時制と人称によるbe動詞の変化を再確認しよう【TOEIC®から学ぶ基礎英文法(16)】

時制と人称によるbe動詞の変化は、基本的な動詞の一つ。文章を読み解く上で必須とも言える基礎知識だ。この基礎知識を再度確認するために、「ブラスト英語学院」の運営・講師を務め、自身も英検1級とTOEIC®満点を保持する中野太郎氏に、be動詞の時制と人称による変化を教えてもらおう。

人称によるbe動詞の時制変化を理解する

ここではbe動詞の時制変化について解説していきます。be動詞とは、状態や存在を表す基本的な動詞です。よくbe動詞は「=」としての役割を果たすとも言われています。例えば「私は背が高い」と表現する場合、「I am tall」と表現しますが、この文から、「I=tall、私=背が高い」という等式が成り立つためです。be動詞には「is」、「am」、「are」があり、主語の人称や単数複数、時制によって下記のように活用します。

 
【単数】 現在形 過去形
1人称[I] am was
2人称[you] are were
3人称[it/he/she/固有名詞] is was
【複数】
全ての人称 are were
※過去分詞形は全て「been」

ここでこの活用の仕方を人称ごとに解説していきます。

1人称[I]

1人称は話し手を表す代名詞です。英語では私「I」と私たち「we」の2つが代名詞に当てはまります。それでは、活用方法を説明するので、下の例を見てください。

現在形:I am sick.(私は風邪です)、We are friends.(私たちは友達です)
過去形:I was sick.(私は風邪でした)、We were friends.(私たちは友達でした)
現在完了形:I have been sick for three years.(私は3年間風邪を引いています)、We have been friends for three years.(私たちは3年間友達です)

以上のように、「am」→「was」→「been」と活用していきます。また、文中では「I=sick」、「We=friends」という等式も成り立っていることに注意しましょう。

2人称[you]

2人称は聞き手を表す代名詞です。英語では、あなた「you」を表します。活用の仕方ですが、

現在形:You are sick.(あなたは風邪です)
過去形:You were sick.(あなたは風邪でした)
現在完了形:You have been Tom for three years.(あなたは3年間風邪を引いています)

2人称では、「are」→「were」→「been」と活用していきます。また、ここでも「You=sick」と主語(S)と補語(C)がイコールで結ばれるという第2文型を取ります。

3人称[it/he/she/固有名詞]

3人称とは話し手と聞き手以外で話の中に登場する人や物、出来事などを表現する代名詞です。英語では、それ「It」や彼「he」、「I」、「We」、「You」以外の代名詞のことを言います。3人称の活用方法としては下記の通りです。。

現在形:He is sick.(彼は風邪です)、They are friends.(彼らは友達です)
過去形:He was sick.(彼は風邪でした)、They were friends.(彼らは友達でした)
現在完了形:He has been sick for three years.(彼は3年間風邪を引いています)、They have been friends for three years.(彼らは3年間友達です)

このように、単数形の場合は「is」→「was」→「been」。複数形の場合は「are」→「were」→「been」と活用していきます。このときにも、「He=sick」と「They=friends」という等式が成り立っています。

今回は「各人称のbe動詞の時制変化」について解説してきました。TOEIC®では問題を解く際に、時制の変化が解答への手掛かりになることがあります。ここでしっかり基本を押さえた上で、問題で活用して頂ければと思います。

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