GW、英語圏ならどこに旅行する? 英語を公用語にしている国をピックアップ

アメリカ、イギリス、オーストラリア。渡航者が多い英語圏はどこ?

3月も残り1週間となり、季節はそろそろ春を迎えます。あとひと月ほど経てば、ゴールデンウィーク(以下GW)に突入します。今年のGWは4月27日(土)から5月6日(月)までの10連休になっています。10日も休みがあるならば、国内はもちろん海外旅行も視野に入れておきたいところです。海外に行くのであれば、英語を公用語としている国はいかがでしょう。英語を公用語としている国は、代表的な国はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど世界に50カ国以上存在しています。

そこで今回は、日本政府観光局が発表した2016年の出国日本人数のデータから訪問者数の多い英語を公用語として使用している国をピックアップしました。3年ほど前のデータではありますが、今と大きくは変わっていないのではないかと思います。

日本人旅行者が最も多かったのは、350万人以上が訪れたアメリカです。また、同じアメリカでも140万人がハワイ、74万人がグアムを訪れています。自由の女神やブロードウェイ、マンハッタンなどの名所があるニューヨーク、カジノや豪華なホテルで有名なラスベガス、ビバリーヒルズやハリウッドと枚挙に遑がないロサンゼルスなど多くの観光地があります。非英語圏を合わせてもアウトバウンドの数は1位です。その中でもおすすめするのがハワイ・ホノルルです。ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなど名所を周りつつもゆったり過ごせるでしょう。日本語が通じるのも嬉しいポイントです。

アメリカに次いで渡航者の多かった国は、シンガポールで84万人が渡航しています。「シングリッシュ」と言われるほど訛りの強いのが特徴ですが、英語を公用語とする国のうちのひとつです。シンガポールはマーライオンやマリーナベイサンズなど観光客向けのスポットが多くあります。中心地から少し離れたセントーサ島というところには、大型のプールやサファリパーク、水族館があります。夜には、ナイトサファリやイベントも頻繁に行われており、1日中楽しめる場所になっています。シンガポールは国際的な金融センターでもあるので、仕事で訪れたことがある人もいるのではないでしょうか。

3番目に訪問者が多かったのは香港です。イギリスの植民地時代があったこともあり、英語が公用語とされています。世界三大夜景である100万ドルの夜景、飲茶などのグルメと楽しむことができます。直行便で4〜5時間程度で行くことができます。大枠での観光地となるのが大陸側の九龍半島とその先にある香港島となります。アジアの様式が立ち並ぶ建物や雰囲気を感じられるのは九龍半島である一方、香港島は経済・金融ビルが立ち並ぶ欧州に近い要素が感じられます。香港といえば夜景ですが、九龍半島側からみるプロムナードなどから見てみましょう。

4位は53万人が訪れたフィリピンでした。タガログ語と同じく英語が公用語として使われています。リゾート地として知られるセブ島には多くの日本人が訪れており、日本と比べて物価も安いこともあって、少ない予算でも満喫することができます。年間の平均気温も20度半ばと過ごしやすく、降水量が少ないのでいつ訪れても楽しめます。ビーチとマリンアクティビティを楽しみたい人にはうってつけです。

5位は24万人でオーストラリアです。南半球にあるため、季節は日本とは真反対で4月下旬〜5月上旬だと秋にあたります。時差は東京よりも2時間進んでいて、直行便の場合は飛行時間が10時間程度です。旅行先としておすすめする都市はシドニーです。世界遺産として登録されているオペラハウス、市内を一望できるハーバーブリッジ、綺麗な海を楽しめるボンダイビーチなど観光スポットが満載。また10連休あれば、国内線を使ってエアーズロックに行くのも良いでしょう。

以上が英語圏のうち日本からの渡航者が多かった国TOP5です。来月の27日から多い人で5月6日まで連休があるGW。せっかく長期の休みがあるのであれば、英語圏でバカンスを過ごすのはいかがでしょうか。英語が通じるので、普段の学習成果が発揮しやすいと思います。