英語の速読入門

短期間で速読のコツが学べる

英語の速読技術が1冊にまとまっています。英語を速く読めるようになることで、英語の情報処理スピードが向上し、TOEICなどのテストの得点アップなど即効性が期待できます。全ての英語学習者におすすめの1冊です。

浅見 ベートーベン (著)
出版社: IBCパブリッシング (2019/5/24)、出典:出版社HP

はしがき

読者の皆さまは、家庭でも学校でも会社でも、何も読まずに一日を過ごすことはないでしょう。新聞や教科書や書類を読むために多くの時間を費やします。この費やす時間を半分にすることができれば、どんなに素晴らしいことでしょう。言い換えますと、現在の読解速度を2倍以上にするのがこの本の目的です。

日本語と比べて、英語を読むには、さらに時間がかかります。日本語の速読でも難しいのに、英語の速読なんか、できはしないと思っている方もたくさんいるはずです。私は20歳から始めて現在まで、50年以上も英語の速読を実践しています。実際、20歳のときと比べて現在では、4倍から5倍程も読解速度が上がっています。20歳のときに1分当たり100語くらいの読解速度だったのが、現在では、平均して1分当たり約500語になりました。私が獲得した英語の速読のコツの全てを紹介しているのが、この本です。
次のようなポイントを改善したりマスターしたりすれば、読者の皆さまの読解速度は確実に向上します。

  • 逐語読みをしない
  • 後戻りしない
  • 視界を広げる。
  • 声に出さない
  • スキミングやスキャニングの技術を身に付ける
  • 接頭辞や接尾辞を使って英単語をまとめて覚える

これらのポイントを、やさしい読み物から徐々に難しい読み物にチャレンジしながら、身に付けてください。イソップの「ウサギとカメ」やアンデルセンの「マッチ売りの少女」などの易しい読み物から、徐々に難しい「老人と海」「20年後」などを読んでみてください。また、著者が経験した興味深い話も紹介しています。ケニヤに住む清水さんや高橋高見さんの話を選んでみました。

英語を速く読めるようになると、他の人よりも多くの情報を身に付けられたり、TOEICL&RテストやTOEFLテストで高得点を挙げられたりするようになります。
しかし、三日坊主は駄目です、各章に2日ずつかけて20日間勉強し、現在の読解速度を最低でも2倍にしてください。同じテクニックを使えば、英語ばかりでなく、日本語の読解速度も向上できます。

インターネット上で多く使われている言語は、ダントツで英語です、日本語はその8分の1くらいしか使われていません。英語の読解速度を上げて、世の中の流れやトレンドをいち早く知り、海外の人達と英語で交信してください。そうすることで皆さまが明るい豊かな未来を築くために、この本が少しでもお役に立てば、著者としては、こんなにうれしいことはありません。他社から同じような内容の本を3点出版していますが、本書は、それらの本をさらに改善したもので、初歩からの英語速読の決定版と言えます。

浅見 ベートーベン (著)
出版社: IBCパブリッシング (2019/5/24)、出典:出版社HP

目次

第1章逐語読みをしない
第2章後戻りしない。
第3章視界を広げる
第4章声に出さない
第5章読む環境を整える
第6章スキミングの技術を身に付ける
第7章スキャニングの技術を身に付ける
第8章学んだ技術を使って速読を確かめる
第9章接頭辞で増やすボキャブラリー
第10章接尾辞で増やすボキャブラリー
蔬解速度記錄表
Addendum:何を読めばよいか

浅見 ベートーベン (著)
出版社: IBCパブリッシング (2019/5/24)、出典:出版社HP