テーマ:「12歳未満の子供はいかなる種類の携帯電話の使用を禁止するべきか」
大問3:Use of any type of mobile phones should be prohibited for children under age 12.
英語を直訳すると、「12歳未満の子供はいかなる種類の携帯電話の使用を禁止するべきか」となる。英作文は、この主張に対して賛成か、反対か自身の立場を明示し、理由を2つ挙げつつ80語程度でまとめるといったもの。
このようなテーマは、英作文として頻繁に取り上げられるので、過去問なりを活用して一度は解くと良い。語数と理由を2つ以上という制限を考慮すると、ひとつひとつの理由を深掘りする必要はない。構成はシンプルに「1.主張」、「2.理由【1】」、「3.理由【2】」とする。
【解答例(賛成)】
I agree with this claim. The reason is that at the age of 12 I think that crisis management can’t be performed for problems such as internet, telephone and email. Even junior high and high school students have troubles in the news and even more so for elementary school students. The second reason is that I don’t think children need to have their own mobile phone. I think it is desirable for parents to exchange contacts and to get in touch only when necessary. (85語)
私はこの意見に賛成です。理由は、12歳という年齢ではネットや電話、メールなどのトラブルに対して危機管理ができないと思うからです。中高生ですらトラブルがニュースで報道されていますし、小学生ならなおさらです。また、私は子供が自分の携帯電話を持つ必要はないと思う、というのが二つめの理由です。保護者同士が連絡先を交換し、必要な時だけ連絡を取るのが望ましいと思います。
【解答例(反対)】
I am against this opinion. The reason is that if you do not have a small experience with a mobile phone, you may be at risk of getting into trouble when it gets bigger. I think that getting used to the Internet and email is also a necessary part of social studies. There are also mobile phones with limited functionality, and the second reason is that they think that they should be used. (73語)
私はこの意見に反対です。理由は、携帯電話に触れる経験を幼い内にしないと、成長したときに大きなトラブルを起こしてしまう可能性が危惧されるからです。インターネットやメールに慣れることも、社会勉強として必要なことだと考えます。また、機能を制限した携帯電話も存在するので、そういったものなら使うべきだと考えることが2つ目の理由です。