Grammer in Useはどの種類を指すのか
一言で「English Grammar in Use」と言っても、ネットで検索をかけると大変な量がヒットして、どれが自分に合ったものなのかが見えてきません。実際にAmazonで「English Grammar in Use」と検索をかけると1000件以上ヒットしますが、上位にあるものが本当に欲しいものとは限りません。
これらのことは、多数の種類がある「English Grammar in Use」の見た目(表紙)とタイトルが似ていることと、英語で書かれている為にその本に何が書かれているかがはっきりわからないことが原因に挙げられます。
そもそも「English Grammar in Use」とは、「Grammar in Use」シリーズのイギリス英語版の中級編で青色の冊子です。イギリス英語版の初級編は赤色、上級編は緑色の冊子になっています。そしてそのそれぞれに「CD付版」「eBook付版」「CD/eBookなし版」の3種類があります。ここでもうすでに3×3=9種類に分かれます。それに加えてアメリカ英語版の初級編(灰色の冊子)と中級編(紫色の冊子)を加えた11種類があります。
結論から言うと、この11種類の中から選べば良いのです。しかし、これらの11種類の本と表紙やタイトルが酷似している本があることが、ユーザーを悩ませる原因となっています。
【文法書のバイブル! English Grammar in Useシリーズの種類と選び方】も確認する
必ず確認・注意するところ
以下では、「English Grammar in Use」を選ぶ上で紛らわしい例を取り上げていきたいと思います。
(1)紛らわしい例1「English Grammar in Use Supplementary Exercises」
これは、副題の「Supplementary Exercises」から分かるように、補習用の問題集です。いざ買ってみたら、問題しか載ってなくて、解説がない…なんてことがありえます。セットで購入のことでしたらいいのですが、これをメイン書籍だと間違わずにしましょう。
(2)紛らわしい例2「English Grammar in Use Third Edition」
最新は第5版で一番直近に出版されましたが、この本は一つ前の第4版です。表紙の色合いや印象が第3版と少し違うので、もしかしたら分かるかもしれません。しかしながら内容自体は似ているのですが、今はebook対応になっている新しく出版された第5版の方を持っておくほうが利便性はあがります。
まだまだ第4版だけでなく、なんと第3版、第2版、第1版が発売されています。第2版は1994年、第1版は1985年発売と長期に渡りのロングセラーだと言えます。4版と5版については【5thは4thと何が変わったのか?最新のEnglish Grammar in Useを分析!】をご確認下さい。
第3版
第2版
第1版