オールマイティーな1冊
説明はシンプルで内容もよく整理されている構成となっています。 4技能を伸ばすための参考になることが散りばめられ、確立できるように工夫されていることも魅力です。 タイトルからすると大学入試にターゲットを当てているように感じますが、TOEICなどの資格試験にも対応しており、様々な分野で活躍するはずです。
はじめに
この本は、中学生や高校生、大学生、そして社会人の方、中学生や高校生の保護者の方などを対象に、多岐に渡る高校英文法を1冊だけで学べるように構成してあります。
高校の英文法では、実際の英文法のほぼ全範囲を扱うことになります。その中でも、最重要の分野を厳選して1冊にまとめました。
中学・高校の定期テスト、高校入試や大学入試、英検やTOEIC®、そして日常英会話、トラベル英会話にビジネス英会話と、ありとあらゆる場面で英語が必要とされる世の中です。そのすべてにおいて、本書で身に付けた文法力は、強力な武器となってくれます。
本書で貫いた姿勢は、英文法を単なる無味乾燥なルールの羅列から、生きたルールに応えることです。そのために、ルールごとの見えないつながりをはっきりと目に見えるものにして、1つひとつのルールの背景と理由、そして具体例を常に大切にしました。これにより、点の知識が線でつながり、それぞれのルールに命が吹きこまれ、英語を使う人の息遣いが聞こえてくるものに仕上げました。
英文法の醍醐味、英語のおもしろさ、そして言葉が広げてくれる世界を、本書で存分に味わっていただければ幸いです。
肘井学(ヒジイガク)
もくじ
はじめに
本書の使いかた
本書の5つの特長
音声ダウンロードの手順
Part1 時制
Lesson] 現在形
Lesson2 過去形
Lesson3 未来表現
Lesson4 現在完了形
Lesson5 過去完了形
Lesson 6 未来完了形
Lesson 7 進行形
Part2 助動詞
Lesson8 基本助動詞➀
Lesson9基本助動詞2
Lesson10 助動詞の代用表現
Lesson11 助動詞の重要表現
Lesson12 助動詞の否定文と疑問文
Lesson 13 助動詞 + have p.p.
Part3 仮定法
Lesson14 仮定法過去・仮定法過去完了
Lesson15 ~がなかったら
Lesson16 I wish S V.
Lesson17 仮定法の重要表現
Part 4 文型
Lesson 18 文の要素
Lesson 19 第1文型(S V M)
Lesson 20 第2文型 (SVC)
Lesson 21 第3文型(SVO)
Lesson 22 第4文型(SVO1O2)
Lesson 23 第5文型(SVOC)
Part 5 受動態
Lesson 24 受動態の作り方
Lesson 25 第4・第5文型の受動態
Lesson 26 いろいろな受動態
Lesson 27 群動詞のの受動態
Lesson 28 by以外の受動態
Part6 不定詞
Lesson 29 名詞的用法
Lesson 30 形容詞的用法
Lesson 31 副詞的用法
Lesson 32 結果用法
Lesson 33 使役動詞
Lesson 34 感覚動詞
Part7 動名詞
Lesson 35 動名詞の役割
Lesson 35 動名詞と不定詞の違い
Lesson 37 動名詞と不定詞をOにとるV
Lesson 38 動名詞しかOにとらないV
Lesson 39 不定詞しかOにとらないV
Part8 分詞
Lesson 40名詞を修飾する分詞
Lesson 41 補語で使用する分詞
Lesson 42分詞構文の基本
Lesson 43分詞構文の重要表現
Part9 準動詞
Lesson 44 準動詞の主語
Lesson 45準動詞の否定語
Lesson 46 準動詞の過去
Lesson 47 準動詞の受動態
Part10 関係詞
Lesson 48関係代名詞の基本
Lesson 49 関係代名詞の省略
Lesson 50 関係代名詞のwhat
Lesson 51 関係副詞
Lesson 52 複合関係詞1
Lesson 53複合関係詞2
Part11 比較
Lesson 54 原級の基本
Lesson 55原級の重要表現
Lesson 56 比較級の基本
Lesson 57 比較級の重要表現
Lesson 58 最上級の基本
Lesson 59 最上級相当表現
「プラスα」
・What do you do? の意味は?
・動詞の過去形でも丁寧になる!
・英語に未来形はない
・完了・結果用法は“今どうなのか?”
・過去完了形のオリジナル用法
・完了形は“過去を持っている”!?
・進行形で丁寧になる理由
・mustは「超おすすめ」の意味で使える!
・mightに過去の意味がない理由
・had betterは警告になることがある
・mayはお祈りにも使える
・shallは神の意志!?
・助動詞+have p.p.は短縮形が頻出!?
・仮定法の時制のミックス
・倒置は感極まったときに使う
・wishにはお祈りの意味もある
・仮定法未来は実現する可能性が低い場合
・第1文型の仲間
・第2文型をとる動詞
・runは「走る」だけじゃない!?
・第4文型の仲間はずれ
・ネクサスの関係
・受動態でby以下を使う場合
・要注意な受動態
・形は能動態で意味は受動態!?
・be known ~を制覇する
・形式のitは主語と目的語
・前置詞が残るパターン
・目的を強調したいときの表現
・結果を強調したいときの表現
・to不定詞と原形不定詞
・look at i watch もいける!
・動名詞もitで代用できる
・テレビ鑑賞はhobbyではない
・stop to doとstop doing
・Would you mind doing?の意味
・うしろ向きな不定詞もある
・fallen leaves のfallenはどんな意味?
・付帯状況のwithの応用
・分詞構文が真ん中にくるパターン
・all things consideredとconsideringの違い
・動名詞の主語の注意点
・neverを使うこともある
・have p.p.は“以前形”!?
・beingが残る分詞構文
・those whoは「~する人々」
・関係副詞も省略できる
・whatに先行詞がない理由
・関係代名詞と関係副詞の区別
・Ais not as~as BがA<Bになる理由
・not so much Aas Bは原級の否定形
・比べる物は同じ物
・指示副詞のthe
・theがない最上級
・couldn’t+比較級も最上級相当表現
2命令・要求・提案のthat節の秘密
3ifがなくても仮定法!?
4文型が崩れる!?
5be married with はダメ?
6be to不定詞は万能?
7ことわざと動名詞は相性が良い!?
8分詞は動形容詞で分詞構文は動副詞!?
9of ~は不定詞の主語ではない!?
10関係代名詞=代名詞+?
11クジラの構文の謎に迫る!!
4技能トレーニング
カバーデザイン:徳永裕美(ISSHIKI)
本文デザイン:ニノ宮店(ニクスインク)
イラスト:藤田ヒロコ
本書の5つの特長
その1 読みやすい解説!わかりやすいイラスト付き!
本書の最大の狙いは、英文法を単なる無味乾燥なルールの羅列から、生きたルールに変えることです。一見すると見えないつながりを目に見えるものにして、各ルールの背景と理由、そして具体例を常に大切にしました。これにより、点の知識が線でつながり、英文法の醍醐味を味わうことができます。例文にちりばめられたイラストで、その場面が鮮明にイメージできるようになっています。
その2子供から大人まで一生使える!
本書は、高校入学前の中学生や高校生、大学生や社会人、中高生の保護者の方を想定して作られています。まさに、一生モノの英文法を学んでください。
その3 4技能のトレーニングができる!
英文法は英語の読む・聞く・話す・書くという4技能の根底を支える大切なルールです。本書では、その英文法を実際の4技能に当てはめるためのトレーニングをp.150~p.160にまとめています。本書で学んだ英文法を最大限活用して、英語の4技能を高めてください。
その4 応用力やさまざまな知識が身に付く!
各Lessonの「プラス」のコーナーでは、応用文法や英文法の豆知識をまとめました。英文法をさらに極めたい方にも楽しんでいただける内容になっています。
その5英文法の謎に迫る!
なぜこのルールが存在するのか、そのルールの背景に何が存在したのかを解き明かしていきます。英文法の有名ルールの理由と背景にスポットを当てていきます。諸説ある中でも、学習に弾みをつける興味深い説を取り上げていきます。
4技能トレーニングの内容
(p.150~p.160に掲載)
聞くカ×読む力のトレーニング
聞く力と読む力は、受信型の能力という点で共通しています。この2つは、同時に高めていくことが可能です。
Step1英文音声を流して、その後を追って英語を発音する
いわゆるシャドーイングという手法ですが、これを1文につき10回行ってください。最初の5回は英文を見ながらで構いません。次の5回は英文を見ずにやってみましょう。これにより、聞く力と読む力を同時に鍛えることができます。できる限り日本語を間に入れないように、日本語訳は掲載していません。わからなくなったときは、前に戻って日本語訳を確認しましょう。
話す力のトレーニングStep2 英文音声を流して、ポーズにして同じ英文を発声する
これはリッスン&リピートという手法で、英語を音声に頼らずに、自分の口で再生する訓練です。この繰り返しにより、どんどん英語が定着して、話す力を高めてくれます。1文につき5回程度やってみましょう。
書く力のトレーニング
Step3巻末の英作文の問題を解く
巻末の4技能トレーニングに、英作文の空所補充問題を掲載しています。書く力を高めるには、実際に手を動かすことが一番です。本書で確かな文法力を身に付けましょう。
本書の使いかた
1各Partで学ぶ単元です
2この見開き2ページで学ぶ項目です
3各項目の学習で一番のポイントです
4英語の例文と訳、解説です。文の組み立て方や訳し方をじっくり理解しましょう
5応用知識や豆知識をまとめています
6 4技能トレーニングのページです。音声をダウンロードして、ネイティブの発音を聞きながら英文を読み、声に出して音読してください。ネイティブの発音を聞きとって書く練習もできます。
音声ダウンロードの手順
本書中にある「O」マークの上にある数字が音声ファイル内のトラック番号です。
1 パソコン・スマートフォンで、音声ダウンロード用のサイトに(下記のA、Bいずかの方法で)アクセスします。
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