大学入試 – 4技能外部試験の徹底比較
「読む・聞く・書く・話す」英語4技能試験(外部英語試験)で基準以上の成績を収めた者は入学試験で優遇されるか、英語試験を免除されます。
さらに、英検だけでなくTEAP、TOEFL、TOEICなど、さまざまな種類の外部試験が利用可能であり、どの試験を受ける必要があるか疑問に思う方もいるかと思います。そのため、入学試験で使用する英語テストの比較を色々と行った書籍をご紹介します。
大学入学共通テスト 英語が1冊でしっかりわかる本
目次 – 大学入学共通テスト 英語が1冊でしっかりわかる本!
2回の試行調査(プレテスト)を徹底分析され、問題の解き方、目のつけどころ、今後の対策などをわかりやすく、かつ詳細まで解説されています。本書を読めば、「大学入学共通テスト 英語」の出題傾向がわかり、問題を解くことで全体像を体感することができます。
はじめに
この本は、2021年から新たに始まる「大学入学共通テスト」の対等大です。
とかく英語の試験対策本というものは、無味乾燥で淡々と問題を解説し、「総合的な力が求められる」といった、抽象的な助言に終始しがちに思えます。しかしこの本では、著者の25年にわたる英語教授の経験、年間100万人以上を教えている実績、TOEICテスト対策や英会話講座などの指導経験を踏まえた分析力をフル動員して、以下の3つを成し遂げることを目指しました。
(1)大学入学共通テストに対する受験生の不安を取り除く
「そうやればいいのか!」と思える具体的なアドバイスを施す
(2)大学入学共通テストでのハイスコア獲得。
中対策本ですから、当然スコアが上がる最短経路を意識して解説する
(3)英語そのものの「実力」をつける
単にテストでのスコアアップだけを目指して、表面的な説明に終始するのではなく、「なぜそうなるのか?」ということも多く解説し、英語の参考書として活用できる
本書は予想問題集ではなく、すべてプレテストで実際に使われた問題を使って解説していきます。たしかに、予想問題にも良い点はありますが、「まず最初の対策本」を書くにあたって、実際の問題にこだわりました。その理由は、実際の試験問題を徹底的に分析することが最重要だからです。具体的なメリットとして、以下の点が挙げられます。
1英文の質が良い。
レベル・言い回し・量・本物に勝るものはありません。
2選択肢の感覚が身につく
長文の設問で、「どこまでの言い換えが正解になるのか?」といった、「揺れ具合」を実際の問題ならば“体感”できます。
大学入学共通テストを受験するみなさんが、目標スコアを獲得することで志望大学に合格する、そして将来、自分の夢を叶えるために、本書を存分に活用して頂ければと思っています。
関正生
もくじ
はじめに
大学入学共通テストとは
新テストに関するQアンドA
第1部 筆記[リーディング]
第1問 ビジュアル素材を読み取る
プレテスト分析&高得点対策
▼第1問 -A
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
第1問-B
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
今後の対策 ビジュアル素材の特有表現をマスターしておく
第2問 事実と意見を読み取る
プレテスト分析&高得点対策
第2問-A
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
第2問-B 問題
問題と目のつけどころ
問題解說
今後の対策「意見」に関する表現をマスターしておく
第3問 体験談を読み取る
プレテスト分析&高得点対策
第3問-A
問題
問題と目のつけどころ
問題解説
第3問-B
問題
問題と目のつけどころ
問題解説
今後の対策 感情表現をマスターしておく、
第4間グラフやレポートを読み取る
プレテスト分析&高得点対策
第4問-A
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
第4問-B
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
今後の対策 グラフ特有表現をマスターしておく。
第5問 記事を読み取り、資料をまとめる
プレテスト分析&高得点対策
第5問-A
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
第5問-B
問題
問題と目のつけどころ
問題解説
今後の対策「原因と結果の形」で理解する
第6問 論説文を読み取る
プレテスト分析&高得点対策
第6問-A
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
第6問-B
問題
問題と目のつけどころ
問題解說
今後の対策 接続副詞の働きを理解する
第2部 リスニング
第1問 短文を聞き取る
プレテスト分析&高得点対策
音声ダウンロードについて
第1問-A 問題
第1問-A 問題解説
第1問-B問題
第1問-B 問題解説
今後の対策 弱形をマスターする・
第2問 会話 + イラスト問題
プレテスト分析&高得点対策
第2問 問題
第2問 問題解説
今後の対策 位置関係や天気の表現をマスターする
第3問 会話問題
プレテスト分析&高得点対策
第3問 問題
第3問 問題解説
今後の対策 街中での会話をおさえる
第4問 説明文を聞き取る
プレテスト分析&高得点対策
第4問-A 問題
第4問-A 問題解説
第4問-B問題
第4問-B問題解説
今後の対策 数字に関する表現をおさえる
第5問 講義を聞き取る
プレテスト分析&高得点対策
第5問 問題
第5問 問題解説
今後の対策 リスニングにも役立つ「読解の考え方」
第6問 意見を聞き取り要点を把握する
プレテスト分析&高得点対策
第6問-A 問題
第6問-A 問題解説
第6問-B 問題
第6問-B 問題解説
今後の対策 重要表現の確認
英語の核心(内容を表しています)
・従属接続詞がとる「形」
・いろいろな従属接続詞
・forは本来「方向性(~に向かって)」を表す
・onは本来「接触」を表す
・serveis o servicet3
・fromは「分離」を表す。
・breakの核心:壊す
・仮定法、仮定法過去完了の公式、未来の仮定
・upsetは本来「ひっくり返す」の意味
・等位接続詞を使った重要表現
・inは本来「包囲(~の中に)」を表す .
・provide 型の動詞
・onは「影響を与える」イメージ
・VA as Bは原則「AをBとみなす」の意味
・insteadの用法
・分詞構文の訳し方は「位置」で決まる ・issueの核心ポンッと出てくる
・so that… vs. so that
・periodの核心:一定期間
・addressの核心:ぽ~んと向ける
・V人物”の形をとる動詞は原則「与える」という意味
・「返事を返さなきゃいけないプレッシャーを与 えないほど丁寧」
・homeは「副詞」としての働きが大切
・名詞と混同しやすい「副詞」
・SVOCのOとCはs’ +v’の関係
・現在完了は「過去から現在までの矢印」
・byは本来「近接(〜の近くに)」を表す
・提案表現とOK!を表す表現
・make itの中心は「うまくいく」
・up to~の核心到達する
・replace≒loseと考える。
・全体否定と部分否定。
・I’m afraidは後ろに「マイナス情報」がくることを予告する
・chargeの核心:プレッシャーをかける
カバーデザイン:石垣由梨 (ISSHIKI)
本文デザイン:二ノ宮匡(ニクスインク)
イラスト:小林由枝(熊アート)
大学入学共通テストとは
●2021年1月から実施される
センター試験は2020年1月の実施を最後に、それ以降廃止されます。センター試験にかわって実施されるのが“大学入学共通テスト”(以下“新テスト”と記載します)です。新テストは現行の学習指導要領のもとで学んだ生徒が受験する2020~2023年度と、次期学習指導要領のもとで学習した生徒が受験する2024年度以降で、出題教科や科目などが変更されることになっています。2024年度以降は、それまでのものよりも簡素化される見込みです。
新テストの導入に向けて、準備段階として、これまで2回のプレテスト(試行調査)が2017年11月と2018年2月に行われました(プレテストの内容の詳細はp.8~11を参照)。国語と数学のプレテストでは、従来のセンター試験にはなかった“記述式の問題が出題され、話題になりました。
●民間の資格・検定試験を利用
英語の新テストにおいて、従来のセンター試験と大きく異なるのは4技能(読む、聞く、話す、書く)が評価される点です。とはいえ、「話す」ことと「書く」ことに関するテストを、センター試験のような同一日に、非常に多くの受験者を対象に行うことは、現実的には不可能です。そこで、4技能評価が含まれる民間の資格・検定試験を活用することが提示されました(p.6下の表参照)。
1大学入試センターから個人へIDを発行
2民間の資格・検定試験の受験の際にIDを記載
3民間の資格・検定試験の実施団体から大学入試センターへ成績を送付
4大学入試センターから大学へ成績が提供される
●プレテストの内容
プレテストは2017年11月に第1回目が、2018年2月に第2回が実施されました。新テストの試験内容や運営の準備に役立てるため、高校2・3年生を対象に実施されました。
リーディング問題では、これまでのセンター試験とは異なり、設問はすべて英語での表記となりました。また、従来出題されていた“発音・アクセント”や“語句整序”の問題はなくなりました。難易度としては、従来のセンター試験とそれほど変わらないとはいえ、図表やイラストなどを見ながら解く問題が多く、制限時間内にすべての問題を解き終わるのは難しいかもしれません。また、正解が1つ以上ある問題(正解数が確定していない問題)などもあり、あらかじめ慣れておかないと、本番で慌ててしまう可能性もあります。
リスニング問題では、アメリカ人話者とイギリス人話者が含まれていること、図表やグラフを用いた問題や、聞き取った内容を比較・検討する必要がある問題などが含まれており、従来のセンター試験よりもやや難しくなったという印象を持つ人が多いでしょう。
また、プレテストでは、問題によっては音声を1回流すものと、2回流すものが含まれており、2021年1月から実施される新テストでは、どちらのスタイルが採用されるのか現時点は不明です。どちらにしても、1回で聞き取るという覚悟で臨む必要があります。
掲載している情報は2019年8月時点のものです。
英語成績提供システムの参加要件を満たした資格・検定試験
ケンブリッジ英語検定
A2 Key、A2 Key for schools、B1 Preliminary、B1 Preliminary for Schools、B2 First、 B2 First for Schools, C1 Advanced, C2 Proficiency
TOEFL iBT®
IELTS (IDP : IELTS Australia Set)
GTEC Advanced、Basic、Core、CBT
TEAP
TEAP CBT
実用英語技能検定3級、準2級、2級、準1級、1級
IELTS(ブリティッシュ・カウンシル実施)
第1回プレテスト「リーディング]内容
図表1
大問 | 問 | 正答率 | 出題内容 |
第1問 A | 問1 | 84.8 | ・遊園地の混雑情報を記したウェブサイトを見て、特定の の情報や取得可能な情報を把握する |
問2 | 86.1 | ||
第1問B | 問1 | 91.8 | ・ポスターの説明文を読んで、イベントを主催する団体の情 報を把握し、参加者がイベントで発表するときに求められることを把握する。 |
問2 | 58.7 | ||
問3 | 68.5 | ||
第2問Α | 問1 | 37.2 | ・イラストを参考にしながら、店を利用した人がネットに書き込んだ情報を読み、どのようなシチュエーションにふさわしい店なのかを推測する問題 ・店を利用した人がネット上に書き込んだ情報を読み、事実と意見に整理する(あてはまるものをすべて選択する問題) |
問2 | 78.3 | ||
問3 | 74.9 | ||
問4 | 14 | ||
第2問B | 問1 | 61.1 | ・記事を読み、調査項目について把握する ・記事を読み、事実と意見を整理し、アルバイトをする学生を支持する意見と反対する意見を把握する ・記事を読み、長時間アルバイトをするとどのような結果になるのかを推測する。 ・記事を読み、学生がアルバイトをすることに対する筆者の 考え方を把握する。 |
問2 | 76.4 | ||
問3 | 72 | ||
問4 | 74.8 | ||
問5 | 59.6 | ||
第3問Α | 問1 | 52 | ・旅行記のブログを読み、行程の概要を把握する |
問2 | 56.3 | ||
第3問B | 問1 | 45.8 | ・新聞のコラムを読み、筆者の気づきや心情について把握する |
問2 | 73.3 | ||
問3 | 33.2 | ||
第4問 | 問1 | 52.6 | ・ボランティアに関する2人の生徒のレポートを読み、書き 手が感じていることや、書き手の今後の予定などを把握する |
問2 | 69.2 | ||
開3 | 53.9 | ||
問4 | 73.2 | ||
問5 | 53.5 | ||
第5問Α | 問1 | 61 | ・編集中の学校新聞を読んで、記事を要約し、論理展開を考 えながら新たな情報を入れる適切な場所を判断する |
問2 | 31 | ||
問3 | 25.7 | ||
第5問B | 問1 | 37.3 | ・黒こしょうと白こしょうに関する記事を読んで、各パートを要約したり、両者の類似点と相違点を整理し、記事全体を要約する |
問2 | 6 | ||
問3 | 66.2 | ||
第6問 | 問1 | 24.5 | ・物語を読んで流れを把握し、書き手の意図や、どのような読者を対象に書かれたものをかを判断する |
問2 | 32.8 | ||
問3 | 29.6 | ||
問4 | 50.1 |
第1回プレテスト[リスニング]内容
大問 | 問 | 正答率 | 出題内容 | ||
バージョンA | バージョンB | バージョンA | バージョンB | ||
第1問Α | 問1 | 問1 | 50.7 | 51.8 | ・出来事を説明する発話の内容を把握する ・レストランで注文をとる場面での発話を把握する ・テストの結果についての発話を把握する ・見どころを勧める発話を聞いて把握する ・支援を求める発話を聞いて把握する |
問2 | 問2 | 57.6 | 58.9 | ||
問3 | 問3 | 28.1 | 29.7 | ||
― | 問4 | ― | 21.7 | ||
― | 問5 | ― | 18.6 | ||
第1問B | 問4 | 問6 | 13.3 | 14.5 | ・短い発話を聞いて、必要な情報(誰がペンキを塗 るのか/バスに乗れたかどうか/どちらが背が高 いのか/気温がどうなるかを知っていたのか)を 把握する |
問5 | 問7 | 89.4 | 89.8 | ||
― | 問8 | ― | 19.9 | ||
― | 問9 | ー | 11.1 | ||
第2問 | ー | 問10 | ― | 46.4 | ・友人同士の会話から、購入したものを把握する ・観光客の会話から、建物の形状を把握する ・アルバイトを希望している学生と面接官の会話から必要な情報を把握する ・医師と患者の会話から、けがの状況を把握する ・買い物客と案内所の担当者との会話から必要な情報を把握する |
問6 | 問11 | 46 | 50.6 | ||
― | 問12 | ― | 77.7 | ||
問7 | 問13 | 49.7 | 56.9 | ||
問8 | 問14 | 70.6 | 70.4 | ||
第3問 | 問9 | 問15 | 60.2 | 52.5 | ・友人同士の会話から、要点を把握する ・母と息子の会話から、概要を把握する ・高校生の会話から、概要を把握する ・レストランの店員と客との会話から、要点を把握する ・学生とアドバイザーとの会話から、内容を把握する |
問10 | 問16 | 54 | 43.7 | ||
― | 問17 | ― | 51.7 | ||
― | 問18 | ― | 10.9 | ||
問11 | 問19 | 39.8 | 31.8 | ||
第4問Α | ― | 問20 | ― | 54.2 | ・グラフの説明を聞き、必要な情報を聞き取る ・リーダーの説明を聞き、必要な情報を聞き取る |
― | 問21 | ― | 3.1 | ||
第4問B | 問12 | 問22 | 60.9 | 51 | ・4人の情報を聞いて、最も条件に合う人を判断する |
第5問 | 間13 | 問23 | 77.7 | 75.2 | ・講義を聞いてメモを取り、要点を捉える ・講義を聞いて概要を捉える ・講義を聞いて、複数の情報を合わせて要点を把握 する |
問14 | 問24 | 12 | 7.8 | ||
問15 | 問25 | 31.9 | 33.2 | ||
問16 | 問26 | 22.9 | 24.6 | ||
第6問Α | 問17 | 問27 | 35.2 | 32 | ・修学旅行についての2人の会話を聞き、要点を把 握する。 |
間18 | 問28 | 33.2 | 32.4 | ||
第6問B | 開19 | 問29 | 45.5 | 40.8 | ・ 炭水化物の摂取に対する4人の意見を聞き、それ ぞれの話者が賛成か反対かを判断し、それぞれの 意見に合う図表を判断する |
間20 | 問30 | 26.5 | 24 |
第2回プレテスト「リーディング]内容
大問 | 問 | 正答率 | |
第1問Α | 問1 | 88.5 | ・交換留学生のお別れ会に関する伝言メモを読み、メモの音 図を理解し、情報を読み取る |
問2 | 56.8 | ||
第1問B | 問1 | 76.3 | ・告知記事を読み、イベントの目的を把握し、企画内容につ いてより詳しい情報を読み取る |
問2 | 82.1 | ||
問3 | 77.2 | ||
第2問Α | 問1 | 88.7 | ・イラストを参考にしながら、ネット上のレシピを読んで調理時間を推測したり、料理の特徴を捉える ・ネット上のレシピを利用した人が書き込んだ情報を読んで 「事実と意見に整理する。 |
問2 | 86.9 | ||
間3 | 67.2 | ||
問4 | 57.5 | ||
問5 | 58 | ||
第2問B | 問1 | 80 | ・記事を読んで、引用されている規則についての要点を抑撮する ・記事を読んで、事実と意見を整理し、携帯電話の使用規則に反対する意見や意見の要点を把握する |
問2 | 41.6 | ||
問3 | 48.8 | ||
問4 | 54.1 | ||
問5 | 62.7 | ||
第3問Α | 問1 | 87.5 | ・学園祭のブログを読んで、イベントの概要を把握する |
問2 | 64.5 | ||
第3問B | 問1 | 14.8 | ・雑誌の記事を読んで、登場人物の気持ちの変化や物語全体の概要を把握する。 |
問2 | 62.1 | ||
問3 | 56.2 | ||
第4問 | 問1 | 48.4 | ・読書習慣に関する2つの記事から、必要な情報を把握し、「ふさわしいタイトルを判断する |
問2 | 68.2 | ||
問3 | 59.7 | ||
問4 | 49.8 | ||
問5 | 69.8 | ||
第5問 | 問1 | 21.7 | ・ある人物の伝記を読み、どのような半生を歩み、どのような人物だったかを把握する ・ある人物が立ち上げた新聞紙のスローガンを伝記の内容 に基づいて推測する。 ・ある人物の行動がアメリカのジャーナリズムにどのよう な変革をもたらしたのかを把握する(当てはまる選択肢をすべて選択する問題) |
問2 | 18.7 | ||
問3 | 40.4 | ||
問4 | 19.2 | ||
第6問Α | 問1 | 51.1 | ・記事を読み、パイロットとしての男女の適性の違いを整理する ・記事を読み、記事全体を要約する |
間2 | 28.6 | ||
問3 | 46.7 | ||
間4 | 39.9 | ||
第6問B | 問1 | 55.9 | ・環境問題に関する記事を読んで概要を把握し、情報を整理し、ふさわしいタイトルを選択する |
問2 | 36.9 | ||
問3. | 17.5 | ||
問4 | 51.8 |
第2回プレテスト[リスニング]内容
大問 | 問 | 正答率 | 出題内容 |
第1問Α | 問1 | 60.3 | ・短い発話を聞いて、話者の要望や意図、状況などを把握する |
問2 | 80.6 | ||
問3 | 83 | ||
問4 | 68.3 | ||
第1問B | 問1 | 16.2 | ・短い発話を聞いて、出来事がいつ起きたのか、状況、出来 事の順序などを把握する |
問2 | 55.3 | ||
問3 | 92.7 | ||
第2問 | 問1 | 80.2 | ・2人の会話を聞き、クリスマスツリーの置き場所や来週の天気について把握する ・2人の会話を聞き、話題になっている動物や乗りたい乗り物について把握する |
問2 | 93 | ||
問3 | 86 | ||
問4 | 55.6 | ||
第3問 | 問1 | 79.4 | ・夫婦の会話や通行人どうしの会話を聞き、要点を把握する ・2人の友人の会話を聞き、概要と要点を把握する |
問2 | 95.9 | ||
問3 | 60.7 | ||
問4 | 41.5 | ||
第4問Α | 問1 | 95.2 | ・行方不明になったネコの話を聞き、話の順番にイラストを並べ替える ・作業を行うための指示を聞いて、必要な情報を把握する |
問2-1 | 52.7 | ||
問2-2 | 44.2 | ||
問2-3 | 45.6 | ||
問2-4 | 48.5 | ||
第4問B | 問1 | 69.9 | ・4人の学生寮の説明を聞き、最も条件に合う療を判断する |
第5問 | 問1a | 47.1 | ・技術革新と未来の職業に関する講義を聞いて、要点、概要 を把握し、内容とグラフから読み取れる情報を合わせて要点を把握する。 |
間1b | 39 | ||
問1b | 24.3 | ||
問1c | 33.3 | ||
間2 | 40 | ||
第6問Α | 問1 | 45.2 | ・ゲームに関する異なる2つの意見を聞き、要点を把握する |
問2 | 62.1 | ||
第6問B | 問1 | 27.5 | ・ゲームに関する意見を聞いて、賛成か反対かを判断する (当てはまる選択肢をすべて選択する問題) ・講演後のゲームに関する質疑応答を聞いて、その意見に合う図表を判断する。 |
問2 | 49.3 |
新テストに関するQアンドA
Q新テストでは文法が軽視されるって聞いたけど…
A文法は想像以上に重要になってきます!
プレテストでは、文法の単独問題が消滅しました。これで「文法が軽視される」ような風潮になっていくと思います。
しかしプレテストでは、almostの細かい用法がリーディングでもリスニングでも問われているのです。このalmostの用法は、過去の大学入試で直接問われたことはほとんどありません。ちなみにプレテスト後に行われた2019年度センター試験では出題されました。これは明らかに新テストを意識したもので、「文法を軽視する国潮があるけど、これからも文法をちゃんとやるんだよ」というメッセージに思えます。
こういったことからも、新テストでは「今まで以上に文法力が問われる」とボクは考えます。
Q2回目のプレテストが難しかったみたいで、実際の試験は易しくなるって聞いたけど…
Aプレテストと同レベルのままでしょう!2回目のプレテストは、予想よりも大きく平均点が下がりました。これについては、多くの教育機関で「実際のテストはプレテストよりも易しくなると予想」と言われていますし、ネット上での講評も多くがその論調です。
しかし、ボクはこれに異論を唱えます。レベルは基本、変わらないでしょう。その理由は単純です。
1プレテストが11月に行われたから実際の試験は1月であり、受験直前の2か月での受験生の伸びは目覚ましいものがあることは想像に難くないでしょう。
2本番ほど真剣に解かない:そもそも試行試験を、本番同様の緊張感を持って解いた高校生がどれくらいいるのでしょうか。手を抜いた人、とまではいかなくても、自分の人生がかかっているという真剣さで解いた人は少数ではないでしょうか。
3新しい形式に慣れていないだけプレテストを受けた高校生は、新しい形式にまったく慣れておらず、もちろん何の対策もしていないのです。以上の当然とも言えることが、世間では考慮されていない気がします。プレテストを見る限り、特殊な英文も問題もありません。レベルはこのままだと予想しますし、正直、これが難しいというようでは、大学で英語の文献を読んだりすることなどできません。
安易な言葉に惑わされず、きっちり対策をしていきましょう。この本はみなさんが努力した分だけ確実にスコアと英語の実力が伸びるよう解説しています。
Q時間配分がわかりません…
A各問題の時間配分はそれぞれ示しました。本番はそれを参考に!
この対策本は2回のプレテストから問題を抜粋して作っており、実際の1回分の試験より多少問題数は多いため、各問題の最初に目標時間を目安として書いています。それを参考にしてください。
Qプレテストの問題はもう解いてしまったのですが..
Aまったく問題ありません!もしかしたら本書に掲載した問題をすでにやってしまったという人もいるかもしれません。でも、ボクの本音としては、すでにやってしまった人にこそぜひ読んでほしいと思います。分析の深さ・解説の詳しさ・具体的な対策など、必ず新しい発見がたくさんあるはずです。
目次 – 大学入試合格のための英語4技能検定ガイド
これからの必須の英語4技能ガイド
おもな英語4技能資格・検定試験である実用英語技能検定(英検)、TEAP、TEAP CBT、GTEC、TOEIC L&RテストおよびTOEIC S&Wテスト、IELTS、TOEFL iBTテスト、ケンブリッジ英語検定の実施概要や大学入試における利用方法、そして英語4技能の勉強法などを解説したガイドブックとなります。専門家が「英検/ TEAP / GTEC」などの勉強法の比較や、実際の編集部による英語4技能試験の受験結果から見えることなども書かれています。
目次
はじめに
Section 1 大学入試に使える英語4技能検定試験とは
英語4技能と大学入試改革
安河内哲也先生から高校生へ Enjoy Using English!!
英語4技能検定試験の基礎情報
「英語外部検定利用入試(外検入試)」の活用法
志望大学タイプ別4技能検定試験
高校生お悩み相談室
私の外検入試合格体験記
Section 2 英語4技能検定試験徹底解說
特集
英検 TEAP「GTEC」民間主要3試験大解剖
エキスパートが教える英検攻略法
新しい英検って?
エキスパートが教えるTEAP 攻略法
エキスパートが教える「GTEC」攻略法
私はこうして英語のエキスパートになった
大岩秀樹先生編/佐々木欣也先生編/西山哲郎先生編)
民間英語4技能資格・検定試験基礎情報
英検(従来型)/英検CBT/ 英検 2020 1 day S-CBT/ 英検 2020 2 days s-Interview
TEAP/TEAP CBT 「GTEC」/「GTEC」(CBT) TOEIC テスト
IELTS TOEFL iBT テスト ケンブリッジ英語検定
受けてみました!編集者の4技能検定試験体験記
英検(従来型)編 英検CBT編 TEAP編 TEAP CBT編
「GTEC」(CBT) 編 TOEIC L&Rテスト編」 IELTS編
TOEFL iBTテスト編 ケンブリッジ英検編
2019年度一般入試(2019年4月入学)外部検定利用一覧
国公立大学編/私立大学編
グローバル企業から高校生へ
「勉強の向こう側」に思いをはせて
Section 3 英語4技能を高める勉強法
はじめに
4技能を高めるポイント
英単語と英文法の勉強法
リーディングの勉強法
リスニングの勉強法
ライティングの勉強法
スピーキングの勉強法
はじめに
2020年度(2021年4月入学)から、大学入試が変わります。英語の試験では「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」「書く(ライティング)」「話す(スピーキング)」の4技能を重視する傾向が強まり、英語4技能資格・検定試験が、これまで以上に広く大学入試で活用されるようになります。
本書は、おもな英語4技能資格・検定試験である実用英語技能検定(英検®)/TEAP/TEAP CBT/GTEC/TOEIC L&RテストおよびTOEIC S&Wテスト/IELTS/TOEFL iBT®テスト/ケンブリッジ英語検定の実施概要や大学入試における利用方法、そして英語4技能の勉強法などを解説したガイドブックです。大学入試合格のためにどの試験を選択したらよいか、迷っている受験生や進路指導の先生方のお役に立てることを願っています。
最後に、本書を刊行するに当たり、多大なご尽力をいただきました東進ハイスクール・東進衛星予備校の安河内哲也先生、大岩秀樹先生、東邦大学付属東邦中学校・高等学校の佐々木欣也先生、香里ヌヴェール学院小学校の西山哲郎先生、東京海洋大学の鈴木瑛子先生に、深く感謝申し上げます。
2019年7月
*「GTEC」(CBT)は、他の3つの「GTEC」と異なる点が多いため、「GTEC」の一部として扱うページと、独立して扱っているページがあります。
英検と英検CBTは、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
「GTEC」は株式会社ベネッセコーポレーションの登録商標です。この商品・サービスの内容は、株式会社ベネッセコーポレーションの承認や推奨を受けたものではありません。
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目次 – 英語4技能テストの選び方と使い方—妥当性の観点から—
学校側、先生側向けの選び方
タイトルは英語4技能試験と書いてありますが、実は英検、TOEIC、TEAPなどの技能試験だけでなく、他のさまざまな試験についても説明・検証しています。 さらにはテストの詳細な説明です。 英語を教えたりしている人でも、誰がどの技能試験を受けるべきかの判断を完全に理解している人はなかなかおらず把握しておきたい内容となります。
はじめに
英語のテストは身近なものですが、あまり深く考えずに、作ったり、選んだり、使ったりしていることが多いようです。教員の立場では、小テスト、定期テストを自分で作ることもあるでしょう。模擬試験や実力テストなど、テスト機関が作成した民間試験(外部テスト)や教材会社のテストを選んで使うこともあるでしょうし、「全国学力・学習状況調査」や「高校生のための学びの基礎診断」を生徒に受けさせることもあるでしょう。入学試験担当者の立場では、自分たちでテストを作成することもあれば、民間試験を選んで使うこともあるでしょう。
テストを使う目的はいろいろあります。授業との関連では、テストの結果から生徒の理解度を把握し、成績をつける。入試との関連では、さまざまな情報とともに順位づけして、合否を決める。クラス分けテストでは、所属クラスを決める。単位認定に民間試験を使う場合には、民間試験の合格証明や一定以上のスコアに単位を与える。さらに、テスト後に返ってくるテストの結果を、学習や指導の改善にいかすことも、テストを使う目的に含まれます。
では、テストを選び、使う際には、皆さんはどんな点に気をつけているでしょうか。私の周りの教員や入学試験担当者に尋ねると、「時間がなく、テストについてあまり調べられていない」、「テストは専門でないが、分かる範囲でやっている」という答えがよく返ってきます。「テストは専門でない」という答えからは、テストを専門に扱う分野があると認識されていることがうかがえます。
第二言語としての英語や日本語などの言語のテストを専門に扱う学問分野は、「言語テスティング研究」と呼ばれます。言語テスティング研究は1960年代に本格的に始まった比較的若い分野です。とはいえ、多くの方が耳にしたことがあるかもしれない「第二言語習得研究」(第二言語がどのように習得されるかを調べる分野)も1960年代頃から始まりましたので、比較してもそれほど遅いわけではありません。
どちらも既に50年以上の積み上げがあります。言語テスティング研究は、「テストをどのように作り、使ったらよいか」、「テストの質をどう評価したらよいか」、「言語能力とは何で、テストでは何が測れるのか」などの問題に答えるために、さまざまな研究を重ねてきました。
本書は、言語テスティング研究でいわれていること、分かっていることを、分かりやすく提示することを目的としています。中でも、「英語テストを選び、使うこと」に重点をおいてまとめています。そうすることで、「テストを適切に選んで、有効に活用し、テストから教育を改善する」ための一視点を紹介できたらと思います。本書が、テストの選び方、使い方についての知識を含む、言語評価についてのリテラシー(language assessment literacy)を広める一助になることを願っています。
本書を読んでいただきたい方
この本は、英語のテストを選び、使うことが求められる方すべてに読んでいただきたい本です。
2017年に発表された、「中・高等学校教員養成課程外国語(英語)コア・カリキュラム」では、「学習評価の基礎」が重要事項として挙げられました。
「中・高等学校教員研修外国語(英語)コア・カリキュラム」でも、「評価に関する専門的知識」を身につけることが目標とされました。教員養成でも教員研修でも、評価は必須の知識となります。その知識の中には、小テストや定期テストなどを自分で作成して評価にいかす力だけでなく、既存のテストを適切に選び、結果を有効に活用する力も入っています。
例えば、「中・高等学校教員研修外国語(英語)コア・カリキュラム」の中には、「英語の外部資格・検定試験(4技能型)を活用した英語力の自己モニター」とあります。これは教員自身が、民間試験を受けて自分自身の英語力の伸びをたどっていくことが求められるという意味です。つまり、自身の英語力向上のために、適切なテストを選び、そのテスト結果を有効活用することが必要ということです。入試関係者も、説明責任を果たし、理由を説明できる形で英語4技能テストを適切に選ぶことが必要になります。
本書の特長と構成
本書は4つの章から成り立っています。第1章では、英語テストを選び、使う際に遭遇する悩みに触れ、テストについて持たれている誤解を解消していきます。第2章では、言語テスティング研究の成果にも少し触れます。テストを検討するときに最も重要な「妥当性(validity)」の捉え方や、その検証方法の理論について解説しています。第3章では、第2章で触れた「妥当性」の理論や検証方法を使って行った分析を、よく耳にするテストを中心に例として取り上げていきます。第4章では、英語テストを適切に選び、使うための実践方法や手順について説明しています。
第2・3章は、理解のために学問的な話も交えています。分かりやすく書くように努めましたが、複雑な概念だったり、専門用語を使う必要があったりするため、難しいと感じる方もいらっしゃると思います。その場合には、第2・3章を飛ばして、第4章を先に読み、気になる部分があったら第2・3章に戻るという読み方をされてください。そのような読み方をされる場合もあることを意識し、章間で繰り返しが見られることもありますが、ご了承いただければ幸いです。
1点ご留意いただきたいのは、本書は選ぶべきテストを具体的に伝える本ではないということです。テストを選び、使うのは、それぞれの状況に合わせて担当の方が行うことになります。選ぶための指針として、テスト選択と使用を適切に行うための方法と、それを支える言語テスティング研究の考え方をお伝えするのが本書の目的です。
なお、英語で書かれた文献についての記述は、それぞれの箇所に「筆者訳」などとは書いていませんが、筆者が訳しました。また本書は、安当性理論を詳しく知らない方でも理解できることを目的としているため、専門性の高い内容は、分かりやすさのために割愛しているところもあります。興味のある方は、本文の注に挙げた参考文献を読んでいただけると理解が深まります。加えて、本書で太字になっている語は「索引」に掲載され、下線がある語は「用語解説」に掲載されていますので、こちらもご参照ください。
2018年4月
小泉利恵
目次
はじめに
第1章 テスト選択・使用の悩みと誤解
英語テストを選ぶ場面
大学入試のためにテストを選ぶ:大学側
大学入試のためにテストを選ぶ:高校側
その他の状況でテストを選ぶ
テストを選ぶときの悩み
大学入試選抜テスト選択の悩み
会話に出てきた注意したい用語・表現
英語テストを使う場面
「テストを使う」とは
テスト結果の使い方
テスト結果を使うときの悩み
スコアレポートに関連する悩み
テストを2回行ったときのテスト結果に関連する悩み
会話に出てきた注意したい用語・表現
言語テストへのよくある誤解
言語テストに対する誤認識
言語テストへの誤解を減らすために
まとめ
Column 1:4技能テストの利点と欠点
第2章 妥当性理論と妥当性検証
テストに必要な妥当性とその他の要素
妥当性とは?
妥当性の重要性
妥当性以外にテストに重要な要素
妥当性理論の概念とその要素
Messickによる妥当性の捉え方
妥当性の捉え方の変遷
Messickの妥当性の7つの特徴
Messickの妥当性の要素
Messickの妥当性検証
Messickの枠組みを使った妥当性検証の課題
Messickの枠組みを改善した研究者
1.要素のバランス関係で考える「テストの有用性」:Bachman and Palmer (1996)
2.妥当性を5つの観点から調べる「社会・認知的枠組み」:Weir (2005)
3.「論証に基づく枠組み」:Kane (1992)
Kaneの枠組みの修正
「評価使用の論証の枠組み」: Bachman and Palmer (2010)
6つの推論からなる「論証に基づく妥当性検証の枠組み」:Chapelle, Enright, and Jamieson (2008)
本書で使用する論証に基づく枠組み
Chapelle et al. (2008) Knoch and Chapelle (in press) toに基づいた枠組み
まとめ
Column 2:筆者の経験:言語テスティング研究や妥当性に関して
第3章 4技能テストの妥当性検証
妥当性検証での推論の設定
妥当性検証における推論の組み合わせ
推論の組み合わせと妥当性の主張の関係
受容技能と発表技能での妥当性検証の違い
スピーキングテストの妥当性検証
個別検証:TSST
個別検証:GTEC CBT
個別検証:TOEFL iBT
ライティングテストの妥当性検証
個別検証:Criterion
個別検証:TOEFL iBT
個別検証:ケンブリッジ英語検定
リスニングテストの妥当性検証
リスニングテストでの枠組み
個別検証:VELC Test
個別検証:IELTS
個別検証:TOEIC
リーディングテストの妥当性検証
個別検証:英検
個別検証:台湾のテスト General English Proficiency Test
4技能テストの波及効果の検証
個別検証:TEAP
個別検証:IELTS
個別検証:大学入試への4技能テスト導入の波及効果
4技能テストのスコアレポートの検証
個別検証:GTEC for STUDENTSと英検
マイナスの証拠について
マイナスの証拠が出たときには
まとめ
Column 3多様な妥当性の捉え方に関して
第4章 テストを適切に選び、使う方法
テストを適切に選ぶ
テスト選びのステップ
テストの波及効果(Q1)
テストを使う目的(Q2)
測りたい言語能力/構成概念 (Q3)
多様な評価法とテストの利点(Q4.Q5)
既存のテストの入手可能性(Q6)
自分でテストを作る必要はあるか (Q7)
Q1.~Q7.に答えた後に
テスト選択時の悩み:解決編
大学側がテストを選ぶとき
テスト使用のステップ
テストの前後の指導時の留意点
テストスコア返却前と返却後の留意点
スコアレポートに含めるべき要素
テスト問題全面公開の利点と欠点
テストの誤差
平均への回帰
テスト使用時の悩み:解決編
スコアレポートを使うとき
テストを2回行ったテスト結果を使うとき
まとめ
Column 4:4技能テストが大学入試に導入されたときの波及効果の予測と、各利害関係者が取るべき行動
付録(Appendices)
用語解説
資料
参考文献
索引
終わりに