IELTSのスピーキングとライティングに特化!
本書は、IELTSのスピーキングとライティングの参考書です。IELTSの特徴を学び、どのようにして効果的な答案が作成できるかを解説しています。実践的なフレーズを活用できるように構成されており、またライティングの図表問題もしっかりと対策できるようになっています。
はじめに
IELTS は 1989 年に運営が開始され、今では世界の主要な英語試験の1つになっています。世界中の教育機関や企業団体で認知されている試験ですから、 IELTS で高スコアをとることは学業と仕事の両方での可能性を広げます。
私は過去 12 年間、高校生、大学生そして社会人に英語を教えてきました。 その中には、IELTS で目標スコアを達成しようと頑張っている多くの方々もい らっしゃいます。この本の目的は、スピーキング・ライティングテストでの適切 な活用例を示しながら、意味のある文脈とともにフレーズの知識を提供し、みなさんの IELTS対策を支援することです。
読者のみなさんに心がけていただきたいことは、本書のフレーズを単純にそのまま暗記するのではなく、その使い方を理解して試験本番で自分なりに使いこなしていくことです。本書のフレーズを活用して、みなさんが IELTS 対策の 学習目標を達成し、全体のバンドスコアを向上させることができれば幸いです。
本書を刊行するにあたり、編集者の仲慶次さん、翻訳者の及川亜也子さん、そして全体の作業を統括してくれたテイエス企画出版部の山田広之さんに、この 場を借りて感謝の意を表したいと思います。そして、この本のアイデアに辛抱 強く耳を傾けてくれた妻の翔子にも感謝しています。最後に、何事においても 私のインスピレーションになっている娘の美藍と葵々にも「ありがとう」と言い たいと思います。2人も大きくなったらこの本を使うことになるでしょう。
キャメロン・ハイ
目次
Contents
はじめに
本書の構成と利用法
音声ダウンロードについて
IELTS早わかりガイド
・IELTSについて
・IELTSライティングの問題形式とフレーズの活用例
・IELTSスピーキングの問題形式とフレーズの活用例
・問い合わせ先
Chapter 01 理由と具体例を用いて意見を述べる
02 対比して言い換える
03 情報を加えて類似性を示す
04 賛成と反対を表明する
05 順序立てて説明する
06 一般化して確信を表す
07 結果と条件を提示する
08 別の意見を紹介する
09 一般的な意見と自分の経験を示す
10 提案して要約する
11 予測して強調する
12 利点と欠点を指摘する
Appendix ライティング・タスク1のキーフレーズ18
・折れ線グラフ問題のキーフレーズ
・円グラフ問題のキーフレーズ
・棒グラフ問題のキーフレーズ
・表問題のキーフレーズ
・図解問題のキーフレーズ
・地図問題のキーフレーズ
Useful Expressions 頻出トピック別表現240
01 健康と余暇
02 環境
03 職場と家庭での技術
04 労働生活
05 家族と子ども
06 グローバル化
07 インターネットと通信
08 小売と販売
09 趣味と自由時間
10 政府と一般大衆
11 製造と工程の記述
12 地理的な特徴と位置
Column
01 スピーキングテストでありがちなミス(1)
02 スピーキングテストでありがちなミス(2)
03 ライティングテストでありがちなミス(1)
04 ライティングテストでありがちなミス(2)
05 スピーキングに役立つヒント!
06 ライティングに役立つヒント!
本書の構成と利用法
本書は、IELTS のスピーキング・ライティングテスト対策の基本書として最適です。テストで良い評価を得るための100の重要フレーズを 12 の機能ごとに整理して紹介するとともに、ライティング・タスク1(グラフ・図表問題)に特徴的なフレーズを 設問タイプ別に取り上げます。その他にも頻出トピックごとの表現集、スコアアップに役立つコラムで効果的なテスト対策ができます。
IELTS 早わかりガイド
IELTS の特徴とスコアアップのコツについて理解するコーナーです。ライティング とスピーキングについては、問題例とともにテスト形式や採点基準、フレーズの活用 法も含めてより良い評価を得るためのポイントを解説します。
必修フレーズ100 [Chapter 01~12]
1 まず最初に「フレーズ用例」の解説で各フレーズの意味と使い方を理解しましょう。
2 次にスピーキング・ライティング試験での活用例を確認してください。 すらすら例文が言えるようになるまで音声を何度も聞いて真似しましょう(音声ダウンロードについては p.008を参照)。
3 「ONE POINT!」は例文中の単語や文法についての補足説 明です。
4 仕上げの「練習問題」は赤シートで解答を隠しながら取り組みましょう。
5 最後に「WORDS & IDIOMS」で重要語句を確認してください。
ライティング・タスク1のキーフレーズ 18 [Appendix]
1 ライティング・タスク1の「例題」が図表の種類ごとに示されます。
2 「Model Answer」ではタスク1に特徴的なキーフレーズの意味や類似表現について説明さ れています。次ページの「模範解答の訳」を参照しながら、キーフレーズを意識し て「Model Answer」をじっくり読みましょう。また、試験本番でキーフレーズを使 えるようにするため、音声を繰り返し聞いて耳からの定着を図りましょう。
3 最後に 「WORDS」で重要語句を確認してください。
頻出トピック別表現 240 [Useful Expressions 01~12] 「健康と余暇」「環境」「家族と子ども」「グローバル化」「インターネットと通信」など、 スピーキング・ライティングテストで頻出するトピックごとに役に立つ表現をまとめ てあります。それぞれの表現がなめらかに言えるようになるまで、音声を繰り返し聞 いて真似しましょう。赤シートで英語表現を隠し、日本語を見て言えるようになるこ とを目標に取り組んでください。
コラム [Column 01~061] スコアアップにつながるヒントとして、スピーキング・ライティングテストで特に 注意すべき点や学習上のアドバイスが書かれています。
音声ダウンロードについて
本書に掲載されている英文の音声が無料でダウンロードできますので、下記の手 順にてご活用ください。
パソコンにダウンロードする
1 パソコンからインターネットでダウンロード用サイトにアクセスする
下記の URL を入力してサイトにアクセスしてください。
. http://tofl.jp/books/2250 2
2 音声ファイルをダウンロードする
サイトの説明に沿って音声ファイル (MP3 形式)をダウンロードしてください。
※スマートフォンにダウンロードして再生することはできませんのでご注意ください。
音声を再生する
1 音声ファイルをパソコンの再生用ソフトに取り込む。
ダウンロードした音声を iTunesなどの再生用ソフトに取り込んでください。
2 音声を再生する。
パソコン上で音声を再生する場合は、iTunesなどの再生ソフトをお使いくだ さい。iPhone などのスマートフォンや携帯用の音楽プレーヤーで再生する場 合は、各機器をパソコンに接続し、音声ファイルを転送してください。
※各機器の使用方法につきましては、各メーカーの説明書をご参照ください。
音声ファイルは3つのフォルダに収録
音声は学習の用途別に下記の3つのフォルダに分けて収録されています。
1 フレーズ 100(フォルダ名:phrases100)
100 のフレーズの用例、スピーキングとライティングのテストを想定した例文、 そして練習問題の解答の音声が収録されています。
2 Appendix(フォルダ名:appendix)
ライティング・タスク1「例題」 Model Answer の音声が収録されています。
3 Useful Expressions(フォルダ名:expressions)
トピックごとの表現集の音声が収録されています。
Quick Guide to IELTS
IELTS 早わかりガイド
IELTSについて
IELTS テストとは
IELTS(アイエルツ)は、International English Language Testing Systemの略称 で、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学 ESOL が共同運営、管理する英語力判定試験です。世界130 か国で実施されており、 年間約220万人が受験しています。16歳以上であれば、誰でも受験することができ、 TOEFL(アメリカの非営利テスト開発機関 ETS によって運営、管理されている留学時に提出できる英語資格試験の1つ)と同様に、海外留学や研修の際に自分の英語力を証明するためのスコアとして利用することができます。
試験は General Training Module(一般英語)とAcademic Module(学術英語) に分かれており、受験者の目的によってどちらを受けるかを決める必要があります。 Academic Module は General Training Module よりも難易度が高く、海外の高等教 育機関への提出用のスコアとして利用できます。本書は Academic Module の対策を 目的としています。
IELTSの構成 (Academic Module の場合)
Listening 約30分 全40問
セクション1 | 日常生活の場面における2人の話し手による会話を聞き取る | 10問 |
セクション2 | 日常生活の場面における1人の話し手によるモノローグを聞き取る | 10問 |
セクション3 | 教育現場における2人以上の話し手による会話を聞き取る | 10問 |
セクション4 | 大学の講義など、学術的な内容のモノローグを聞き取る | 10問 |
選択肢問題、記述式問題、図表完成問題、組み合わせ問題など様々なタイプの問題が出題されます。
Reading 60分 全40問
内容 | 問題数 | |
パッセージ1 | それぞれ750~950語程度の学術的な内容の文章を読む | 各13~14問 |
パッセージ2 | ||
パッセージ3 |
選択肢問題、正誤問題、見出し選択問題、要約完成問題など様々なタイプの問題 が出題されます。
Writing 60分 全2題
内容 | 最低語数 | 時間 | |
タスク1 | 一覧図、図表、グラフが提示され、それらの情報を自分の言葉で表現する | 150語 | 約20分 |
タスク2 | 意見、問題、または議論が提示され、それらに対する自分の考えを論理的に述べる | 250語 | 約40分 |
手書きで解答する筆記試験です。2つのタスクを通じて400語以上書くことが要 求されます。
Speaking 11~14分 問題不定数
内容 | 時間 | |
パート1 | 家族、学校、個人的な関心、天気など、身の回りや日常的な事柄についての質問に答える | 4~5分 |
パート2 | 1分間の準備時間の後、与えられたトピックについて1~2分間スピーチをして、その後1~2つの質問に答える。 | 3~4分 |
パート3 | パート2で扱ったトピックについて試験官とディスカッションする | 4~5分 |
試験官との1対1の面接形式の試験です。受験者の回答の長さなどによって時間 や問題数が若干変動します。
IELTS のスコア
スコアはバンドスコア (Band Score)と呼ばれる 1.0~9.0 までの0.5刻みの評 価数値で表されます。1.0 は英語の運用能力はほとんどない初級レベルで、9.0はネ イティブスピーカーに近い運用能力を持つことを意味します。各科目のバンドスコアと、すべての合計を平均した総合バンドスコアが、受験日から約2週間で発行され ます。発行後の有効期限は2年間です。英語圏の大学に留学する場合は、一般的に5.5 から 6.5 のスコアが求められます。
バンドスコア一覧
Band | レベル | |
9 | Expert User | 十分な運用能力があり、適切で正確な表現を用いることができる。 |
8 | Very Good User | 十分な運用能力があるが、不得意な分野では間違いや、ぎこちない表現が散見される。 |
7 | Good User | 内容によっては誤解している場合もあるが、おおむね正確に理解し、複雑な表現も用いることができる。 |
6 | Competent User | 内容によっては誤解している場合もあるが、おおむね正確に理解し、得意分野では複雑な表現を用いることができる。 |
5 | Modest User | 部分的には実用的な表現力、理解力を持っており、おおむね正しい理解ができているが、間違いが散見される。 |
4 | Limited User | 慣れている状況や分野では基本的な運用能力がある。 |
3 | Extermely User | 限られた状況や分野では一定の運用能力がある。 |
2 | Intermittent User | 実質的なコミュニケーションが困難。 |
1 | Non User | 基本的な運用能力がない。 |
IELTSライティングの問題形式とフレーズの活用例
IELTS ライティングの2つのタスクの問題形式を確認しながら、本書のフレーズを 実際の問題でどのように使うと効果的か見てみましょう。
タスク1
図表によって視覚的に示されたデータを比較・分析し、重要な情報を取捨選択し て整理しながら文章にまとめることが求められます。
問題例
The line graph below shows the usage of various Social Networking Services by teenagers in the UK from 2005 to 2015.
Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant.
イラスト(IMG_0065.JPG)省略
問題例の訳
下の折れ線グラフは、2005年から 2015 年の英国の10代の若者による 様々なソーシャルネットワークサー ビスの利用状況を示しています。
主な特徴を選んで説明することで情 報を要約し、関連のある箇所を比較 してください。
フレーズの活用例
・The line graph illustrates the number of teenage users of four types of SNS over an eleven-year period in the early 2000’s
折れ線グラフは、2000年代初めの11年間にわたる、4つのタイプのSNSの10 代の利用者数を示している。
→ Appendix p.247 参照
・All four services experienced significant growth from 2005 to 2015.
2005年から2015年までに4つのSNSのすべての利用者数がかなり増加した。
→ Appendix p.247 参照
タスク2
提示された状況や意見について、理由や具体例を挙げながら自分の主張を展開させることが求められます。問題の指示をしっかり確認することが重要です。
問題例
Some people say that children should be punished for their bad behavior. To what extent do you agree or disagree?
問題例の訳
子どもが悪い振る舞いをしたら罰せられるべきだと言う人たちがいます。 あなたはこの意見にどの程度賛成または反対しますか。
フレーズの活用例
・In my opinion, children should not be punished for their mistakes because this is too strict.
私の意見では、子どもは自らの犯した過ちで罰せられるべきではない。それでは 厳しすぎる。
→フレーズ001参照。
・I totally agree that children should receive some kind of punishment because this will make them learn from their mistakes.
子どもが何らかの罰を受けるべきだということに私は全面的に賛成だ。そう、 ことで、子どもたちは自分の過ちから学ぶことになるからだ。
→フレーズ028 参照
採点・評価について
以下の4つの採点基準に従い、0から9ポイント(0.5 ポイント刻み)でスコアが 出ます。
1 タスクの達成度(タスク 1) / タスクの回答度(タスク 2)
タスク1では、図表の特徴の中でも重要なものをいくつ特定できたか、提示し た概要が明確かどうか、関連データに言及して自分の解答をサポートできているか どうかが評価されます。分析力を向上させるために、図表全体を眺めて意識的に 際立った傾向を見つけ出すようにしましょう。タスク2では、課題のすべての内容 に答えられているか、自分の考えを展開できているか、という観点から採点されま す。最初の段落で、自分の立場を明確に示すようにしましょう。
2 一貫性と結束性
段落構成、論理的な展開、議論の組み立てに関する採点基準です。接続表現を使っ て内容の展開を示せているか、代名詞や言い換え表現を使いながら特定のトピッ クに焦点を当てて議論できているかが評価されます。こうした表現を、機械的に多 用しすぎないように注意しながら適度に活用するようにしましょう。
3 語彙力
語彙の知識の深さと使い方に関する採点基準です。語句の選択によって正確な 意味を伝える能力があるかどうかが評価されます。単語のスペルや語法が適切か、 コロケーションやあまり頻繁に使われない表現についてどれほど理解できているの かがチェックされます。語彙力を強化するには、単語リストを作り、頻出トピック に関連した馴染みのない語句を定期的に加えていくのがよいでしょう。
4 文法力と正確性
文法の知識と、その知識を適用して正確な構造の文を作る能力が評価されます。 具体的には、どれくらい頻繁に文法上の間違いをしているか、句読点を正確に使 いこなせているかどうかがチェックされます。短い文も長い文も自由に作れるよう にして、動詞の時制の正しい使い分けについて調べておきましょう。
IELTSスピーキングの問題形式とフレーズの活用例
IELTS スピーキングの3つのパートの問題形式を確認しながら、本書のフレーズ が実際の問題でどのように使われるのか見てみましょう。
パート1
あいさつと本人確認の後、試験官から身近な話題についての質問を受けます。自 分の体験を交えて具体的に答えるようにしましょう。
問題例
Volunteering
– Do you think children should do volunteer work?
– Do you think volunteering is beneficial to the volunteer?
「問題例の訳
ボランティア活動
– 子どもはボランティア活動をすべきだと思いますか。
– ボランティア活動はボランティアにとって有益だと思いますか。
フレーズの活用例
・Of course, the act of volunteering in your local community is a great way to help people less fortunate than you.
当然ながら、地元の地域社会でボランティア活動をすることは自分よりも恵まれ ない人たちを助けるための素晴らしい方法です。
→フレーズ049 参照
・Overall, I think volunteering aids society as a whole and also helps the volunteer develop important skills.
全体的に見て、ボランティア活動は社会全体を支援してボランティアが重要なス キルを身につけることにもつながると思います。
→フレーズ044 参照
パート2
試験官から手渡されるタクスカードに書かれたトピックについて、最長で2分間 スピーチを行います。準備時間が1分間与えられ、話す内容についてメモをとって スピーチ中に参照することができます。
問題例
Describe your most memorable lesson from high school.
You should say:
what the lesson was
why it was memorable
who made the class memorable
and explain how the lesson influenced you.
問題例の訳
最も記憶に残っている高校の授業について説明してください。
次のことを話してください。
何の授業だったか
なぜ記憶に残るものだったのか
誰が授業を記憶に残るものにしたのか
そして、どのようにその授業があなたに影響を与えたのか説明してください。
フレーズの活用例
・During my high-school years, the most unforgettable class was, without question, mathematics.
私の高校時代で、最も忘れられない授業は間違いなく数学でした。
→フレーズ042 参照
• It is often said that maths lessons are boring, but my high-school class was definitely my favourite.
数学の授業はつまらないとよく言われますが、私の高校のときの授業は間違いな く私が一番好きな授業でした。
→フレーズ067 参照
パート3
パート2のスピーチと関連したトピックについて試験官とディスカッションを行い ます。社会的な話題について自分の意見を述べることが求められます。
問題例
Cities
– In the future, how do you think big cities will change?
– Would you prefer to live in a historical or modern city?
問題例の訳
都市
– 将来、大きな都市はどのように変化すると思いますか。
– 歴史的な都市と近代的な都市なら、どちらに住みたいですか。
フレーズの活用例
・I predict that nearly everyone will be living in large urban areas in the future.
将来はほぼすべての人たちが大きな都会の地域に住んでいると予測します。
→フレーズ086参照。
・Provided that the city has enough opportunities for work and leisure, I would rather reside in a historical city.
仕事や娯楽の機会が十分にあるという前提なら、私は歴史的な都市の方に住みたいと思います。
→フレーズ059 参照
採点・評価について
以下の4つの採点基準に従い、0から9ポイント(0.5 ポイント刻み)でスコアが 出ます。
1 流暢さと首尾一貫性 苦労せずに長い文を話せているか、そして接続表現を適切に使ってまとまりの ある話ができているかが評価されます。具体的には、戸惑うことなく話す能力や言 い直しの頻度がチェックされます。一貫性のある議論をするために本書のフレーズ を活用して、流暢に話せるように頻出トピックについて調べておきましょう。
2 語彙力
馴染みのないトピックでも柔軟にコメントするための語彙力があるのかどうかが 評価されます。同意語と反意語を使いながら、試験官や自分の言ったことを表現 し直す能力が重要になります。単語リストを作って、トピックごとに単語を分類し ながら語彙力を強化しましょう。
3 文法力と正確性
文の構造が複雑になっても文法の正確さを維持できているかどうかがチェックさ れます。文法上の誤りは話す際に起こりやすい傾向にありますが、こうした誤りが どの程度誤解につながっているかがポイントになります。様々な構造の文を作るこ とに慣れて、動詞の時制の正しい使い分けを勉強しておきましょう。
4 発音
発話の明快さに関わる採点基準です。受験者の母国語のアクセントが原因で話 している内容がわかりづらくなっていないかがチェックされます。発音しづらいと 感じる単語は、何度も繰り返し練習しておきましょう。
問い合わせ先
受験申込み、受験料の支払いなどの手続きについては下記の問い合わせ先をご参照ください。(2019年1月現在)
問い合わせ先1
公益財団法人 日本英語検定協会 IELTS 公式 東京テストセンター
住所:〒 162-8055 東京都新宿区横寺町 55
TEL:03-3266-6852 FAX:03-3266-6145
E-mail:jp500ielts@eiken.or.jp
問い合わせ先2
公益財団法人 日本英語検定協会 IELTS 公式 大阪テストセンター
住所:〒 530-0002 大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル 4F
TEL:06-6455-6286 FAX:06-6455-6287
E-mail : jp512ielts@eiken.or.jp
問い合わせ先3
一般財団法人 日本スタディ・アブロード・ファンデーション (JSAF) HELTS 公式テストセンター
住所: 〒 169-0075 東京都新宿区高田馬場 1-4-15 三井生命高田馬場ビル 5F
TEL:03-6273-9356
FAX:03-6273-9357
E-mail : academic@japanstudyabroadfoundation.or.jp
インターネット問い合わせ先
公益財団法人 日本英語検定協会の運営するIELTS ホームペーン
http://www.eiken.or.jp/ielts
一般財団法人日本スタディアブロード・ファンデーション(JSAF)のホームページ
ブリティッシュ・カウンシルによる IELTS 紹介ページ
http://www.britishcouncil.jp/exam/ielts