ついにきたこの季節! 花粉症が日本経済に与える影響とは?【今週の英字新聞】

 


 

英字新聞を読んで英語力を鍛えよう

英字新聞で文章を読むことは英文読解力を鍛えるのに最適な方法です。英字新聞を読むと経済や国際情勢などの最新情報・教養も同時に身につけることができます。しかし、英語初心者がいざ読もうとしても何を読めばいいかも分からなければ、内容も全く理解できません。そこでこの記事では、最新のニュースを和訳と解説とともに読んでいきます。

今週ピックアップしたテーマは「花粉症」です。2月下旬ともなると花粉の季節。これからの2、3ヶ月は花粉症の人にとってきつい時期です。実は、花粉が日本の経済に与える損失はいくらだか知っていますか? 2018年5月4日にCNNが公開した記事からご紹介します。CNNによれば、花粉症は日本経済に2000億の損失を与えるそうです。いったいどういうことか、さっそく英文を読んでみましょう。

Japan will lose around 200 billion yen ($1.8 billion) this year because of pollen-induced allergies, according to the Dai-Ichi Life Research Institute, a research firm in Tokyo.

The damage comes in several forms, according to Toshihiro Nagahama, the institute’s chief economist. Fewer people want to go out, which hits consumption, and workers suffering from hay fever take more sick days. Or if they do show up to work, they’re less productive.

And 2018 is looking like one of the worst years on record for hay-fever sufferers in Japan. The pollen count in some parts of the country has more than doubled compared with last year.

Tokyo has been hit particularly hard. A local government survey this year showed that half the capital city’s population suffers from hay fever, compared with less than a third in 2008.

【日本語訳】

第一生命経済研究所の試算によると、日本は花粉によって引き起こされるアレルギーの影響で今年200億円の経済的な損失を負うことになります。

「その(経済的な)被害は様々な形態をもって現れます」と第一生命経済研究所のチーフエコノミスト・ナガハマ氏は言います。例えば、(花粉が出てくると)外出を控える人が増えるので消費に影響を与えます。また、花粉症に苦しむ多くの会社員は、病状に苦しむ日が続いて会社に姿を見せても(花粉が気になり)非生産的な状態なままです。

2018年は日本での花粉症被害が最大の年になる見込みです。ある地域では去年に比べ、花粉の量が2倍以上になります。

中でも、東京は大きな被害を受けています。今年の地方行政機関の調査では、都心の人口の半分が花粉症被害に遭っており、2008年と比べると1/3倍未満でした。

訳と照らし合わせて読む

Japan will lose around 200 billion yen ($1.8 billion) this year because of pollen-induced allergies, according to the Dai-Ichi Life Research Institute, a research firm in Tokyo.

第一生命経済研究所の試算によると、日本は花粉によって引き起こされるアレルギーの影響で今年200億円の経済的な損失を負うことになります。

The damage comes in several forms, according to Toshihiro Nagahama, the institute’s chief economist. Fewer people want to go out, which hits consumption, and workers suffering from hay fever take more sick days. Or if they do show up to work, they’re less productive.

「その(経済的な)被害は様々な形態をもって現れます」と第一生命経済研究所のチーフエコノミスト・ナガハマ氏は言います。例えば、(花粉が出てくると)外出を控える人が増えるので消費に影響を与えます。また、花粉症に苦しむ多くの会社員は、病状に苦しむ日が続いて会社に姿を見せても(花粉が気になり)非生産的な状態なままです。

And 2018 is looking like one of the worst years on record for hay-fever sufferers in Japan. The pollen count in some parts of the country has more than doubled compared with last year.

中でも、東京は大きな被害を受けています。今年の地方行政機関の調査では、都心の人口の半分が花粉症被害に遭っており、2008年と比べると1/3倍未満でした。

Tokyo has been hit particularly hard. A local government survey this year showed that half the capital city’s population suffers from hay fever, compared with less than a third in 2008.

中でも、東京は大きな被害を受けています。今年の地方行政機関の調査では、都心の人口の半分が花粉症被害に遭っており、2008年と比べると1/3倍未満でした。

今回取り上げたニュースは130語で構成されています。わずか130語といっても、読めない単語や熟語などがあったのではないかと思います。記事の下部に重要単語をまとめておくので少しずつ覚えましょう。ニュースを読んでいくうちに、英文読解が得意になるかもしれませんね。

【重要単語・用語】

come in:(結果が)〜となる。(計画・契約などが)〜という結果になる。
show up:(人が)顔を出す、現れる、姿を見せる。
looking like:〜のようである。
more than doubled compared with:〜と比べて2倍以上多い。
particularly hard hit:特に大きな打撃を受ける。

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