【CD付】TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法 (目標スコア奪取シリーズ 2)

定番の解答法マスターで600点!

本書は、TOEICで600点以上を目指す人のための教材です。TOEICを受験するとき、満点をとるつもりで臨む人が多いと思いますが、600点は全問正解ではありません。本書では、全問正解を取れる勉強方法ではなく、効率よく600点をとるために必要なことを紹介しています。

はじめに

この本を手に取られた皆さんは、なぜ TOEIC L&R で 600 点を目指そう とされていますか。学生さんであれば進級や就活のために,社会人であれば昇格,昇給,海外出張,あるいは転職のためにスコアが必要な場合もあるでしょう。理由はさまざまでも、多くの人に共通しているのは,600点 を取らなければならない期限が設定されているということです。場合によっては、できるだけ早く目標スコアを取得しないと思い描いている人生に影響が出てしまうという状況の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本書は,600点をどうしても取らなければならない方が最短で目標達成 できるよう書き下ろしました。600 点を取得するために最も効率的なスコ ア配分をリスニング 340 点,リーディング 260 点と定め,そのために必要な問題数を割り出し,過去の出題傾向を分析して作成した定番問題のみ を掲載しています。これらの問題を解くことで問題の解法が身に付くだけでなく、本書で紹介したトレーニング方法を実践することで, リスニング力, 語彙力、文法知識を強化することができます。

私は10年間で約100回の公開テストを受験し、プロの TOEIC L&R講師としてこれまで4000人の学習者の方のスコアアップのお手伝いをしてきました。その過程で身に付けたスコアアップのための知見を整理,集約, 体系化した本書が,皆さんのスコアアップの一助になればこれほど嬉しいことはありません。
八島晶

もくじ

はじめに
3本書の使い方
TOEIC® L&R テストについて
付属CD について

緊急開催!! 奪取シリーズ著者座談会「このシリーズは私たちの集大成になる!”.
UNIT 1Part 1 (写真描写問題)
解答テクニック/600 点奪取トレーニング
練習問題
COLUMN

UNIT 2 Part 2(応答問題)
解答テクニック/600 点奪取トレーニング
練習問題
COLUMN

UNIT 3
Part 3(会話問題)
600 点奪取トレーニング
練習問題
COLUMN ..

UNIT 4 Part 4(説明文問題)
解答テクニック
練習問題
COLUMN

UNIT 5 Part 5 (短文穴埋め問題) 1
解答テクニック
練習問題

UNIT6 Part 5(短文穴埋め問題) 4
600 点奪取トレーニング
練習問題
COLUMN

UNIT 71 Part 6(長文穴埋め問題)
解答テクニック
練習問題
COLUMN

UNIT 8. Part7(読解問題) 1
解答テクニック
練習問題

UNIT 9 Part 7(読解問題) 2
600 点奪取トレーニング
練習問題
COLUMN

FINAL TEST
問題
解答一覧
解答用紙 (マークシート)
解答・解説

編集:藏谷知江 編集協力:株式会社メディアビーコン、渡邊真理子、Michael Joyce
問題作成協力:長田いづみ、株式会社 CPI Japan 装丁デザイン:相馬敬徳(Rafters) 装丁写真:山口直也(スタジオ☆ディーバ) 本文デザイン:伊藤幸恵,尾美代文 (0.11~16) 写真:鈴木英隆本文イラスト:村林タカノブ 録音:ユニバ合同会社(Josh Keller. Ann Stater (以上,米), Emma Howard (英).lain Gibb(加), Brad Holmes (豪),大武美由美 (日))

TOEIC® L&Rテストについて

TOEIC L&R テストとは?

●アメリカで作成されている世界共通のテスト
TOEIC (Test of English for International Communication)とは、英語によるコ ミュニケーション能力を測定する世界共通のテスト。このテストは、アメリカに ある非営利のテスト開発機関である ETS (Educational Testing Service)によって 開発・制作されています。TOEIC® L&R テスト (TOEIC Listening and Reading Test)では「聞く」「読む」という2つの英語力を測定します。
●10~990点までのスコアで評価
受験者の能力は合格・不合格ではなく、10~990 点の5点刻みのスコアで評価されるのが特徴です。
●解答はマークシート方式
解答方法は、正解だと思う選択肢番号を塗りつぶすマークシート方式。解答を記述させる問題はありません。

TOEIC L&R テストの構成

●Listening セクション, Reading セクションを合わせて全200問 TOEIC L&R テストは以下のように、Listening と Readingの2つのセクションで 構成されています。約2時間で200問に解答し、途中休憩はありません。

Listening
Part 1 写真描写問題 6問
Part 2 応答問題 25問
Part 3 会話問題 39問
Part 4 説明文問題 30問
Reading
Part 5 短文穴埋め問題 30問
Part 6 長文穴埋め問題 16問
Part 7
説明問題
1つの文書 29問
複数の文書 25問

受験スケジュール

公開テストは、原則として年 10 回実施されます。ただし、受験地によって異なるので,事前に確認が必要です。
受驗料
5,725円(税込) ※リピート受験割引対象者は 5,092円(税込)
受験申込
公開テストは以下の方法で申し込みができます。申込方法によって申込期間が異なるので注意してください。
1インターネット… 公式サイトから申し込みができます。
2コンビニ端末…… 店頭に設置されている情報端末を操作し、ガイダンスに従って申込手続を行います。

出問い合わせ先:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
IBC 試験運営センター
〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-14-2 山王グランドビル
電話:03-5521-6033/FAX:03-3581-4783
(土・日・祝日・年末年始を除く 10:00~17:00)
名古屋事業所
電話:052-220-0286
(土・日・祝日・年末年始を除く10:00~17:00)
大阪事業所
電話:06-6258-0224
(土・日・祝日・年末年始を除く10:00~17:00)
公式サイト
https://www.iibc-global.org

※本書の情報は2018年12月現在のものです。詳細や変更は実施団体のホームページなどでご確認ください。

600点奪取のポイント
600点を奪取するためのポイントを確認します

解答テクニック/600点奪取トレーニング
テストの際に覚えておきたいテクニックや学習効果を高めるための複数方法を解説します。

練習問題
600点奪取のポイントをしっかり身につけることができたか、問題を解いて確かめましょう

COLUMN
本書では主に「600点を奪取するためのポイントをまとめていますが、ここではさ らに上のスコアを目指す方に向けたメッセージをまとめています。

FINAL TEST
本冊での全ての学習が終わったら,別冊の FINAL TEST を解いてみましょう。問題 数は 100問で、実際の TOEIC L&R テストの半分です。

付属CD について
付属の CD にはCD1で示された箇所の音声が収録されています。以下の収録内容一覧と共に、トラック番号を確認の上,音声をご利用ください。

収録内容
トラック番号
UNIT1 1~13
UNIT2 14~38
UNIT3 39~46
UNIT4 47~50
Part 1 51~54
Part 2 55~72
Part 3 73~78
Part 4 79~84

トラック一覧(収録時間約 59 分)
トラック1~50 には本冊のリスニング問題の音声が収録されています。

A注意:ディスクの裏面には、指紋、汚れ、傷などがつかないよう、お取り扱いにご注意ください。 の再生機器(パソコン、ゲーム機など)では再生に不具合が生じることがありますので、ご承知おきください。CDプレーヤーで正常に再生できるCDをパソコン等に取り込む際に不具合が生じた場合は、 メーカーまたはソフトメーカーにお問い合わせください。

緊急開催!! 奪取シリーズ著者座談会

“このシリーズは私たちの集大成になる!”
著者紹介:写真右から」
時之先生:1470点、著者。大学・企業でTOEIC L&R対策。
八島先生:1600奪取著者。現役サラリーマンながら、TOEICTセミナーも
古澤多美先生:730点取者TOEIC塾「美優」主宰。
藤枝時生先生: 860点を取」著者、TOEIC LBR100日以上の連続受検
今回,同時刊行となった「目標スコア奪取シリーズの 著者4人は全員,990点を取得していますが、今でも、 毎回のように TOEIC L&Rを受験しています。 日々 TOEIC L&R の研究にいそしむ4人に集まっていただき、「470点」、「600点」、「730点」、「860点」、 それぞれの書籍の違いについて、また、本書『600点奪 取』の著者である八島晶先生から本書の特長について、 お話をいただきました。

各スコアベストマッチの執筆陣
編集部(以下、編):今回,『奪取シリーズ』 を4冊同時刊行するにあたって,470 点,600点,730点,860点、4つの スコアを目標に設定しました。まずは, 各スコアを執筆する際に、どういう読者 像を描いていたか,聞かせていただけ ますか。

470 点執筆・濱崎潤之輔先生(以下,演 崎):学生でも社会人でも,これから初めてTOEIC L&Rを受ける人向けに執筆しました。470点を目標とする人は, TOEIC L&Rを受けなければならない状 況になったものの、英語は大学受験以 来勉強しておらず,そのときもあまり得 意ではなかったという人が多いです。「英 語では主語の次に動詞がくる」といった 英語学習者にとっては「当たり前のこと」 を理解していない人も多いです。本書 は,そんな人でも無理なく学習が進められることを意識しました。 僕はいろんな人を対象に TOEIC L&R対策の指導を行っていますが、一番接 することが多いのは大学1,2年生です。 この8年ほど、週に約15時間,初め てTOEIC L&Rを受験する学生を対象 に指導してきたので、僕は初級者の弱 点を熟知しています。『470点奪取」は, その経験を存分に生かした本です。 600 点執筆・八島晶先生(以下,八島): 600点がどういうスコアかというと、 般的には就職活動のために最低限持っておきたい点数です。社会人でも,企 業の人事が求めているスコアで最も多いのが 600点です。会社や部門によって は 730点やさらに上のスコアが必要とされますが,会社が社員の底上げをし たいと考えている場合,まず求められるのが600点だということです。社会人で も、初めて受験して470点以下だった 人も多いと思います。段階的に勉強する ならまずは目標470点からスタートする べきですが,企業では,短期間で必要 なスコアを取ることが求められます。そ のため、『600点奪取』は「短期で効率的にスコアアップする」を目標に書いています。
僕が企業向けの TOEIC L&Rセミナー で講師をする際には、参加者にさまざまな問題を解いてもらい,それを分析し、参加者のスコアに合わせて組み立てたト レーニングをやってもらい・・・・・・というやり方をしています。『600点奪取』にも、 これまでの”マニアックな分析と検証 結果を踏まえての解説やトレーニングを たくさん盛り込みました。ですからこの本は,600点を取る人に向けた,現時 点での僕の集大成と言えます。 730 点執筆・古澤弘美先生(以下,古 澤): 『730点奪取』は、600点を超え ていて、さらに上を目指す人を想定しています。このレベルの人は、リスニングも短い文ならある程度聞けたり、文法も最低限度のことは知っていたりします。 でも、私の主宰する英語塾に通ってくるこのレベルの生徒さんたちからは、「ここ まで勉強したのに,TOEIC L&Rは知ら ない問題がたくさん出てきて最後まで解 けない」という声をよく聞きます。TOEIC L&Rは,初心者向けの問題から超難問 まで幅広く出題される試験ですので,これは当然といえば当然です。生徒さんに は「焦ることなく、徐々に守備範囲を広げましょう」と伝えています。この段階では、今までに学んだ語彙やルールをもう 一歩深め、確実に自分のものにすること がおすすめです。より難しいものに挑戦 するのはその後です。600点を超えてからこそ基礎固めが必要であることをイメージして、この730 点を執筆しました。
私の英語塾では、新形式に変わって から,それまで苦しまなかったパートで 苦しんでいる人を見てきました。その中で,生徒さんたちの反応によって教え方 やトレーニングを変えてきました。その結果を『730点奪取』の中に盛り込みました。730点だけでなく、さらに上も目指せると思っています。 860点執筆・藤枝暁生先生(以下,藤 枝):英語の基礎は身に付けていて,ある程度のレベルには達しているけれど, 700点台後半~800点台前半でスコアが止まってしまっている人をターゲットにしています。700点~800点台を取れている人は、自分の勉強法を改めて見 つめ直していないことが多いんです。だから『860点奪取』はぶつかっている 壁の正体,つまり弱点を知ってもらうの が役割だと思いました。勉強法の違い に気付いてもらい、伸び悩んでいる点を 知ってもらった上で、壁を乗り越えるためにはどのようにトレーニングしていけばよいかを提案しています。
僕は何年も前から学習会を開催しているんですが,集まってくる学習者たちで 圧倒的に多いのが,800点~900点 を目指している人たちです。大体1回に 30人~50人くらいが集まる学習会を 200回以上開催してきたので,そのあたりのスコアの人たちが抱える弱点は熟知 しています。そういう意味で,『860点 奪取』の執筆に,僕がベストマッチだと思います。

目標スコア奪取に欠かせない、勉強時間の確保

古澤:私の塾の生徒さん,特に社会人 の人たちが悩んでいるのは、勉強時間の作り方です。何かアドバイスいただけますか。
藤枝:通勤時間の有効活用ですね。リスニングなら、土日など休みの日にスクリプトを読んでおいて,通勤時間に音声を聞くと効果的です。
濱崎:社会人だと、家に帰って勉強はしづらいし,意欲もない。だから僕も1時間半ほどあった通勤時間を利用していました。電車の中で模試を片手に持って、 もう片方の手でスマートフォンに解答を入力するという勉強法を「立ち模試」と 名付けてやっていました。スマホのサイズが大きくなって片手で持てなくなってからは、付箋にAとかBとか解答を書いています。今もやっていますよ。
藤枝:あとは昼休みですよね。最初は 食事に誘われますが,何度も断っていれ ば,そのうち誘われなくなりますよ(笑)。 あ、藤枝さんは TOEIC L&Rなのねって。
濱﨑:昼休みでリスニングが100問解けますね。スコアが欲しかったらそれくらいやらないと。
八島:僕の場合は,隙間時間だけでは足りなくて、生活を変えないと990点 は取れなかったですね。大好きな本や新聞を読むのをやめたり、プライベートの時間の使い方を根本から変えました。まぁ僕は、仕方なくではなくTOEIC L&Rに惚れ込んで自らそうしたわけなので、あんまり他の方の参考にはならない ですね(笑)。
藤枝:僕は行く居酒屋が変わりました。 暗いところはダメ,うるさいところもダメですね。明るくて、静かで勉強できる ところに行くようになりました。そこで, 「400問解くまで帰らないぞ」などと決めて勉強していました。

600点を取るためには、「全部解く」必要はない!

編:『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』の特長を お聞かせください。
八島:先ほど申し上げたように,「600点」 は TOEIC L&Rを 受ける上でまず目標とされることの多いスコアです。そのため 本書は、このシリーズの中での「600点奪取」という位置づけと同時に、TOEIC L&R入門書として十分な1冊にしたいと 考えました。そのため、やや難易度が高い問題形式,例えば パート3・4の意図問題やグラフィック問題, パート7のマル チプルパッセージももれなく扱っています。その一方で,確 実に600点を取るための戦略として,「こういう問題は確実に 正解する必要があるが,こういう問題は迷ったら捨ててもいい」 という目標を明確に設定しました。「こういうスタンスなら自分 でもやれるかな」と感じてもらえたらと思います。
編:全ての問題を解けなくても600 点は取れる,ということ ですね。
八島:本書で設定した目標は、リスニングで 340点, リーディ ングで260点を取るというものです(※満点はリスニング・ リーディング各495点)。そのための各パートの目標正解数 も出しています。本書の戦略に沿って解けばその目標正解数 に届くように、緻密に計算しているんですよ。その分析には, 僕のセミナー講師としての経験と研究が活かされています。 600点を目指すレベルの学習者がどういうところにつまずくか を日頃からよく見ているので。
編:TOEIC L&R を受験したことのある人からは,「最後まで解き終わらない」という悩みがよく聞かれます。
八島:900点を取る人であっても200問全てをきちんと解答 するのは難しいので,600点レベルでは解き終わらないのが 普通です。最後まで到達するための方法は2つしかありませ ん。読む量を減らすか、早く読むか、です。読む量を減らす という点からは,前述の通り、こういう問題だけは必ず解きます。

UNIT1
Part 1 (写真描写問題)