筑波大学全学部共通(前期)の自由英作文対策【2017年度入試】

テーマ:「都市部における車両の禁止について賛成か反対か」

2017年度の筑波大学の前期試験の問題は「都市部における車両の禁止について賛成か、または反対か」というテーマで根拠を含めて90語で書くというもの。珍しいテーマであり、語数も90語と難しさを感じるかもしれないが、理由を2つ挙げることができれば難なくかけるだろう。解答例の構成は「1.主張」、「2.理由(1)」、「3.理由(2)」、「4.まとめ」を展開している。

【解答例(反対)】
I am against the complete ban on vehicles in urban areas. Certainly, driving a car in a busy urban area can lead to an accident, but I think the benefits of cars are better. If we don’t have a car, how do you carry a large package, or how is the postal service done? If there is the only person, it may be enough to go by train, but cars are overwhelmingly capable of carrying things. Even if it is time for urban areas to drop cars, it is time to develop alternative vehicles for cars. (96語)

私は都市部での車両の完全禁止に反対です。確かに、人の多い都市部で車を走らせることは事故につながり危険ですが、それ以上に車の恩恵が素晴らしいと思うからです。もし、車がなければ、どのように大きな荷物や機械を運ぶのでしょうか? 郵便はどのように行われるのでしょうか? 人だけなら電車で事足りるかもしれませんが、物を運ぶ能力は車の方が圧倒的に高いです。たとえ都市部が車を捨てる時が来ても、それは車の代わりになる運搬手段が開発されたときですし、まだこの先しばらく、車両は愛され続けると思います。

教学社編集部(編集)
出版社:教学社(2018/8/4)、出典:amazon.co.jp