some shade at McDonald’s and its Happy Meals.
The fast food chain rolled out a new Whopper meal box, called “Real Meals,” labeled with different moods and colors. The packaging comes in five moods: the Pissed in red, Blue for sad, Salty in teal, YAAAS in purple and DGAF (that’s don’t give a f— in internet speak) in black.
And, good eyes, there’s no “happy” option, like its competitor McDonald’s (MCD) has.
“With the pervasive nature of social media, there is so much pressure to appear happy and perfect,” Burger King said in a release. “With Real Meals, the Burger King brand celebrates being yourself and feeling however you want to feel.”
Burger King launched the meals Thursday, near the beginning of May, which is the start of Mental Health Awareness Month. The company partnered with the non-profit organization Mental Health America to promote the “overall mental health of all Americans.”
【日本語訳】
ニューヨーク(CNN Business)- バーガーキングの最新プロモーションがマクドナルドとハッピーセット(お子様ランチ)に影を投げかけている。
そのファストフードチェーン(バーガーキング)は、いつもと違う状態と色で包装された「ちゃんとした食事」と呼ぶ新しいワッパー(バーガーキングのメニュー)を公開した。包装は、怒りの赤、悲しみの青、辛辣さの青緑、歓喜の紫、DGAF(ネット用語で「どうでもいい」の意)の黒と5つの形で提供されている。
そして、よく見ると競合他社であるマクドナルドの持つ「ハッピー」の選択肢がない。
「ソーシャルメディアの広めるという性質を用いて、幸せや完璧を表すための多くの圧力がある」とバーガーキングは発表の中で述べた。「ちゃんとした食事で、バーガーキングブランドは、自分らしくあることとあなたが感じたいように感じることを祝う」
バーガーキングは、5月の始まりが迫った木曜日にメンタルヘルスウェアネス月間の始まりにこれらの食品を開始した。企業は「すべてのアメリカ人の総合的なメンタルヘルス」を促進するためにNPO(非営利)団体のメンタルヘルスアメリカと提携した。
ニューヨーク(CNN Business)- バーガーキングの最新プロモーションがマクドナルドとハッピーセット(お子様ランチ)に影を投げかけている。
The fast food chain rolled out a new Whopper meal box, called “Real Meals,” labeled with different moods and colors. The packaging comes in five moods: the Pissed in red, Blue for sad, Salty in teal, YAAAS in purple and DGAF (that’s don’t give a f— in internet speak) in black.
そのファストフードチェーン(バーガーキング)は、いつもと違う状態と色で包装された「ちゃんとした食事」と呼ぶ新しいワッパー(バーガーキングのメニュー)を公開した。包装は、怒りの赤、悲しみの青、辛辣さの青緑、歓喜の紫、DGAF(ネット用語で「どうでもいい」の意)の黒と5つの形で提供されている。
And, good eyes, there’s no “happy” option, like its competitor McDonald’s (MCD) has.
そして、よく見ると競合他社であるマクドナルドの持つ「ハッピー」の選択肢がない。
“With the pervasive nature of social media, there is so much pressure to appear happy and perfect,” Burger King said in a release. “With Real Meals, the Burger King brand celebrates being yourself and feeling however you want to feel.”
「ソーシャルメディアの広めるという性質を用いて、幸せや完璧を表すための多くの圧力がある」とバーガーキングは発表の中で述べた。「ちゃんとした食事で、バーガーキングブランドは、自分らしくあることとあなたが感じたいように感じることを祝う」
Burger King launched the meals Thursday, near the beginning of May, which is the start of Mental Health Awareness Month. The company partnered with the non-profit organization Mental Health America to promote the “overall mental health of all Americans.”
バーガーキングは、5月の始まりが迫った木曜日にメンタルヘルスウェアネス月間の始まりにこれらの食品を開始した。企業は「すべてのアメリカ人の総合的なメンタルヘルス」を促進するためにNPO(非営利)団体のメンタルヘルスアメリカと提携した。
今回のニュースは159語で構成されています。ハッピーセットといえばマクドナルドの代名詞だが、バーガーキングは新商品に「幸せ」をモチーフにしたメニューを追加しませんでした。「すべての食事が幸せなわけではない」というのはマクドナルドに対しての宣戦布告なのでしょうか? アメリカではファストフードの競争が激しくなりそうです。今後も注目していきましょう。来週のニュースもお楽しみに!
【重要用語】
roll out:公開する
Real Meal:ちゃんとした食事
come in:〜の形で提供される
pervasive:広める
partner:提携する