「文法問題 でる1000問」でTOEIC®を攻略! 効果のある使い方とは?

TOEIC®L&Rテストのリーディングパートは時間との戦いでもあります。特にパート5を早く解くことで、パート7に多くの時間を残すことができます。しかし、対策なしでスピード感を身につけることはできません。ここでは、パート5の対策本として人気の高い『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』を紹介します。

パート5の対策はパート7にも繋がってくる

TOEIC®L&Rテストのリーディングパートは、75分で合計100問を解かなければなりません。リーディングパートの内、文法問題はパート5の30問です。パート7の長文読解に時間を多く残したいため、パート5は10分程度でスピーディーに解いていきたいところです。10分で終える場合、1問あたり20秒が目安なので、日頃から問題に慣れていないと時間内に解き終えることが難しいと思います。

出題される文法の範囲は、30問中20問が品詞、動詞、関係詞、前置詞、代名詞、接続詞などの分野から出題され、残りの10問は語彙問題になります。毎回、出題範囲が限定的なので対策さえすれば得点源とすることが可能なパートでもあります。対策本の中でオススメするのは、アスクが発売している『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』です。

500〜900点レベルの人に最適な問題集

『文法問題 でる1000問』は、パート5の文法問題に特化した問題集です。TOEIC®頻出の文法分野を7章に分け、各章の文法の解説と基礎問題と実践問題が含まれています。左ページに問題があり、右ページに左ページの問題の解答と解説が載っています。問題を解いた後、すぐに解答と解説を確認できるのは便利ですね。

また、30問の文法模試のセット問題が13セットついています。時間を計りながら、1日に1セット解くようにしましょう。2〜3周すればパート5のスピードに慣れることができ、自分の苦手分野も明確になります。付録にセット問題をシャッフルした別冊がついているので、力試しにトライしてみるのも良いです。

TEX加藤(著)
出版社:アスク;第2版(2017/6/10)、出典:amazon.co.jp

とは言え、本書の文法の解説があっさりとしているので、高校レベルの基礎英文法が身についている人向けの問題集のように感じます。実際に本書の「はじめに」には、500点以上の人が使うことを想定していると書かれています。ですので、基礎英語が身についていない初心者は、中学英語や高校英語のやり直し教材から始めることをオススメします。基本的な文法を一通り理解した後に、TOEIC®対策として本書に取り組みましょう。

本書の使い方としては、第1章から第7章まで「文法の解説→トレーニング問題→実践問題」と進めていきます。2周ほどして範囲と知識を深めたら、いよいよセット問題に挑戦します。1日に1セット、時間を計りつつ取り組んでいくと、進めていくうちに苦手分野がわかってくると思います。苦手分野が明確になったら、本書の解説や総合英語の参考書を使って苦手分野を補強しましょう。このようなサイクルで学習していけば、パート5の劇的なスコアアップが望めます。

また、文法問題だけではなく、語彙問題を落としたくないという人は、常に本書でわからなかった単語をメモして覚えることも良いです。そして、本書の著者であるTEX加藤氏が執筆する金のフレーズや銀のフレーズも一緒に学習すると語彙能力が倍増します。語彙問題は覚えたら覚えた分だけ得点に直結します。

TOEIC®のパート5のスピード次第でパート7に充てることができる時間が変わります。出題される範囲が基本的に変わらないので、知識を深めることを意識しながら問題集に取り組んでいくと良いと思います。もちろん、TOEIC®は文法だけの対策で高スコアが取れる訳ではありません。リスニングとリーディングを包括的に伸ばしていくことが必要になるので、公式問題集やパート別の参考書などを使いましょう。